満員電車に揺られながら、スマホでこの原稿を書いています。
中央線の混雑具合を見るたびに、
「これ全員黒マテリアでメテオ落としたくならないのかな」
なんて不穏なことを考えてしまう今日この頃。
2026年1月、皆様いかがお過ごしでしょうか。
発売からもうすぐ2年が経とうとしている『FINAL FANTASY VII REBIRTH』。
我が家の息子(小4)はとっくにクリアして次のゲームに移っていますが、母である私はいまだにあのエンディングの「意味」を反芻しては、味噌汁を吹きこぼしそうになっています。
さて、あなたも今、こんなモヤモヤを抱えてこのページに辿り着いたのではありませんか?
- 「エアリスは結局死んだの? 生きてるの? どっちなの!?」と、画面の前で叫びたくなった。
- 「なんでクラウドのポケットに黒マテリアが入ってるの? 神殿で渡したじゃん!」と、記憶喪失を疑って自分の頭を抱えた。
- クリア後の考察サイトを見ても、「Part3を待て」ばかりで、今この瞬間の消化不良感が解消されずにイライラしている。
わかります。
すごくわかります。
私もエンディングを見た直後、夫に
「ねえ、これどういうこと!?」
と詰め寄って、
「俺に聞くなよ…」
と引かれた経験がありますから。
昨今のゲーム、特にFF7リメイクプロジェクトは、風呂敷を広げるだけ広げて
「考察はユーザーにお任せ☆」
みたいなスタンスが多くて、忙しい現代人にはちょっとカロリーが高いですよね。
ネット上の攻略サイトも、コピペみたいな情報ばかりで、
「そこじゃないんだよ、私が知りたいのは!」
という核心部分に触れていないこともしばしば。
申し遅れました。
私、普段は企業様のメディアで記事を書いているライターをしております。
長崎の片田舎から上京して早数十年。
東京の荒波に揉まれながら、会社員として働き、母として息子を育て、その合間(主に通勤時間の往復2時間)をすべて『FF7』の研究に費やしてきました。
プレイ時間は優に500時間を超え、アルティマニアはボロボロになるまで読み込み、海外の解析リーク情報まで翻訳して読み漁る始末。
もはや「趣味」の域を超えて「執念」です。
この記事では、そんな私が主婦の勘と、ライターとしての執拗なリサーチ力を駆使して、以下の内容を徹底的に解き明かします。
- 「多元宇宙(マルチバース)」の仕組みを、スーパーのチラシくらい分かりやすく図解レベルで解説。
- 「黒マテリア」がなぜクラウドの手元にあるのか、その恐るべき正体と「新設定」の真意。
- エアリスの生死と、次回作「Part3」で待ち受ける展開のガチ予想。
この記事を読み終わる頃には、あの難解だったエンディングの霧が晴れ、
「なるほど、そういうことだったのか!」
と膝を打つことになるでしょう。
そして、2027年(予想)の完結編に向けて、ただ待つだけではない「新しい視点」でFF7の世界を楽しめるようになるはずです。
さあ、モヤモヤした霧をバスターソードで一刀両断しに行きましょう。
ここからはネタバレ全開、ブレーキなしで参ります。
準備はいいですか?
