電話を使った詐欺

電話を絡めた詐欺メール・はがき・チラシの手口を事例解説!

『電話絡みの詐欺』というと、『オレオレ詐欺』や『劇場型詐欺』などが有名ですよね。

 

でも詐欺師が使うのは、電話だけではありません。

メールやはがき、チラシなどを使って詐欺を仕掛けてくることもあります。

 

えっ、メールの詐欺は知ってるけど、はがきやチラシでも詐欺があるの?

はい、あるんです。

詐欺師は、本当にあらゆる手を使ってだましにかかるんですよ。

ですから、油断はできません。

 

この記事では、

電話を絡めた、メールやはがき、チラシを使った詐欺の手口について、事例で解説します。

詐欺防止の方法もお伝えするので、ぜひ読んで、自衛に役立ててください!

 

メール、はがき、チラシに電話を絡めた詐欺の事例

1枚のチラシから詐欺被害に遭うことも…。

メールや、はがきを使う『架空請求詐欺』の手口

『架空請求詐欺』は、ひところ話題になりましたよね。

今でも、手を変え品を変え、被害が出続けている詐欺です。

 

この詐欺では、

  1. メールや、はがきを使って『未払い料金がある』『払わないと裁判に持ち込む』などと書いた文章を送りつける
  2. 驚いたターゲットが詐欺師に連絡する
  3. 電話で、『払わないなら法的手段を取る』などと脅し、ターゲットからお金をだまし取る

という手口がよく使われます。

 

この手口の特徴は、

ターゲットを慌てさせ、自ら詐欺師に電話するように仕向ける

ということです。

 

では、具体的な事例を見ていきましょう。

よくある架空請求詐欺

ある日突然、『訴訟最終告知のお知らせ』といった文言が書かれたメールや、はがきが届きます。

 

詐欺メール

  • 『未払い金があるため、訴訟を起こします。』
  • 『連絡がない場合は、債権回収代行業者が取り立てに行きます。』

などと書いてあるので、びっくりして思わずメールや、はがきに書いてある電話番号に連絡すると、

詐欺師

利用料と遅延損害金を払ってください。

払わないのでしたら、裁判を起こします。

と、お金を請求してきます。

 

また、

詐欺師

裁判を起こす準備をしていたところですが、和解金を払っていただけるのであれば、和解という形で終わらせます。

と、『和解金』を請求されることもあります。

 

キョウカ
でも、サイトを利用した覚えがないなら、そう言って断ればいいんじゃない?

それが、断れば大丈夫というわけでもないのです。

 

『利用していない』と言っても、

詐欺師

こちらには、確かに利用した記録があります。

などと言って、しつこくお金を要求してきます。

 

また、顧客情報を調べるふりをした後に

詐欺師

お客様の手違いで登録になっていたことがわかりました。

こうした場合、保証制度が使えます。

全額払っていただいた後に手続きをすれば、保証会社より全額返還されますので、一旦お支払いください。

などと言って、お金をだまし取ろうとすることもあるのです。

 

メモ

架空請求詐欺は、メールやはがきだけでなく、いきなり電話がかかって来るケースもあります。

身に覚えのない請求をされた時は、すぐに電話を切ってくださいね。

大手サイトを騙る詐欺

身に覚えのないサイトからの連絡であれば、『嘘だな』って気づきやすいですよね。

でも、

利用した覚えのあるサイトを騙る架空請求が来た事例もあります。

 

詐欺師が、Amazonや楽天などのカスタマー窓口を騙って

詐欺メール

料金のお支払いが確認できていません。

本日中にご連絡いただけない場合、法的な手段を取ります。

という内容のメールやSMSメッセージを送ってきます。

 

そして、慌てて電話をしてきたターゲットに

詐欺師

〇〇の料金が未払いです。

延滞金含めて〇〇万円を今日中に払ってください。

などと、お金を支払うように要求するのです。

 

利用した覚えのあるショップからであっても、

支払いに関するメール、特に『未払い』『訴訟』などの言葉が入っている時は、警戒が必要です。

チラシやはがきで融資を持ちかける『融資保証金詐欺』の手口

1枚のチラシや、はがきから詐欺の被害に遭う事例もあります。

ここでは、よくある手口として、『融資保証金詐欺』の事例を見てみましょう。

 

詐欺師は、金融機関などを騙って、チラシやはがきなどを送ってきます。

そこには

詐欺チラシ・はがき

  • 『〇か月間無利息で融資します』
  • 『安心の低金利!』
  • 『保証人はいりません』
  • 『簡単な審査で融資が受けられます!』

など、『とてもお得』と思ってしまう文言が書いてあります。

 

