夕焼け色に染まる荒野の風が、どこか懐かしさを誘います。
銃声がこだまする大地、疾走する馬のたてがみ、少し乾いた空気の匂い——そういう光景に心をつかまれて、あの物語の続きを夢見る人は少なくないはずです。
これは『レッド・デッド・リデンプション』シリーズが醸し出す“魔力”にも似た魅力のなせる業でしょう。
2010年に初代が登場し、2018年には続編『レッド・デッド・リデンプション2』(以下RDR2)が全世界を熱狂の渦に巻き込みました。
ならば次にくる『レッド・デッド・リデンプション3』(以下RDR3)はいつ現れるのか?
本稿では現時点で得られる公的情報やリーク情報、そしてファンの熱量までを片っ端から洗い出し、少しシュールでユーモラスな視点を交えて“可能性の荒野”を大いに駆け回ってみたいと思います。
公式のアナウンスが一切ない今だからこそ、想像力を解き放つのも悪くないでしょう。
さあ、日も暮れてきたことですし、馬のサドルに腰掛けて気長に読み進めてください。
いつか本当にRDR3が動き出すその時まで、ここで語るすべてがあなたの旅の指南書になるかもしれません。
レッド・デッド・リデンプション3への道のりは、いまだ霧の中です。
公式サイトに足しげく通っても「最新作!◯◯◯◯年発売!」なんて看板はどこにも立っていません。
Rockstar Games(以下Rockstar)は、お目当ての大作を作っていてもなかなか教えてくれない主義。
にもかかわらず、世界中のファンは確信めいた期待を抱いています。
なぜならRockstarの親会社であるTake-Two Interactive(以下Take-Two)が、RDRシリーズを
「“ジェームズ・ボンドのように続いていく”大切なフランチャイズだ」
と公言しているから。
そこに噂やリークが重なると、
「これはもうRDR3が開発されているに違いない」
と考えるのが自然でしょう。
本稿では、そんな筋金入りのファンの皆様も、まだシリーズに触れたことのない方も、
「RDR3、いつなんだろう?」
とぼやきながら弁当を広げているお父さんお母さんも、一緒に気長に考察していけるよう、情報をたっぷり整理していきます。
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RDR3の開発は本当に進んでいるのか?
まず、現時点で「RDR3が作られているのかどうか」をはっきり示す公式発表は一切ありません。
私はこの件を調べるために、仕事の昼休みやら帰宅後のわずかなスキマ時間(家族のご飯を作る前とか、布団に入る直前とか)をフルに使って、あちこちのニュースサイトやSNSをウォッチしてきました。
しかしRockstarの公式ページやSNSでは、いまだ何の匂わせもありません。
こうなると、噂やリーク、そしてお偉いさんの微妙なコメントを拾い集めるほか方法がありません。
Take-Two CEOの言葉
RDR3の存在をほのめかす最も有力な根拠と言われるのが、Take-TwoのCEOであるストラウス・ゼルニック氏の発言です。
彼は
「RDRシリーズはジェームズ・ボンドのように続くフランチャイズだ」
と、何度か言及していることで知られます。
「もし素晴らしい作品ならば、何年にもわたって世代をまたいで続けられるだろう」
という趣旨です。
ここで「RDRシリーズは2作で終了」という結論にはならなさそうなので、ファンとしては
「じゃあRDR3は絶対あるよね?」
と胸を弾ませるわけです。
RDR2の大成功
さらに、RDR2が世界中で
6,000万本超
とも言われる販売実績を叩き出し、
ゲーム評価サイトでも軒並み高得点を獲得している
という事実を見れば、続編の制作をわざわざ放棄する理由はなかなか見当たりません。
Rockstarは『グランド・セフト・オート』(GTA)シリーズと並ぶ看板タイトルとしてRDRを育ててきたわけですから、シリーズを終わらせるよりは、時間をかけて次を出すほうがビジネス的にも賢明でしょう。
退社スタッフの不安
一方、RDR2の中心スタッフだった
Dan Houser氏がRockstarを離れた
というニュースが、ファンに「本当に次も面白いのか?」という疑問を投げかけます。
ストーリーテリングに大きく貢献していた人物ということで、その退社は“不安材料”として語られがちです。
しかしRockstarにはほかにも優秀なクリエイターが多数在籍していますし、RDR2の開発チームがすべて解散したわけでもありません。
仮にメインのライターやプロデューサーが変わったとしても、RockstarがRDRの世界観を大幅に壊してしまうとは考えにくいのも事実。
少なくとも「主要スタッフが退社→もうRDRは作れない」という単純な話ではなさそうです。
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公式には沈黙…でもリークはちらほら?
