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【怪しい】サタプラ試してランキングは信用できる?ステマ疑惑や忖度の実態を徹底検証【2025年版】

土曜日の朝、トーストをかじりながらテレビをぼんやり眺めていると、画面の中でアナウンサーがひたすら冷凍チャーハンを食べ続けている。

あるいは、何十台もの掃除機を並べて、ひたすら小麦粉を吸い続けている。

 

そう、TBS系列『サタデープラス(サタプラ)』の名物コーナー、「ひたすら試してランキング」です。

 

我が家でも、この時間は義母と夫、そして小学4年生の息子が食い入るように画面を見つめています。

「あら、このポン酢が1位だって。お父さん、今度これ買ってきてよ」

なんて会話が繰り広げられる平和な朝。

 

でも、私は知っています。

画面の前のみなさんも、そしてスーパーの棚の前で立ち尽くすみなさんも、心の中でこんなモヤモヤを抱えていることを。

  • 「毎週見てるけど、特定のメーカーばかり1位になってない? これってステマじゃないの?」
  • 「『忖度なし』って言ってるけど、テレビの演出でしょ? どこまで信じていいのか分からない」
  • 「ランキング1位を買ってみたけど、正直『あれ?』って思ったことがある……失敗したくない!」

その気持ち、痛いほど分かります。

現代のスーパーには、ドレッシングだけで50種類以上が並ぶ「選択肢の地獄」が広がっています。

どれを選べばいいか分からない。

失敗して夫や子供に「まずい」と言われたくない。

そんな私たちの心の隙間に、サタプラの「これが正解です!」というランキングは、あまりにも魅力的に響きます。

 

しかし、ちょっと待ってください。

そのランキング、本当に「ガチ」なんでしょうか?

テレビという巨大なビジネスの中で、スポンサー企業にお金を出してもらっている番組が、本当に「忖度なし」で商品を格付けできるのでしょうか?

 

この記事を書いている私は、普段はフルタイムの会社員として都内へ片道1時間の満員電車通勤をしつつ、副業でライターをしている40代の主婦です。

長崎の田舎から上京して20年。

東京での一人暮らし経験と、現在は義父母との同居生活で鍛えられた「主婦の直感」、そしてネットの情報の海を泳ぎ回る「ライターとしてのリサーチ力」。

この二つの武器を手に、今日はサタプラの裏側を徹底的に解剖します。

 

この記事では、サタプラ「試してランキング」が抱える構造的なグレーゾーンスポンサー企業との切っても切れない関係、そして私たちが無意識にハマっている心理トリックまでを、業界の裏事情も交えながら網羅的に解説します。

 

さらには、2025年の最新の法規制やBPOの動向も踏まえ、ただ批判するだけでなく、「じゃあどうすればいいの?」という

賢い活用法

までしっかり提案します。

 

この記事を読めば、あなたはもう、テレビの情報を鵜呑みにして一喜一憂する「情報のカモ」から卒業できます。

「なぜこの商品が1位なのか」

の裏側を理解し、自分にとって本当に必要な「正解」を選び取れる、賢い消費者になれるはずです。

 

結論から言えば、サタプラのランキングは

7割信じて、30割疑う」

のが正解です。

では、その「30割の疑い」の正体とは何なのか?

そして残りの「7割」をどう活用すれば、私たちの生活は豊かになるのか?

主婦ライターの私が、ちょっと毒舌も交えつつ、愛を持って切り込みます。

準備はいいですか?

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第1章サタプラ中毒の我が家と、冷めた目の私

まずは、我が家の日常からお話しさせてください。

私の夫は、典型的な「テレビっ子」です。

土曜の朝、サタプラで

「このウインナーが一番ジューシー!」

と紹介されると、その日の午後にはスーパーのカゴにそのウインナーが入っています。

素直というか、単純というか。

 

「見てみろよ、清水アナが10時間もかけて選んだんだぞ。間違いないって」

夫は得意げに言います。

義母も横で頷いています。

「そうねぇ、あのアナウンサーさん、一生懸命で好感が持てるわよねぇ」

 

平和です。

非常に平和な日本の食卓です。

でも、ライターとして情報の裏取りをするのが癖になっている私は、心の中でどうしてもツッコミを入れてしまうのです。

 