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第1章:忘らるる都「シュレーディンガーのエアリス」現象

物語のクライマックス、忘らるる都。
原作『FF7』をプレイしたことのある人(私も当時中学生でした)なら、誰もが身構えたはずのあの瞬間。
セフィロスが上空から降ってくるシーンです。
ここで起きたことを、スーパーのスロー再生のように、あるいは息子の宿題をチェックするような厳しさで、感情を排して見直してみましょう。
観測者クラウドによる「現実の書き換え」
まず、物理的な事実として何が起きたか。
クラウドは、運命の番人(フィーラー)が作る黒い霧の壁を突破しました。
そして、振り下ろされた正宗を、バスターソードで
「ガキン!」
と受け止め、弾き飛ばしました。
これは間違いありません。
金属音が鳴り、正宗はエアリスの身体に触れることなく、地面に突き刺さりました。
「やった! 歴史を変えた!」
そう思った直後です。
画面にまるで古いテレビのようなノイズが走り、次の瞬間、エアリスは血を流して倒れている。
でも、また次の瞬間には無傷でクラウドを見上げている。
これ、量子力学で言うところの
「シュレーディンガーの猫」状態
ですよね。
箱を開けるまで猫が生きているか死んでいるか決まっていないのではなく、
「生きている状態」と「死んでいる状態」が重なり合って同時に存在している
というあれです。
ここから導き出される、私の「超俯瞰的」な仮説はこうです。
あの瞬間、世界は完全に二つに割れました。
- クラウドが正宗を弾き、エアリスを救出した世界(生存ルート)
- 原作通り、正宗がエアリスを貫いた世界(死亡ルート)
そして重要なのは、
クラウド自身がその分岐点(特異点)になってしまった
ということです。
彼はただ「幻覚」を見ているのではありません。彼は、自分の願望と行動によって生み出された
「エアリスが生きている世界」
を、強烈な意志で観測し続けているのです。
人間って、見たくないものには蓋をする生き物ですが、クラウドの場合は蓋をするどころか、
「別の現実」を創造してそこに住み着いてしまった
のかもしれません。
「虹色の光」はエラーログか、希望のサインか
ザックスのパートでも度々登場した「虹色の光(Rainbow Effect)」。
あれは単なる綺麗なエフェクトではありません。
物語のシステム的な視点で見ると、あれは
「運命のプログラムが書き換えられた時に発生するシステムログ」
のようなものです。
クラウドが剣を弾いた瞬間、確かにあの虹色の光が発生しました。
つまり、システムのルール上、一度は「回避」が成立したんです。
しかし、セフィロスというウイルス、あるいは「運命」という名の巨大な修正力が、それを「死」という結果に強引に上書きしようとした。
その結果生じたのが、あのノイズ混じりの不気味な映像なのではないでしょうか。
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第2章:多元宇宙「並行処理」システム

『リバース』の世界構造を理解するには、
「忠犬スタンプ」
というアイコンに注目する必要があります。
開発チームは本当に意地悪ですよね(褒め言葉です)。
ポテトチップスの袋に描かれた犬の絵柄を変えるだけで、ここが別の世界線であることを示唆するなんて。
スタンプが示す「世界線のバーコード」
ちょっと整理してみましょう。
この世界は今、複数のサーバーで同時に異なるシミュレーションが行われているような状態です。
- ビーグル(本編世界)
私たちがずっと操作してきたメインの世界。
ここではエアリスは(仲間たちの視点では)亡くなっています。
空は青く澄んでいます。 - テリア(ザックス生存世界A)
『リメイク』のラストで分岐した世界。
ミッドガルには竜巻の被害があり、魔晄が枯渇しかけています。
クラウドとエアリスは昏睡状態。 - パグ(ザックス分岐世界B)
ザックスがビッグスを助けようとした結果生まれた世界。 - スピッツなど
選択肢の数だけ無数に分岐する世界たち。
これ、主婦の日常に例えるなら、「今日の夕飯をカレーにした私」と「ハンバーグにした私」と「疲れてスーパーのお惣菜を買った私」が、別々の時空で同時に存在しているようなものです。
ただ、FF7の世界においてこの「分岐」はタダではありません。
リユニオン=データのデフラグ(最適化)
セフィロスは言いました。
「世界は混じり合い、リユニオンする」と。
ここからが私の「深読み」の本領発揮です。
ライフストリームとは、星を巡る精神エネルギーであり、いわば
「星の記憶データ」
そのものです。
世界線が無数に分岐するということは、それだけデータ量が増え、メモリを食うということです。
ザックスの世界で空に亀裂が入っているのは、もうその世界を維持するだけのリソース(ライフストリーム)が枯渇しているからではないでしょうか?
いわば、メモリ不足でスマホのアプリが落ちかけている状態です。
セフィロスの目的である「リユニオン(統合)」とは、この散らばった無数の世界線(並行処理されているデータ)を強制的に一つに統合し、
「莫大なエネルギーを一手に掌握すること」。
彼は、星という巨大なコンピューターの管理者権限を奪うために、あえて世界を混乱させ、最後にすべてを飲み込もうとしている
――そう考えると、彼の行動原理がスッキリ理解できませんか?
