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よふかしのうた漫画最終回ネタバレ|コウとナズナは結ばれる?

よふかしのうた漫画最終回ネタバレ|コウとナズナは結ばれる?

ナズナに恋をして、コウはずっと彼女と夜ふかしできるようになったのでしょうか。恋が分かれば万事解決、と期待したくなりますよね。

コトヤマの漫画『よふかしのうた』は全20巻、本編は第200夜「それから」で完結しました。

※最終回までのネタバレがあります。

最終回の結末は、死ぬまで続く追いかけっこ

コウとナズナの再会と追いかけっこの約束

別れから3年、コウが旅先のナズナを探し当てる

第200夜では、七草ナズナが夜守コウのもとを去ってから3年が過ぎています。行き先を気分で決めながら旅を続けたナズナは、ある土地で子供たちと過ごしていました。

そこへ現れるのが、高校生になったコウです。鶯餡子の探偵助手をしている彼は、ナズナを捜し回り、自分から会いに来ます。

ナズナは再会を喜ぶ一方で、まだ会うには早いと警戒します。彼女の中にはコウへの恋心と、彼の血を吸いたい衝動が残っているからです。実際、近づいたコウの首筋に噛みつこうとしました。

その瞬間、コウはナズナの動きをかわし、腕を押さえて動きを封じます。会うために強くなろうと鍛えてきた成果でした。再会早々、好きな相手に関節技。甘い再会にしては体を張りすぎです!

ナズナが最後に選んだ呼び名は「愛人」

ナズナがまた離れても、コウが会いに行く。そこで交わす約束が、死ぬまで追いかけっこを続けることでした。

最後にナズナは、コウを自分の「愛人」と呼びます。少し照れくさくて、妙にふてぶてしい呼び方です。大げさに告白して締めるより、この一言が似合いますね。

私の解釈では、このラストで二人の立場が対等になったように感じます。夜の楽しさを教わっていた少年が、会い方を自分で考え、相手の不安にも応じられるようになった。その成長が、再会の場面を頼もしくしています。

コウが吸血鬼を目指したのは、夜が楽しかったから

物語の始まりで、コウは不眠に悩む中学2年生です。学校に足が向かなくなり、夜中に外へ出た彼はナズナと出会います。昼間の人付き合いから離れた街で、初めて自由に遊ぶ楽しさを覚えるんです。

ナズナに連れられて部屋へ行き、寝たふりをしたコウは血を吸われます。彼女の正体は吸血鬼でした。コウはその生き方に憧れ、自分も吸血鬼になりたいと望むようになります。

人間が眷属になる条件は、吸血鬼に恋をしたうえで、その相手に血を吸われることです。ところがコウは、恋愛感情がよく分かりません。夜を一緒に過ごす相手を好きになるために、遊びながら距離を縮めていきます。

他の吸血鬼との交流で、コウは初めて血を吸われてから1年以内に眷属になるという期限も聞かされました。恋に締め切りまであるとは、コウも大変です。ナズナも下ネタは平気なのに、恋の話には真っ赤になるので、二人の進み方はぎこちないんですよね。

一方、幼なじみの朝井アキラはコウの学校生活を気にかけ、同じく幼なじみの夕真昼も夜の世界に関わっていきます。人間の友人と吸血鬼の仲間の間で、コウは自分の選択を考えるようになりました。

ナズナの出生と、探偵・鶯餡子の過去がつながる

吸血鬼の母と人間の父から生まれたナズナ

ナズナは、七草ハルと人間の父の間に生まれた吸血鬼

コウたちは、人間だった頃の思い入れが強い品物が吸血鬼の弱点になると知り、ナズナの過去を調べます。そこで本田カブラから明かされるのが、ナズナの出生でした。

ナズナの母は吸血鬼の七草ハル、父は人間です。ナズナは生まれた時から吸血鬼で、育てたのはカブラでした。誰かに恋をして眷属になった吸血鬼たちとは、始まり方が違うんです。

吸血鬼を憎む餡子は、ナズナのかつての友人だった

コウの前に現れた探偵・鶯餡子は、吸血鬼を殺そうとする人間です。その正体は目代キョウコ。学生時代にナズナと親しくなり、自分も眷属になろうとしていた女性でした。

キョウコの父は星見キクによって吸血鬼になり、一家を壊す事件を起こします。これが、キョウコを吸血鬼への復讐に向かわせました。ナズナと過ごした時間があるからこそ、餡子の憎しみは二人の友情にも食い込みます。

ハロウィンの騒動ではナズナと餡子が衝突し、コウは和解を求めて体を張ります。止めに入った彼は、腹部に銃弾を受けました。コウの介入を経て、ナズナと餡子は再び友人として向き合うようになります。この一件を機に、コウの体に半吸血鬼化という変化が起きていることも分かりました。