「……10時間? たった10時間で何が分かるの?」

 

考えてもみてください。

家電の耐久性テストなんて、本来なら何ヶ月もかけてやるものです。

味覚だって、体調や食べる順番で変わります。

それをたった一人のアナウンサー(と数人の専門家)が、1日や2日で決めた順位。

 

それが「神の啓示」のように扱われ、放送直後のスーパーから商品が消える「サタプラ売れ」という社会現象まで引き起こす。

 

あるコーヒーゼリーが放送後に売り上げ72万%アップしたというニュースを見た時、私は戦慄しました。

72万%ですよ?

ドラゴンボールのフリーザ様だって、いきなり戦闘力72万倍にはなりません。

この影響力の大きさこそが、サタプラの魅力であり、同時に「怪しさ」の根源でもあります。

 

私たちはなぜ、ここまでランキングに弱いのでしょうか。

そして、その裏でほくそ笑んでいるのは誰なのでしょうか。

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第2章なぜ私たちは「ランキング」という神託を求めるのか

サタプラが人気なのは、単に情報が役立つからだけではありません。

もっと根本的な、現代人の心の闇……

というと大袈裟ですが、心理的な弱点に見事にハマっているからです。

選択のパラドックス:ドレッシング50種類の地獄

皆さんは、仕事帰りの疲れた頭でスーパーのドレッシング売り場に立った時、絶望したことはありませんか?

和風、ごま、シーザー、イタリアン、中華、ノンオイル……。

メーカーも大手からPB(プライベートブランド)、ちょっとお高い専門店系まで、軽く50種類は並んでいます。

 

心理学に

「選択のパラドックス

という言葉があります。

人は選択肢が多すぎると、選ぶ自由を喜ぶどころか、選ぶこと自体にストレスを感じ、結果として不幸になるという理論です。

 

「どれが一番美味しいの?」

「失敗したくない」

「高いのを買ってハズレだったらどうしよう」

脳のリソースが枯渇した私たちにとって、この「選択」という作業は苦行以外の何物でもありません。

 

そこに現れるのが、サタプラです。

白衣の天使(アナウンサー)が微笑んで言います。

「私たちが全部試しました! 迷わなくていいんです! これが1位です!」

 

これはもう、救済です。

神託です。

私たちがサタプラに求めているのは、「商品のスペック」ではありません。

「選ぶ面倒くささからの解放」なのです。

 

「テレビで1位だったから買った」という事実は、もし家族に「これ微妙だね」と言われた時の言い訳(免罪符)にもなります。

「私が選んだんじゃないの、テレビが言ってたの!」と。

「10時間検証」という労働の正当化

サタプラの特徴といえば、画面の隅に表示される「検証時間 12時間30分」といったテロップ。

そして、髪を振り乱しながらひたすら試食し、ピンセットで具材を数え、重さを量るアナウンサーの姿。

 

これを見て、「効率悪いな」と思う人は稀でしょう。

多くの人はこう思います。

「うわぁ、大変そう……」「ここまでやってくれたんだから、信用できるわ」と。

 

ここには

「労働の正当化(Effort Justification)」

という心理効果が働いています。

人は、ある結果を得るために多大な労力が費やされたことを知ると、その結果の価値を無条件に高く見積もる傾向があります。

 

「これだけの汗と涙が流されているのだから、このランキングには嘘がないはずだ」

そう信じたくなるのです。

 

私もライターとして、記事を書くのに何冊も本を読んでリサーチします。

でも、読者が求めているのは「私がどれだけ苦労したか」ではなく「正しい情報」ですよね。

しかしサタプラは、この「苦労(プロセス)」そのものをエンターテインメントとして見せることで、情報の信頼性を担保するという、非常に高度な(そしてちょっとあざとい)演出を行っているのです。

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第3章:業界の闇?「忖度」と「ステマ」のグレーゾーンへようこそ

さて、ここからが本題です。

「忖度なし」を謳うサタプラですが、本当にそうなのか?