私たちプレイヤーが
「どっちの世界が幸せかな?」
なんて迷っている間に、彼はすべての世界を「資産」として回収しようとしているのです。
恐ろしい男です、本当に。
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第3章:ギ族の新設定「黒マテリア」の正体

さて、ここからが本題です。
今回の『リバース』で最も衝撃的だった設定変更。
それは「ギ族」と「黒マテリア」の関係です。
ここを理解しないと、エンディングの意味は絶対に分かりません。
ギ族=宇宙からの「不法滞在者」
原作ではただの「不気味なアンデッド」だったギ族が、まさか
「宇宙から来た異星人」
だったとは。
彼らは自分たちの星を失い、このガイアに漂着しました。
しかし、ガイアのライフストリーム(輪廻転生システム)は、彼らを受け入れませんでした。
「お前たちはこの星のデータじゃないから、保存も再生もできないよ」
と弾かれてしまったわけです。
その結果、彼らは死ぬこともできず、永遠に地上を彷徨い続けることになりました。
これ、想像すると地獄ですよね。
終わりのない残業を永遠にさせられているようなものです。
彼らの願いは「支配」ではなく、ただの「消滅」。
眠りたい、終わりたい。
その一心でした。
黒マテリア=圧縮された「呪いのデータ」
そんな彼らが作り出したのが「黒マテリア」です。
驚くべきことに、彼らは星から
「無垢なるマテリア(透明なマテリア)」
を盗み出し、そこに自分たちの数千年に及ぶ怨念と祈りを込めることで、人工的に黒マテリアを精製しました。
つまり、黒マテリアとは古代種の遺産なんかじゃありません。
「この世界ごと、自分たちをデリート(消去)してくれ」という、異星人たちの悲痛な願いが圧縮されたプログラム
なのです。
メテオとは、星を浄化する魔法ではなく、文字通り
「システムを物理的に破壊して強制終了させるためのコマンド」
だったわけです。
なぜクラウドのポケットに黒マテリアがあるのか?
ここでエンディング最大の謎に戻ります。
クラウドは古代種の神殿で、セフィロスに黒マテリアを渡しました。
それなのに、なぜエンディングで彼のポケットに黒マテリアが入っていたのか?
そして、なぜ彼はそれをバスターソードに隠し、「リユニオン」と呟いたのか?
ここで私が提唱したい、戦慄の仮説があります。
「クラウドが持っているのは、セフィロスの黒マテリアではない」説です。
思い出してください。
物語の中盤、エアリスはクラウドに、色が抜けて透明になった「白マテリア(効果を失ったもの)」を託しました。
そして今、クラウドの手にあるのは黒いマテリア。
ギ族の製法を思い出してください。
「透明なマテリア」に「強い祈り(怨念)」を込めると、黒マテリアになる……。
まさかとは思いますが。
エアリスを失った(と認識しかけた)瞬間のクラウドの絶望。
「こんな世界は認めない」
「セフィロスを殺す」
「エアリスを取り戻す」
という、彼の魂の底から湧き上がった強烈な「負の祈り」。
それが、ポケットの中の透明なマテリアを変質させ、
「第2の黒マテリア」を生み出してしまった
のではないでしょうか?
もしそうだとしたら、クラウドが呟いた「リユニオン」は、単にセフィロスに操られているという意味ではありません。
彼自身が、無意識のうちに
「世界を破壊してでも、エアリスがいる世界を作り直したい」という魔王的な動機
を持ってしまったことを意味します。
愛ゆえの闇落ち。
夫が私のために良かれと思って高額な美顔器を買ってくるような(ちょっと違いますね)、純粋ゆえの暴走です。
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第4章:エアリス・ゲインズブール「クラウド・ストレージ」化

エアリスは死んだのか、生きているのか。
私の見解はこうです。
「彼女はサーバー管理者になった」。
オムニ・エアリスの戦略
本作のエアリスは、明らかに「未来を知っている」ような素振りを見せていました。
いわゆる「2周目エアリス」説ですね。
彼女は、セフィロスが世界をリユニオン(統合)しようとしていることを知っていました。
だからこそ、彼女は自らの肉体を「囮」にしたのではないでしょうか。
第14章の冒頭、夢の世界のような場所で、彼女はクラウドとマテリアを交換しました。
- クラウドへ
「中身の入った白マテリア」。
これが未来への希望、メテオを止める鍵です。 - エアリスへ
「透明なマテリア」。
これは空っぽの器です。
彼女は、物理的な肉体が滅びることを受け入れた上で、自分の意識データをライフストリームという巨大なネットワーク(クラウド・ストレージと言ってもいいでしょう)にアップロードしたのです。
エンディングでクラウドに見えているエアリスは、単なる幻覚ではなく、
ライフストリームからアクセスしてきている「オムニ・エアリス」のアバター
なのかもしれません。
彼女は今、生と死の境界線から、セフィロスのハッキングに対抗しようとしています。
「メテオは私がなんとかする」。
