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闇金ウシジマくん 漫画最終回ネタバレ!丑嶋は死んだ?勝利後の結末

闇金ウシジマくん 漫画最終回ネタバレ!丑嶋は死んだ?勝利後の結末

丸い眼鏡に大きな体。客がどれだけ騒いでも動じない丑嶋が、最後にはどうなったのか。あの人なら今回も切り抜ける、と期待してしまいますよね。

真鍋昌平の漫画『闇金ウシジマくん』は、2004〜2019年に連載された全46巻・全492話の作品です。

最終章と最終回の核心を含むネタバレです。暴力、虐待、性暴力に関わる展開もあります。

私は、丑嶋の死を表す幕引きだと受け止めています。しかも、大きな敵との勝負に勝った後の結末。強さで切り抜けてきた人が、なぜそこで力尽きるのかがつらいところです。

カウカウファイナンスは、客の暮らしまで取り立てる

丑嶋馨が率いるカウカウファイナンスは、柄崎貴明や高田らが働く闇金会社。返済期限に追われる客の金を回収し、その生活に深く入り込んでいきます。

カウカウから来るのは、借金の返済を迫る電話です。

借り手には、見栄や依存で金を失う人も、家族の問題を背負う人もいます。返済のために働いても、生活費が足りず、また金を借りる。仕事、住まい、人間関係まで傷んでいく過程が、各章の中心でした。

丑嶋は、客の弱みに厳しく踏み込み、ときには暴力で相手を従わせます。その一方で、社員や昔からの知り合いには気遣いも見せる人。この両方が、最終章で本人に返ってくるように感じます。

竹本は親友でも、借金の取り立てから逃れられなかった

竹本が仲間の借金を背負い労働施設へ送られる流れ

少年時代、竹本は丑嶋へのいじめに加わらなかった

竹本優希は、丑嶋の中学時代の同級生で親友です。中学時代、周囲が丑嶋をいじめても、竹本はその輪に加わりませんでした。

竹本は、丑嶋から預かったウサギの世話をしていました。丑嶋にとって、金を貸す前から自分の生活を知っている相手です。

同じ少年時代には、鰐戸三兄弟との争いも起こりました。三蔵との衝突を経て、丑嶋は暴力の世界へ深く踏み込んでいきます。後に闇金を営む丑嶋と、人を信じる竹本の進む道は、大きく離れていきました。

誠愛の家で、竹本は仲間の負担を引き受ける

竹本は困窮し、鰐戸三兄弟の「誠愛の家」で日雇いの仕事をしていました。生活に困った人を住まわせ、労働や借金で縛る場所でした。

竹本は、そこで知り合った人たちを助けようとします。誠愛の家の仲間の借金を、一人で引き受けました。

丑嶋は、その竹本を劣悪な労働施設へ送りました。昔からの親友を相手にしても、貸した金を回収する仕事を優先したのです。

竹本の優しさが他人に利用される展開は、かなりこたえます。困っている人を助ける気持ちと、全部の責任を一人で背負うこと。その距離を、こんなに痛い形で見せてくるんですよね。

加納の死と熊倉への報復が、滑皮との対立につながる

丑嶋のもとで働いていた加納は、「ヤクザくん」編で命を落とします。拉致された加納を殺したのは、ヤクザの熊倉。丑嶋は、その熊倉を殺害して報復しました。

熊倉を慕っていた滑皮秀信は、丑嶋が殺害に関わったと疑います。丑嶋にとっては部下を奪った相手への報復、滑皮にとっては恩義のある人間を失った事件。両者の間には、金の取り分に加えて、この因縁が積もっていました。

滑皮は、丑嶋の力を自分の配下で使おうとします。丑嶋は、自分で仕事を仕切る立場を守ろうとする人です。最終章では、暴力と命令によって従わせる滑皮の圧力が、いよいよ強まります。