構造的な「グレーゾーン」に切り込んでみます。

長崎の母ちゃんには見せられない、大人の世界の裏事情です。

スポンサーという絶対君主

テレビ番組は、霞(かすみ)を食べて生きているわけではありません。

莫大な制作費は、スポンサー(広告主)からの広告収入で賄われています。

これは資本主義の基本ルールです。

サタプラも例外ではありません。

2024年から2025年にかけての主なスポンサーを見てみると、以下のような企業が名を連ねています。

  • アイリスオーヤマ(家電界の風雲児)
  • ニチレイ(冷凍食品の巨匠)
  • セブン&アイ・ホールディングス(コンビニ界の覇者)

おや?

と思った方。

その勘は正しいです。

これらの企業の商品は、サタプラのランキングで頻繁に登場し、そして高確率で上位にランクインしています。

 

「やっぱり金で順位を買ってるんじゃないか!」

と憤りたくなる気持ちも分かりますが、話はそう単純じゃありません。

もし露骨に

「1000万円払うから1位にしてくれ」

という契約があれば、それは完全にクロ。

違法なステマですし、今の時代、内部告発ですぐにバレます。

 

しかし、テレビ業界にはもっと巧妙な力学が存在します。

それが「アクセシビリティ・バイアス」「大人の付き合い」です。

 

番組を作る側からすれば、商品を15種類集めるだけでも大変です。

その時、スポンサー企業は非常に協力的です。

商品の貸し出し、開発担当者の出演、工場取材の許可……。

「番組作り」において、スポンサー企業は最強のパートナーなのです。

一方、スポンサーではない企業、特に競合他社や非協力的なメーカーの商品は、そもそも検証の土俵に上がりにくい。

 

そして評価の段階でも、

「いつもお世話になっているあそこの商品を、無下にはできないよね」

という空気が働かないわけがない。

人間だもの。

直接的な指示はなくても、「関係性の深い企業の商品が、自然と有利な扱いを受ける」

これが「構造的な忖度」の正体です。

 

結果として、アイリスオーヤマの家電やセブン-イレブンの惣菜がよく登場し、よく褒められる。

これは「やらせ」ではなく、ビジネスエコシステムの結果なのです。

「最下位」を映さない優しさという名の隠蔽

サタプラが「ガチ」かどうかを見極める最大のポイント。

それは「最下位を公表するかどうか」です。

 

皆さんも気づいているはずです。

ランキングで発表されるのは、基本的にトップ5だけ。

たまに「ワースト」的なダメ出しもありますが、商品名が分からないようにモザイクがかかっていたり、「惜しい!」というニュアンスで処理されていたりします。

 

本当に消費者のことを第一に考える「忖度なし」のジャーナリズムなら、「買ってはいけないワースト商品」こそ実名で教えてほしいですよね?

「この掃除機は吸引力がなさすぎてゴミが増えます」

「このパスタソースは味が薄すぎてお湯みたいです」

そう言ってくれたら、私たちは無駄なお金を使わずに済みます。

 

でも、サタプラはそれをしません。

なぜか?

敵を作りたくないからです。

もし特定の商品を酷評して、そのメーカーが激怒したらどうなるか。

スポンサーになってくれなくなるかもしれない。

番組への協力を拒否されるかもしれない。

テレビ局にとって、それはリスクが高すぎるんです。

 

一方、雑誌の『LDK』をご存知ですか?

あの雑誌は広告を一切載せず、全商品を編集部が自腹で買って検証しています。

だから平気で

「D評価」

「買うな」

と実名で書ける。

あれこそが真の「忖度なし」です。

サタプラの「忖度なし」は、あくまで

「テレビ番組として成立する範囲内での(=スポンサーを怒らせない範囲での)、演出された忖度なし」

だと理解しておく必要があります。

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第4章数字は嘘をつかないが、詐欺師は数字を使う

「でも、サタプラはちゃんと点数を出してるじゃない!」

夫はそう反論します。

確かに、

5項目×10点満点=50点満点

という数値化は、客観的に見えます。

しかし、ここにもマジックがあります。

評価基準というブラックボックス

長崎出身の私としては、「味」の評価には特に敏感です。

東京に来て最初に衝撃を受けたのは、うどんのつゆが黒いことと、醤油が辛いことでした。

九州の醤油は甘いんです。

刺身醤油なんてシロップかと思うくらい甘い。

そんな私の舌で「醤油ラーメンランキング」をつけたら、間違いなく九州系の甘い醤油を使ったラーメンが1位になります。

でも、東京の人が審査したら「甘すぎる」と低評価になるでしょう。

 

