雑学

ZBrushCoreとZBrushの違いをわかりやすく解説!機能や特徴を比較!

『ZBrush』は、Pixologic社が開発する3DCGソフトウェアです。

『ZBrush』の他に、『ZBrushCore』という製品も販売されていますね。

あなたは、『ZBrushCore』と『ZBrush』の違いを知っていますか?

 

はなこ
3DCGに挑戦しようと思っているの。

『ZBrush』という製品があるって聞いたんだけど。

『ZBrushCore』という製品なら聞いたことがあるな。
たろう
はなこ
『ZBrushCore』と『ZBrush』って、いったい何が違うの?

 

今回は、『ZBrushCore』と『ZBrush』の機能や特徴を比較し、その違いについて解説します。

『ZBrushCore』『ZBrush』の機能や特徴

『ZBrushCore』も『ZBrush』も、3Dモデリングを行うためのソフトウェアです。

『ZBrushCore』と『ZBrush』の最大の特徴が、ブラッシングによるモデリングです。

通常、3Dモデリングを行う場合は、ポリゴンを細く分割しては頂点を動かして、物体を作成しますよね。

『ZBrushCore』と『ZBrush』では、ペイントツールのように絵を描くような操作で、ポリゴンを作成することができます。

ちょうど、

彫刻をしているようなイメージ

を考えると分かりやすいでしょう。

 

それぞれが持っている機能をまとめると、次の表になります。

『ZBrushCore』『ZBrush』の機能

ZBrushCore ZBrush
3Dモデリング
最大ポリゴン数 2千万 1億
ブラシの数 30 300以上
イラストレーション
テクスチャリング
レンダリング

『ZBrushCore』は、いくつかの機能で "△" となっています。

これは、一応利用できるが機能が少ないということを意味しています。

それでは、細かな違いについて順番に見ていきましょう。

 

『ZBrushCore』と『ZBrush』の違い

『ZBrushCore』と『ZBrush』の主な違いをまとめると次のようになります。

『ZBrushCore』と『ZBrush』の違い

  • 『ZBrushCore』は、最大ポリゴン数が『ZBrush』よりも少ない。
  • 『ZBrushCore』は、ブラシの数が『ZBrush』よりも少ない。
  • 『ZBrushCore』には『ライブブーリアン』と『Sculptris Pro』がない
  • 『ZBrushCore』にはペイントツールの機能がない
  • 『ZBrushCore』には『テクチャーマップ』と『プロジェクションペイント』がない
  • 『ZBrushCore』には『レンダーパス』と『マテリアル編集』がない

 

最大ポリゴン数・ブラシの数

一つのオブジェクトに使えるポリゴンの数は、

『ZBrush』が1億

『ZBrushCore』は2千万

となっています。

細かいディテールまで表現したいのであれば、扱えるポリゴンの数は多いほうが有利です。

『ZBrush』の方が、より細かい表現が可能であるということですね。

 

また、『ZBrush』の最大の特徴であるブラッシングですが、利用できるブラシの数は

『ZBrush』が300以上

『ZBrushCore』は30

と『ZBrushCore』は『ZBrush』の1/10以下です。

 

スカルプト

『スカルプト』とは、ブラッシングによるオブジェクトの作成のことです。

この中で、

『ZBrushCore』は『ライブブーリアン』と『Sculptris Pro』が利用できません。

 

『ライブブーリアン』とは、オブジェクト同士を重ね合わせたり、引き算して凹みを作る機能です。

オブジェクトに穴を開けたり、くぼんだ模様を付けるなどで利用することができます。

 

『Sculptris Pro』は、ブラシのサイズに合わせて自動的にポリゴンの数を変更する機能です。

モデリングでは、最初少ないポリゴンで大まかな形を作り、徐々にポリゴンを増やして細かい部分を作成するのが普通です。

この作業、処理が重く、崩れた形の調整が必要になるなど、意外に面倒な作業です。

ブラッシング時にポリゴンの数を自動で変更してくれると、作業が非常に楽になります。

 

イラストレーション

背景を描いたり、オブジェクトに模様を描くようなことは『ZBrushCore』ではできません。

そのような処理は、他のツールを利用する必要があります。

 

テクスチャリング

『テクスチャリング』とは、オブジェクトに絵や模様を貼り付ける操作のことです。

オブジェクトに人の肌を貼り付けて人間を表したり、木目や金属などのテクスチャーで物を表現するために必要な機能です。

『ZBrushCore』には、このための『テクスチャーマップ』という機能がありません。

また、

スポットライトをあてるといった、『プロジェクションペイント』の機能もありません。

 

レンダリング

『レンダリング』は、作成したオブジェクトを綺麗に描くための最終工程です。

モデリング時のオブジェクトは、描画を速くするために荒く描画されています。

『レンダリング』を行うことで、綺麗な画像として完成するわけですね。

『レンダーパス』では、『レンダリング』を行った後に明るさを調整したり、影のデータを上乗せするようなことができます。

 

また、『マテリアル編集』とは質感を表現するための機能で、木材や金属など、テクスチャーに合わせた質感に調整することができます。

『レンダーパス』と『マテリアル編集』は、『ZBrushCore』にはありません。

 

はなこ
こうしてみると、『ZBrush』のほうが機能は多いということね。
じゃあ、『ZBrushCore』を買う意味はないんじゃないの?
たろう

 

『ZBrushCore』と『ZBrush』には、値段の違いもあります。

『ZBrushCore』が21,000円で購入できるのに対し、『ZBrush』は113,000円と、5倍以上の値段になります。

『ZBrushCore』は、まずは試しに使ってみたい人や、それほど高度なことはしない人向けの製品と言えます。

 

はなこ
確かに、いきなり使いこなせるわけじゃないし、初心者には『ZBrushCore』で十分かもね。
後で『ZBrush』にアップグレードすることもできるみたいだから、最初は『ZBrushCore』でいいんじゃないかな?
たろう

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まとめ

今回の違いのポイントを、まとめていきましょう。

ポイント

  • 『ZBrushCore』は、最大ポリゴン数が『ZBrush』よりも少ない。
  • 『ZBrushCore』は、ブラシの数が『ZBrush』よりも少ない。
  • 『ZBrushCore』には、『ライブブーリアン』と『Sculptris Pro』がない
  • 『ZBrushCore』には、ペイントツールの機能がない
  • 『ZBrushCore』には、『テクチャーマップ』と『プロジェクションペイント』がない
  • 『ZBrushCore』には、『レンダーパス』と『マテリアル編集』がない
  • 『ZBrushCore』の価格は、21,000円、『ZBrush』は113,000円である。

『ZBrushCore』や『ZBrush』の最大の特徴である『スカルプト』は、操作を習得するのが難しい機能でもあります。

まずは、『ZBrushCore』で操作の感触を確かめてみることをおすすめします。

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