別れ際の彼女の言葉は、システムの内側からウイルス(メテオ)を抑え込むという、管理者としての宣言だったのです。
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第5章:乖離する認識ひび割れた空

エンディングのラストシーン、この描写が本当に巧みで、そして残酷です。
ここを見逃していると、次回作で置いてけぼりを食らいますよ。
仲間たちが見た「青空」
ティファやバレットたちが修理したタイニーブロンコから見上げる空は、美しく晴れ渡っています。
彼らにとって、悲劇は終わり、エアリスは帰らぬ人となり、それでも前に進まなければならない「現実」がそこにあります。
ティファのあの沈痛な表情。
あれが「正解」の反応なんです。
クラウドが見た「終わりの空」
一方で、クラウドが見上げる空には、ザックスの世界線と同じ、不気味な
「次元の亀裂」
が走っています。
これは、クラウドが認識している「エアリスが生きている世界」が、
正常な世界ではない
ことを示しています。
その世界は、維持するためのエネルギーが足りず、崩壊に向かっている不安定な世界線なのです。
クラウドは今、二つの世界を股にかける「境界の住人」になってしまいました。
仲間たちと会話は成立していますが、見ている景色は決定的に食い違っています。
これは、認知症の初期症状を見ているようで、なんだか胸が締め付けられます。
彼の精神は、守りたかったものを守れたと信じ込むことで、ギリギリの均衡を保っているのです。
この均衡が崩れた時、つまり彼が「エアリスは死んだ」という客観的事実を突きつけられた時、彼の中で何が起こるのか……
想像するだけで怖いです。
もしかすると、彼が隠し持っている「黒マテリア」が暴走する時なのかもしれません。
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第6章:Part3「REUNION(仮)」展望と覚悟

さて、すべての謎は2027年(あるいは2028年?)に発売されるであろう完結編へ持ち越されました。
私の「超俯瞰的」な予想を少しだけ披露させてください。
タイトル予想:リユニオンのその先へ
次回作のタイトルは『FINAL FANTASY VII REUNION』が本命ですが、『CCFF7』で使っちゃってるんですよね。
だとすれば、『RETURN(回帰)』や『REGAIN(奪還)』、あるいはあえて『FINAL FANTASY VII』(サブタイトルなし)に戻るなんてこともあり得ます。
「すべてを終わらせる」という意味で。
浜口ディレクターは
「2案に絞り込んでいる」
と言っていましたから、きっと私たちの想像を超えるものになるでしょう。
飛空艇で見る「世界の傷跡」
浜口ディレクターが約束してくれた「飛空艇での自由移動」。
これが実装されれば、私たちは上空からこの分断された世界の全貌を見ることになります。
ウータイとの戦争、神羅の支配、そして空の亀裂。
自由になればなるほど、私たちは「救えなかったもの」の大きさを知ることになるでしょう。
でも、だからこそ燃えるんですよね。
究極のマルチエンディングの可能性
ここからは私の願望も入っていますが、開発陣はとんでもない仕掛けを用意している気がします。
セフィロスの言う「リユニオン(統合)」を逆手に取り、
「エアリスが死んだ世界(ACに繋がる正史)」と「エアリスが生きて世界が分岐したままの新しい世界」を、プレイヤーの意志で選び取らせる
のではないでしょうか?
クラウドが持っている「第2の黒マテリア」。
もしこれが、クラウドの「世界を否定する心」から生まれたものなら、彼が「あるがままの世界」を受け入れた時、そのマテリアは白く輝く「ホーリー」に変わるのかもしれません。
過去を受け入れ、未来に進むか。
それとも、過去に固執し、夢の中で生きるか。
私たちプレイヤー自身もまた、クラウドと共にその選択を迫られることになるのです。
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終わりに約束のない旅の果てに
長々と語ってしまいましたが、結局のところ、私はこのモヤモヤした状態も含めて『FF7リバース』という作品を愛してしまっているようです。
「約束された結末」なんてない。
"No Promises Await at Journey’s End"(旅の終わりに約束なんてない)。
エンディングで示されたこの言葉は、冷たい突き放しのように見えて、実は
「未来はまだ白紙だよ」
という開発者からのラブレターなのかもしれません。
2026年の今、こうして考察記事を書いている時間さえも、壮大なFF7プロジェクトの一部に組み込まれている気がします。
さあ、夕飯の支度をしなくちゃ。
現実の世界でも、ゲームの世界でも、私たちは戦い続けなければなりませんからね。
クラウド、どうか最後には笑っていてね。
そして息子の宿題も、誰かリメイクしてくれないかしら。
それでは、また次の「リユニオン」でお会いしましょう。
FF9リメイクは嘘じゃない!発売日・システム・全リーク情報【2026年】