つまり、

「味」という項目は、誰が審査するかによってどうにでもなる「調整弁」

なんです。

番組ではプロの料理人が審査員として登場しますが、彼らの好みがランキングに反映されないはずがありません。

 

さらに言えば、「どの5項目を選ぶか」も番組側の自由です。

例えば、あるスポンサー企業の掃除機を1位にしたいとします。

その掃除機は「吸引力」はイマイチだけど、「軽さ」と「安さ」はずば抜けている。

そんな時は、評価項目における「吸引力」の配点比重を下げ、「軽さ」と「コスパ」という項目を設定して重視すればいいんです。

そうすれば、嘘をつくことなく、堂々とその商品を「総合1位」にできます。

 

数字は嘘をつきませんが、数字の使い方は嘘をつける。

「客観的なデータ」に見えるものも、実は「主観的なルール設定」の上に成り立っていることを、私たちは忘れてはいけません。

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第5章:2025年現在私たちは騙されているのか?

時代は進み、今は2025年11月。

ステマに対する世間の目はかつてないほど厳しくなっています。

そんな中、サタプラの立ち位置はどうなっているのでしょうか。

BPO勧告という衝撃と、テレビ界の焦り

記憶に新しいのが、2025年7月にBPO(放送倫理・番組向上機構)が出した勧告です。

TBS系列の『熱狂マニアさん!』という番組で、ニトリの商品を過剰に宣伝しすぎたことが「放送倫理違反」だと認定されました。

「これ、番組なの? それとも2時間の長いCMなの?」

と視聴者が混乱するような作りが問題視されたわけです。

 

これはサタプラにとっても対岸の火事ではありません。

同じTBS系列、同じような商品紹介バラエティ。

制作現場には激震が走ったはずです。

「やりすぎると怒られるぞ」

「もっと中立っぽく見せないとマズいぞ」

 

現在、サタプラが以前にも増して「数値データ(重さや加熱時間など)」を強調したり、あえてマイナーな地方メーカーの商品をランクインさせたりしているのは、このBPO勧告の影響があると考えられます。

露骨な「特定企業推し」はリスクが高い。

だからこそ、より巧妙に、より自然に見える形でバランスを取っている。

そう見るのが妥当でしょう。

それでもなくならない「サタプラ売れ」

法規制が厳しくなっても、BPOに怒られても、サタプラの影響力は衰えません。

なぜなら、企業側も番組側も、そして私たち視聴者も、この「祭り」を求めているからです。

 

企業は売上が欲しい。

番組は視聴率が欲しい。

視聴者は「失敗しない買い物」がしたい。

 

この三者の利害が一致している限り、サタプラというシステムはなくなりません。

72万%アップという数字は、もはや経済現象です。

これだけの力を持つメディアを、企業が放っておくはずがない。

あの手この手で「取り上げてもらうための努力」をするでしょう。

それを「企業努力」と呼ぶか「裏工作」と呼ぶかは、見方次第です。

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第6章他メディアとの仁義なき戦い

サタプラの立ち位置をより明確にするために、他のメディアと比較してみましょう。

メディア特徴信頼性の源泉忖度度
サタプラアナウンサーの長時間検証プロセスの可視化(スポンサーあり)
雑誌LDK専門機関テスト・全実名自腹購入・広告なし(ガチ辛口)
YouTuber長期使用レビュー個人の信用・マニア視点低〜中(案件次第)
ヒルナンデスタレントのリアクション楽しさ・共感(ほぼ宣伝)

LDKとの決定的な違い

雑誌『LDK』は「テストするモノ批評誌」として、広告を一切入れないスタイルを貫いています。

だからこそ、大手メーカーの商品でも

「洗浄力が足りない」

「味が悪い」

とバッサリ斬ることができます。

もしあなたが「真実」を知りたいなら、LDKの方が確実です。

 