獅子谷兄弟との因縁は、丑嶋が独立する前から続いていた

シシックで働いた丑嶋と、獅子谷鉄也の死

「ウシジマくん」編の回想では、若い丑嶋が柄崎に誘われ、金融会社シシックで働き始めます。社長は獅子谷鉄也。成績や服従を理由に社員を追い詰める、暴力的な支配者でした。

丑嶋は売り上げを伸ばしますが、海老名と鯖野が会社の金を奪った事件で、責任を押しつけられます。鉄也の追及から逃れる一方、会社の幹部・椚たちも鉄也に反旗を翻しました。

丑嶋がシシックから独立して設立した会社が、カウカウファイナンスです。鉄也の殺害を主導したのは椚でした。柄崎との関係にも、同じ会社で生き延びた時間がありました。

弟の甲児は、椚を痛めつけ、カウカウを支配する

現在の丑嶋を襲うのが、鉄也の弟・獅子谷甲児です。兄の死への報復として椚を拷問し、その家族にも暴力を加えます。椚は両腕と両耳を失い、甲児に従わされていました。

甲児は、丑嶋や柄崎にも圧力をかけ、カウカウをシシックの傘下に入れます。利益を奪われる丑嶋は、自分の会社の社長でありながら、甲児の支配を受ける立場になりました。

さらに、甲児は丑嶋を強盗に同行させ、蓄えていた金を吐き出させようと拷問します。丑嶋の手も傷つけられました。金を払えば次の要求が来る相手に、丑嶋は反撃を仕掛けます。

その反撃を支えたのが椚です。丑嶋は金の保管場所へ甲児を誘導し、そこに仕掛けた爆弾で甲児を殺害。椚も、その爆発で命を落とします。

甲児の元部下たちは滑皮の配下になり、丑嶋を監視するようになりました。

滑皮との最終対決は、柄崎と戌亥の協力でひっくり返る

柄崎と戌亥が協力して滑皮を逮捕へ追い込む関係

殺害を命じられ、丑嶋は追い詰められる

滑皮は丑嶋を支配下に置こうとし、対立するヤクザの豹堂を殺すよう命じます。命令を果たせば、自分が殺人の責任を負うことになる。丑嶋の逃げ道は、ますます狭まっていました。

追い詰められた丑嶋の前に、竹本が幻影として現れます。そこで交わされるのは、金や勝ち負けから離れた、生きることをめぐる会話でした。

丑嶋が自ら命を絶とうとするほど消耗したとき、柄崎の母親から電話が入ります。その誕生日を祝い、すき焼きを囲む時間が、丑嶋を日常へ引き戻しました。

こんな局面でも、ご飯の予定は入ってくるんですね。私は、この普通の食卓にほっとします。丑嶋には、仕事や暴力の外でつながっている人もいる。その温かさが、追い詰められた姿のすぐ近くにあります。

柄崎の裏切りに見えた行動は、滑皮を陥れる芝居だった

滑皮が雇った殺し屋にも狙われる丑嶋は、柄崎に連れられ、産廃処理場へ向かいます。そこで滑皮の前に引き渡され、命を握られることに。社員まで敵に回ったように見える局面でした。

滑皮は、雇っていた二人の殺し屋を殺害し、丑嶋を脅します。丑嶋は、滑皮に従う姿勢を見せました。そこで滑皮が要求したのは、豹堂殺害の身代わりとして警察へ出頭することです。