探偵・鶯餡子が登場する、2022年のTVアニメ第1期クライマックスPVです。

北海道編で、マヒルとキクは二人とも命を落とす

コウの幼なじみ・夕真昼は、星見キクに恋をしています。キクを危険だと考えるコウとぶつかり、二人の友情はいったんこじれました。キクの側には、人間として最期を迎えたいという望みがあります。

マヒルの家庭では、亡くなった兄を思い続ける母のそばで、彼自身が置き去りにされていました。友人の前で明るく振る舞う彼が、キクとともに出ていく背景には、その孤独もあるんです。

コウたちは二人を追って北海道へ向かいます。コウは修学旅行に参加し、アキラとともにマヒルに会いました。アキラが間に入ることで三人は本音を話し、友情を取り戻します。

仲直りした後も、マヒルはキクと過ごすことを選びます。キクは彼の血を吸いました。夜が明けると、キクとマヒルは二人とも灰になって消え、命を落とします。

最期にマヒルは、幼い頃に家族への苦しみから救ってくれた女性が、キクだったと気づきます。大切な人とのつながりを知る瞬間と、二人の死が重なるのが、きついんですよね。

親友を失ったコウは、修学旅行から帰って自宅で泣きました。

ナズナの告白から、始発電車での別れまで

ナズナの告白から始発電車での別れまで

ナズナはコウへの恋心を自覚し、彼の血を吸うことを避けるようになります。コウの側は、友達として過ごしてきた時間から、恋へ進もうとしていました。

二人が向き合う第187夜では、コウはナズナに本音を求め、吸血をめぐる口論になります。ナズナは、コウへの恋心を告げました。告白を受けたコウも、ナズナへの恋心を自覚しました。

これで両想いです! ところがナズナは、自分が血を吸えばコウを死なせてしまうかもしれないと恐れています。近くで過ごすほど吸血したくなるため、好きになった喜びに、彼を危険にさらす怖さが重なるんです。

二人は夜の海へ行き、ナズナは気持ちが冷めるまで会わないという別れを選びます。帰りの始発電車では、並んだ二人の間に沈黙が続きました。やがてナズナはコウにキスをし、出会えた喜びを告げて飛び去ります。

第199夜では、コウは中学3年生です。学校に通い、アキラと進路の話をしたり、クラスメイトと交流したりする日々を送っています。餡子を訪ね、卒業後は探偵助手として働きたいと話すのでした。

吸血鬼化で注意したい、コウの体質と恋の噂

コウの半吸血鬼化は、痛みと流血がきっかけ

最終回のコウには、半吸血鬼化する力が続いています。痛みと流血をきっかけに、一時的に吸血鬼の力を発揮する体質です。

「恋した人間を吸血すると死なせる」は、ススキが話した噂

ススキは、吸血鬼が自分から恋をした人間の血を吸うと、その人間を殺してしまうという説をコウたちに話します。吸血鬼たちが感覚的に守ってきた禁忌として語る話です。

また、人間への恋を通じて人間に戻れるという考えは、キクが抱いていた仮説でした。吸血鬼たち自身が、恋と体の変化を手探りで考えているんです。

私には、相手の命がかかっているからこそ、ナズナが噂を軽く流せなかったように感じられます。確率を試すために大事な人の首へ牙を立てるなんて、怖すぎますよね。

原作で二人の表情を追うなら、最終20巻へ

再会の会話やナズナの最後の笑顔を味わうなら、小学館eコミックストアの『よふかしのうた』20巻に、試し読みと電子版の購入案内があります。

私は、台詞の間に入る表情をじっくり楽しみたい結末だと思います。文字で筋を知ってからでも、口元や目つきで印象が変わるんですよね。出会った頃の空気も味わいたい人には、1巻の試し読みも用意されています。

FAQ

漫画の最終回が掲載されたのはいつですか?

2024年1月24日発売の『週刊少年サンデー』2024年9号です。

最終20巻の発売日はいつですか?

2024年3月18日でした。単行本の最終刊は、雑誌での連載終了から約2か月後に発売されています。

まとめ

『よふかしのうた』で私が好きなのは、相手のことを知るほど、生き方まで考え直していくところです。恋が分からない頃の気楽さにも、分かってしまった後の戸惑いにも、それぞれの手触りがありました。

読み終えた後は、深夜に隣で笑ってくれる人の存在が、少しうらやましくなります。翌朝の眠気まで引き受けて、それでも会いたくなる相手。二人が見つけた夜には、その温度が残るんですね。

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