ターゲットがそれを見て、融資を申し込もうと電話をすると、

詐欺師

お申込みにあたっては、万が一病気などで働けなくなった時のために、保険料を支払っていただきます。

この保険料は、完済後に全額お返しします。

詐欺師

残念ながら、お客様はブラックリストに登録されてしまっています。

でも、保証会社に保証金を払えば登録を解除できるので、融資できますよ。

などと言って、『保証金』の名目でお金をだまし取ってしまうのです。

『特別な購入権』を騙る詐欺の手口

『特別な権利が当たった』などという文言のチラシやパンフレットを使った詐欺もあります。

 

この手の詐欺には、主に

  • 投資の費用や株の購入費用などをだまし取る
  • 『名義を貸してほしい』と持ちかけ、その後『名義貸しは違法』と脅して解決金を要求する

という手口があります。

架空の仮想通貨や株を買わせる詐欺

ある日、投資や株、仮想通貨などのチラシやパンフレットが届きます。

そのパンフレットには、『特別購入権が当選した』などと書いてあります。

 

その後、

詐欺師

チラシを受け取った方には、特別な仮想通貨の購入権があります。

もし仮想通貨を購入しないのでしたら、その権利を高く買い取らせていただけませんか?

といった電話が来ます。

これを了承すると、

詐欺師

お金は後でお支払いしますので、一旦代理で購入してください。

と言って、お金を払わせます。

そして、それっきり業者とは連絡が取れなくなってしまうのです。

名義貸しを持ちかける詐欺

『特別な権利』を騙る詐欺では、

詐欺師

この株は、パンフレットが届いた人にしか買う権利がありません。

当社のお客様で、ぜひこの株を買いたいと言う方がいらっしゃるので、名義を貸していただけませんでしょうか。

と、名義貸しを持ちかけてくるパターンもあります。

 

名義貸しを了承すると、弁護士や警察になりすました詐欺師が電話をかけてきて

詐欺師

名義貸しは違法行為ですよ。

このままだと逮捕されます。

逮捕されないようにすることもできますが、そのためには弁護士を頼む費用が必要です。

などと言って、弁護士費用や解決金の名目でお金をだまし取るのです。

 

この『特別な権利』の名義貸しを持ちかける手口では、株や仮想通貨以外にも

  • 老人ホームのや介護施設への優先入居権
  • 土地取引の権利

などがあります。

いずれにせよ、

『特別な権利が当たった』と聞いたら詐欺と思っておくのが無難です。

 

電話を絡めた、メール、はがき、チラシの詐欺の防止法

詐欺被害を防ぐには?

ここからは、電話を絡めた、メールやはがき、チラシを使った詐欺被害を防ぐ方法について、見ていきましょう。

架空請求は無視!

まず、架空請求詐欺についてですが、

はがきやメールで、突然『最終通告』などと言って送り付けてくるのは詐欺なので、無視しましょう!

 

詐欺だと言い切れる理由は

  • まともな業者なら、最終通告や裁判沙汰になる前の段階で連絡してくる
  • 正当な請求書には『誰に、どこの業者の何の料金をいくら請求するか』が明記されているが、架空請求では書かれていない
  • 裁判所からの通知は、絶対にメールやはがきでは来ない(『特別送達』で来る)

ということからです。

 

キョウカ
でも、もし未払いがあって裁判になったらと思うと、本当に無視していいのか、判断に自信がないな…。

その気持ち、わかります。

『裁判』だの『差し押さえ』だのって書いてあると、心配になりますよね。

 

判断に自信がない時は、消費生活センターに相談しましょう!

そうすれば、本当に無視していいかどうか、教えてくれますよ。

電話番号は、局番なしの『188』です。

チラシ、はがき、電話での勧誘や名義貸しの依頼には乗らない

融資や投資、『特別な権利』などの詐欺被害を防止するには、

  • チラシやパンフレットを送ってくる業者に連絡しない
  • 『特別な権利が当たった』は詐欺と思って信用しない
  • 他人に名義を貸さない

ということが大切です。

チラシやはがきなどで勧誘する業者には連絡しないのが安全

どんなにお得な話が書いてあっても、

チラシやはがき、電話などで勧誘してくる業者には、融資や投資の相談をしないことです。

 

『おいしい話こそ危ない』って、よく言いますよね。

融資や投資、株取引など、お金に関わる大事なことは、信頼できる金融機関の実店舗で相談するのが一番です。

 

また、

『電話だけでお金のやり取りを決定して、払わせようとする業者は詐欺』

と思ってください。

まともな業者なら、融資したり保証金を払わせたりする前に、必ず契約書を交わすからです。

突然当選する『特別購入権』なんて存在しない

突然『あなたに特別購入権が当たりました』というチラシやパンフレットが来ても、信用してはいけません。

 

そもそも、

応募も何もしていない人に、一方的に『特別購入権』を与えるなんて、変な話ですよね。

これも典型的な『おいしい話こそ危ない』の1つです。

他人に名義を貸さない!

言うまでもないことですが、

他人に名義を貸してはいけません!

 

名義は、おいそれと貸すものではありません。

ましてや、電話で依頼して来た知らない人に名義を貸すなんて、危険極まりないです。

 

知らない人に名義を貸さないなんて、当たり前じゃないの?