ところが、柄崎の裏切りと丑嶋の服従は、滑皮を油断させるための芝居だったんです!情報屋の戌亥が殺害の証拠映像を警察へ届け、滑皮を追い込む準備が進んでいました。

追いつめられた滑皮は、丑嶋の銃を手にします。その銃に入っていたのは模擬弾。滑皮の暴力を逆手に取った丑嶋たちの作戦が、決着をつけます。

滑皮は逮捕され、収監されました。柄崎は戌亥との会話で、滑皮の結末を、してきたことの報いだと受け止めます。

最終回では、仲間の新しい暮らしと最後の取り立てが交差する

高田とマサルの沖縄生活と丑嶋から柄崎への電話

高田は沖縄へ、マサルはウサギの世話へ

最終話では、丑嶋の誕生日を祝うため、仲間が集まります。高田は沖縄でウサギのカフェを営み、店を始める際には丑嶋から金を受け取っていました。

かつて丑嶋を裏切ったマサルも沖縄にいます。高田が東京へ出向く間、丑嶋のウサギの世話を引き受けました。

急に職場の音量が下がったようで、少し肩の力が抜けます。丑嶋が大切にしていたものを、周囲の人たちが引き継ぐ場面です。

菊池家では、母の借金を文香が返していた

丑嶋が最後に取り立てに向かう相手は、菊池文香。母親の千代の借金を、娘の文香が返しています。高校を中退した文香は、風俗の仕事で金を稼いできました。

弟の辰也は、学校でいじめを受け、孤立しています。自分を追い詰める相手への怒りを募らせた辰也は、姉を殺し、その様子をネット配信して死刑になろうと考えます。

文香は家族の負担を背負って働き続けた人です。その姉に、辰也は刃物を向ける。生活を立て直そうとする文香のすぐそばで、辰也が暴力を選んでしまいました。

文香をかばった丑嶋は、刺された後も完済を告げる

文香を襲う辰也から彼女をかばい、丑嶋は腹を刺されます。滑皮との決着を終えて戻った普段の集金先で、深い傷を負うのです。

文香は救急車を呼ぼうとしますが、丑嶋はそれを断ります。そして返済金を受け取り、文香の借金が完済になったことを告げました。

丑嶋にとって文香は、取り立ての相手であり、助けようとする相手でもある。私は、身を挺してかばう丑嶋と、仕事を続ける丑嶋を、どちらも知っている気がします。

その後、丑嶋は、以前に取り立てたホームレスの客におでんを買います。金を渡すことにも厳しかった人が、食べ物を手渡す。大きな勝負の後に続くのは、こうした小さなやり取りでした。

柄崎への電話の先では、みんなが帰りを待っている

丑嶋は柄崎に電話をかけます。電話の向こうには、誕生日を祝う仲間たち。柄崎たちは、丑嶋がいつものように戻ってくるのを待っていました。

丑嶋は流血し、路上に倒れます。手元には、仲間につながっていた電話。その姿で第492話は終わります。

呼べば返事をくれる人がいて、帰れば一緒に食べる人もいる。最後の電話には、その手触りがあります。だからこそ、待っている人たちと丑嶋の距離が、ひどく遠く感じられるんですよね。

動画は、2016年公開の映画版の公式予告です。

映画『闇金ウシジマくんPart3/ザ ファイナル』劇場本予告(公式)

最後の表情まで確かめたいなら、原作46巻へ

文章で筋を知ると、実際のコマの間や視線も気になりますよね。最終46巻は、産廃処理場での対決から終幕までを収めた一冊です。

小学館の『闇金ウシジマくん 46』書籍ページには、紙版・電子版の購入先と試し読みへのリンクがあります。丑嶋が客の前で保つ顔と、仲間に向ける顔の違いは、漫画の絵で味わいたくなるところです。

FAQ

最終46巻はいつ発売されましたか?

2019年5月30日発売です。雑誌での最終回掲載は、それに先立つ同年3月4日発売の「ビッグコミックスピリッツ」14号でした。

映画『ザ・ファイナル』の原作は何巻ですか?

2016年の映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』は、原作18〜20巻の「ヤミ金くん」編を基にしています。鰐戸三兄弟や少年時代の因縁が、その原作部分にあたります。

まとめ

丑嶋を好きになったまま、この結末を受け止めるのはしんどいです。圧倒的に強い人に任せておけば安心だ、と期待する気持ちにも、私は危うさを感じます。

誰か一人の強さに頼っている暮らしは、その人が力尽きたときにどうなるのか。丑嶋の周りにいた人たちを思うと、その問いが残ります。痛い結末ですが、登場人物の生活が本を閉じた後まで気になる作品でした。

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