しかし、サタプラにはLDKにはない強みがあります。

それが「シズル感」と「分かりやすさ」です。

テレビの大画面で見る、ジュージューと焼けるハンバーグの映像。

アナウンサーが美味しそうに食べる表情。

これは文字と写真だけの雑誌には真似できません。

「失敗したくない」という理性の欲求はLDKで満たせますが、「美味しそう!食べたい!」という感性の欲求はサタプラが満たしてくれるのです。

YouTuberとの使い分け

家電などは、専門知識を持ったYouTuberのレビューの方が参考になることが多いです。

彼らは

「1ヶ月使ってみた」

「半年で壊れた」

といった長期レビューを発信できるからです。

サタプラの「10時間」では、耐久性や長期的な使い勝手の変化までは見抜けません。

高額な家電を買うときは、サタプラで候補を知り、YouTuberで詳細を確認する。

この二段構えが最強です。

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第7章:主婦ライター直伝!サタプラ・サバイバル術5選

ここまで散々、

「サタプラは完全には信用できない」

という話をしてきました。

「じゃあ、もう見るなってこと?」

いえいえ、違います。

私は毎週見てますし、これからも見ます。

だって面白いもん。

大事なのは「信じる」ことではなく、「使いこなす」ことです。

 

ここからは、私が実践している

「サタプラの情報に踊らされず、良いとこ取りをするためのサバイバル術」

を伝授します。

術ノ壱:総合順位は無視せよ!「部門別」こそ真実

先ほど言ったように、総合順位は配点のさじ加減で変わります。

だから私は、総合ランキングはエンタメとして流し見します。

注目すべきは「部門別1位」です。

  • 「機能性部門1位」
     数値で測定しているので信頼性が高い。
  • 「コスパ部門1位」
    10gあたりの価格など、絶対的な事実に基づいている。

もしあなたが「とにかく安いものが欲しい」なら、総合1位の高い商品を買う必要はありません。

コスパ部門の1位を買えばいいんです。

自分のニーズに合った「部分的な真実」だけを抜き取る。

これが賢い見方です。

術ノ弐:Amazonの「★1レビュー」を読みに行け

サタプラで「これ最高!」と紹介された商品があったら、すぐにポチってはいけません。

スマホを取り出し、Amazonや価格.comを開きます。

そして、あえて

評価の低い「★1」や「★2」のレビュー

を読みに行きます。

 

そこには、番組では語られなかった「不都合な真実」が書かれています。

「重すぎて手首が腱鞘炎になりそう」

「音がうるさすぎて近所迷惑」

「味がケミカルで無理」

 

もちろん、中にはただのクレーマーもいますが、複数の人が同じ欠点を指摘していたら、それは事実である可能性が高い。

その欠点が自分にとって許容できるか(例えば、音はうるさいけど吸引力が凄いならOK、とか)を確認してから買う。

これをやるだけで、買い物に失敗する確率は激減します。

術ノ参:一週間「寝かせる」勇気

放送直後のスーパーは戦場です。

サタプラで紹介された商品の棚は空っぽ。

ここで「売り切れだ! 欲しい!」と焦ってはいけません。

人間の心理として、手に入らないものほど欲しくなるものですが、そこはグッと我慢。

 

一週間、待ちましょう。

 

一週間経てば、在庫も復活します。

そして何より、放送直後に飛びついた人たちのリアルな口コミがSNSに上がってきます。

「テレビで見て買ったけど、期待外れだったわ……」

という屍(しかばね)たちの声を聞くことができるかもしれません。

あるいは「やっぱり最高だった!」という称賛の声が続いているかもしれません。

 

一週間経ってもまだその商品が欲しければ、それは本物です。

衝動買いを防ぐための「冷却期間」を設けること。

これも防衛策の一つです。

術ノ肆:スポンサー企業の商品は「話半分」で聞く

番組の冒頭や途中で流れるCMを見て、どの企業がスポンサーかを確認しましょう。

もしスポンサー企業の商品が1位になった場合は、

「商品は良いかもしれないが、演出で3割増しに褒められているかもしれない」

と、心の中で補正をかけることが大切です。

 