そう思いますよね。

でも、

詐欺師

老人ホームに入れなくて、とても困っている人がいるんです。

絶対にご迷惑はおかけしませんから、人助けだと思って名義を貸していただけませんか?

十分なお礼をさせていただきますから!

などと言われてつい貸してしまう人がいるのも、事実です。

名義貸しを持ちかけられたら、迷わず断りましょう。

どうしても業者に電話してみたい時は

業者からメールやはがき、チラシなどで勧誘を受けて、どうしてもその業者に連絡を取りたくなった時は

  • チラシに書いてある利率や条件、サービス等が実際にあり得るのか、消費生活センターに相談する
  • 書いてある電話番号を検索して、『迷惑電話である』という口コミがないか確認する
  • 業者名で検索をかけて、実在する業者かどうか確認する
  • チラシなどに書いてある連絡先ではなく、検索結果で出てきた連絡先に電話をし、勧誘の内容が本当かどうか確認する

最低限、この4つは実行してください。

 

ええ~、そんなの面倒だな…。

いやいや、万が一詐欺の被害に遭ってしまったら、もっと面倒でダメージが大きいですよ。

投資や融資は大切な財産に関わるのですから、このくらいの手間はかけましょう!

詐欺師からの電話をブロックする方法

『チラシやパンフレットを送ってから電話をかけてくる』という手口の詐欺の場合、

詐欺師からの電話をブロックする方法があります!

 

それは

  • 防犯機能のある電話機を使う
  • 『詐欺電話防止装置』を使う
  • 常に留守番電話に設定しておき、知らない番号からの電話には出ない
  • 知らない番号に電話をする時は、必ず番号検索で確認する

という方法です。

防犯機能付きの電話機や詐欺電話防止器を使う

防犯機能付きの電話機や詐欺電話防止装置には

  • 電話をかけてきた相手に『通話を録音する』というメッセージを流す
  • 通話を録音する

という機能があります。

 

機種によっては他にもいろいろな防犯機能がついていますが、

この2つの機能だけでも、詐欺師からの電話はかなりの確率でブロックできます。

 

ちなみに、『詐欺電話防止器』は、防犯機能のない電話につなぐことで迷惑電話を防ぐことができる機器です。

これまで使っていた電話機のまま、防犯対策ができますよ!

留守番電話機能を使う

今では、一般家庭で使われている電話機のほとんどに留守番電話機能が付いていますよね。

この留守番電話機能を使って、詐欺電話対策をすることができます。

 

どうするかというと

  1. 家族など、連絡を取り合う人の電話番号を、電話機に登録する
  2. 常に留守番電話に設定しておく
  3. 電話が鳴ったら、取る前に発信元の電話番号を確認する
  4. 登録してある番号からの電話だけを取り、それ以外の番号だったら電話に出ない
  5. 相手が留守電にメッセージを残したら、メッセージを確認し、発信元番号も検索して確認する
  6. 安全な番号であることが確認でき、相手のメッセージを聞いて折り返す必要が有ると判断した時だけ、折り返し電話をかける

という方法です。

この方法は、スマホでも使えます。

 

『知らない番号からの電話には出ない』

これを徹底してくださいね!

知らない番号にかける時は、相手先を確認する

こちらから電話をかける時にも、用心を怠ってはいけません。

 

『知らない番号に電話をする時は、必ず電話番号を検索して、安全な番号かどうか確認する』

これを常日頃から習慣にしてください。

 

特に、メールやSMSで来る架空請求の場合は、慌てて電話しがちです。

そのうえ、スマホなら数回のタップ、3秒くらいあれば簡単に電話がかかってしまいますよね。

つまり、考える前に詐欺師に電話がつながってしまう可能性が高いのです。

それが詐欺師の狙いでもあります。

 

電話をかける前に一呼吸おいて、必ず調べるようにしてくださいね!

 

まとめ

電話とメールやはがき、チラシが絡む詐欺には、

  • メールや、はがきで未払い料金があると騙り、お金をだまし取る
  • チラシで融資や投資、株取引の勧誘をし、さらにターゲットに電話をかけてお金をだまし取る
  • 『株などを買う特別な権利が当たった』と騙り、購入費用をだまし取る
  • 特別な権利の名義貸しを持ち掛け、別の詐欺師が『名義貸しは違法』と脅し、解決金をだまし取る

といった手口があります。

 

こういった詐欺の被害を防ぐには、

  • メールや、はがきに『裁判』などと書いてあったら無視する
  • メールや、はがきで請求が来ても、書いてある連絡先には絶対に電話しない
  • チラシや電話での融資や投資、株取引などの勧誘は無視する
  • 電話で名義貸しを持ちかけられても絶対に応じない

ということが大切です。

 

そして、電話での防犯対策は、詐欺師からの電話をシャットアウトするのには、とても効果的です。

ぜひ、防犯機能付きの電話機や留守電機能を活用してください!

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