逆に、スポンサーではないメーカー、特に地方の中小企業の商品が上位に入った場合、その信頼度は極めて高いと言えます。

政治力のない企業が勝つということは、実力が本物である証拠だからです。

そういう商品こそ、サタプラが見つけてくれた「宝物」です。

術ノ伍:義母対策としてのサタプラ知識

同居嫁として、これが一番大事かもしれません(笑)。

義母がサタプラを見て

「これ買いましょう」

と言ってきた時、無下に断ると角が立ちます。

そんな時は、サタプラの知識を逆手に取るんです。

 

「お義母さん、これ総合1位ですけど、部門別の味評価はこっちのメーカーの方が上でしたよ。お義母さん、味にこだわりがあるから、こっちの方がお口に合うんじゃないですか?」

 

こう言えば、義母のプライドをくすぐりつつ、より確実な商品へと誘導できます。

サタプラを共通言語にして、家庭内の平和を守る。

これぞ主婦の知恵です。

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第8章:【深掘り考察】なぜ「コンビニ」ばかり強いのか?

最後に、もう一つ気になっていることを深掘りさせてください。

最近のサタプラ、やたらとコンビニの商品が強くないですか?

ローソンのスイーツ、ファミマのパン、セブンの惣菜。

 

「コンビニへの忖度だ!」

と言うのは簡単ですが、私はここにもっと深い「現代のリアル」を感じます。

「買える」ことのエンタメ性

もしサタプラが、北海道の山奥で職人が一人で作っている「幻のチーズケーキ」を1位にしたらどうなるでしょう?

「へぇ、美味しそう」とは思うけど、買えませんよね。

お取り寄せで半年待ちとか言われたら、興味も失せます。

 

テレビ番組にとって一番怖いのは、視聴者に「自分には関係ない」と思われることです。

その点、コンビニは最強です。

放送が終わった瞬間、サンダル履きで買いに行ける。

「あ、これさっきテレビでやってたやつだ!」

と店で手に取る瞬間の喜び。

これを視聴者に提供できるのがコンビニ商品なんです。

 

番組制作者側からすれば、視聴率を稼ぎ、SNSで話題にしてもらうためには、視聴者が「自分事化」しやすい商品を扱う必要があります。

それが結果として、全国どこにでもあるコンビニ商品の優遇に繋がっている。

これは企業への忖度というより、視聴者への

「アクセシビリティ(利便性)」の提供

なんです。

 

「お取り寄せの名品」より「近所のコンビビスイーツ」。

私たちが求めているのが「手軽な幸せ」である以上、ランキングがコンビニだらけになるのは、ある意味で私たちの欲望を反映した結果なのかもしれません。

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結論サタプラは「鏡」である

長々と書いてきましたが、結論です。

 

サタプラ「ひたすら試してランキング」は、信用できるのか?

答えは「70%信じて、30%疑え」です。

 

アナウンサーたちが汗を流して検証しているデータ(重さや数など)は本物です。

そこには嘘はないでしょう。

しかし、そのデータの切り取り方、順位の付け方、商品の選び方には、間違いなく「大人の事情」や「演出」が含まれています。

 

でも、それを責めても仕方ありません。

テレビはボランティアではなくビジネスですから。

むしろ私たちは、この番組を「鏡」として見るべきです。

「選ぶのが面倒くさい」

「失敗したくない」

「みんなと同じものがいい」

そんな私たちの心理が、サタプラという番組を人気者にし、ランキングという神託を生み出しているのです。

 

だから、賢く利用しましょう。

番組が提示する「正解」を鵜呑みにするのではなく、「提案」として受け取る。

「へぇ、こんな商品があるんだ。面白そう」

と楽しみつつ、最後は自分の目と舌、そしてスマホ(検索)で確認する。

 

そうやって情報を咀嚼(そしゃく)できるようになった時、サタプラは単なる「怪しいランキング番組」から、私たちの生活を豊かにする

「最強のカタログ」

へと進化します。

 

今週末のサタプラ、私はまた義母と一緒に見るでしょう。

「あら、これ美味しそう」と言う義母に、「ネットの評判見てみますね〜」とスマホを片手に微笑む。

そんな距離感が、今の私たちにはちょうどいいのかもしれません。

 

皆さんも、よい週末を。

そして、よいお買い物を!

-その他