Rockstar作品といえば、しばしば大規模リークやSNS騒動がつきものです。
特にGTA6に関しては、開発中の映像が流出したり、内部情報を匂わせる“リーカー”がやたら現れたりと、とにかくにぎやかです。
RDR3についても、
「officially in the works(正式に開発中)」
と一言つぶやかれただけで膨れ上がる噂がありました。
映画畑のリーカー情報
2023年9月頃、映画情報リークで有名な@MyTimeToShineHello氏が、Twitter(現X)で
「RDR3は正式に開発が進んでいる!」
と発言し、一気に拡散されました。
映画関連のリークを多く的中させた実績がある彼女ですが、ゲーム分野のリーク歴は未知数。
ファンは
「映画関係の筋からゲーム情報がもれてくるなんてこともあるんだろうか?」
と訝しむ一方、
「あの人ならホントかも」
と受け止める人もいて、意見が真っ二つに割れました。
そもそも「開発中」と言っても、時期やストーリーについては一切言及されていないため、大騒ぎするには材料不足な部分も否めません。
Reddit・GTAForumsの憶測
海外のコミュニティサイトやフォーラムでは、
「GTA6が終わったらRDR3」
「いやいや、同時進行で作られてるよ」
「プリプロは進んでるはず」
など、自由な議論が花盛りです。
Rockstarが大きなプロジェクトを並行して同時にガンガン作るタイプかというと、少なくとも近年は「一作品に集中する」方針が強いと見られています。
RDR2のときも、GTA5の開発終了後にリソースが集約された面が大きいらしい。
だから
「GTA6が出るまではRDR3は本格化しないのでは?」
という推測が、コミュニティの多数意見です。
RDR3の本格始動はGTA6リリース後、そこから何年も開発期間がかかるかもしれません。
LinkedInのチラ見え情報
度々言われるのが
「Rockstar社員と思われる人物のLinkedInプロフィールに“RDR関連”のプロジェクト名が載っていた」
などの噂。
GTA6でも似た話がありました。
個人のLinkedInを見てみたら「未発表プロジェクトに参加中」とか「RDRに携わった経験」みたいな一文がある場合があり、それが新作の証拠になるのでは? と騒がれるわけですね。
ただ具体的なスクショが不鮮明だったり、本人が該当箇所をすぐ修正してしまったりで、なかなか決定打にはならないという状況。
結局、公式では何も言わないまま、ファンだけが
「うおおお、きっと作ってるぞ!」
と盛り上がっている状態が続いています。
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RDR2までのおさらいとRDR3への期待
一体なぜ、これほどまでRDR3が待ち望まれるのでしょうか。
RDR2が多くのプレイヤーの心をつかんだ要因を振り返ると、その期待値の高さは納得です。
ここで改めてRDRシリーズの魅力を整理してみます。
RDRシリーズの特徴
- 舞台の時代性:1899年のアメリカ。西部開拓時代の終焉期で、無法者が衰退していく時代を描く。
- 映画的な体験:カメラワーク、演出、カットシーンなど、シネマティックな要素が多く、あたかも映画の主人公になったかのよう。
- 重厚なドラマ:RDR2ではアーサー・モーガンを中心としたギャングたちの逃亡劇が展開され、キャラクター同士の人間関係や内面描写がリアル。
- 完璧主義的ディテール:動植物の生態、NPCの生活感、天候変化など“そこまでやるか”というレベルの世界構築。
RDR2の世界には、ある意味でプレイヤーの日常を侵食するほどの“吸引力”があり、遊び終わった後も何度も頭の中で反芻してしまう人が多かったように思います。
RDR2の終わりがRDR1へと繋がる
RDR2はRDR1の前日譚であり、RDR2のエピローグが終わるとRDR1の始まりへと続く構造です。
「ならばRDR3を作るとして、時系列はどうするの?」
という問題が生じます。
すでにジョン・マーストンの物語はRDR1で完結していますし、RDR2ではその前の時代が描かれました。
そこでファンの間では、
「ダッチの若い頃をさらに掘り下げた前日譚の前日譚か?」
「ジョンの息子ジャックが主人公になる後日談か?」
「いやいや、全く新しい主人公か?」
と空想が飛び交うわけです。
こうしたストーリー面の想像を巡らせるだけでも、もう休日の午後を潰せそうなくらい楽しいんですよね。
さらにリアルになるのか?
RDR2の時点で驚異的だったグラフィックや挙動シミュレーションを、RDR3ではもっと大幅に超えてくるのでは?という期待も盛り上がる一因です。
4Kや8K対応、レイトレーシングなど、次世代の技術が本格化する時代のRDRはどんな光景を描くのか。
荒野の砂粒一つ一つが風に舞い、馬の体毛がもう現実と区別がつかないほど描写され、NPCの日常行動が完全に自律したAIに委ねられる……なんていう妄想も可能でしょう。
GTA6でも大幅に技術が進むと見られるので、その波がRDR3に繋がる可能性はかなりあります。
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根拠を突き詰める大予測発売日はいつになる?
ここが一番のポイントです。
「まあ、そのうち出るんじゃない?」
というふわふわした期待だけでは、夜も眠れません。
GTA6とRDR3の兼ね合い、Rockstarの開発サイクル、財務報告など、いろんな面から考えてみましょう。
GTA6が先行するのは確実
GTA6が2025年前後に発売されると言われているのは、多くのリークやTake-Twoの決算発表から推察されるところです。
GTA5(2013年発売)から実に10年以上空くわけで、ファンの飢えも最高潮。
そのGTA6の開発が現在最優先されているのはほぼ間違いないでしょう。
となるとRDR3は、その後に本格化する可能性が高い。
GTA6が成功裏にリリースされてから数年間は、オンラインのアプデや追加コンテンツに注力するはずです。
その後でRDR3の開発チームががっつり編成されるとなれば、やはり2026年以降、下手すると2030年まで待つかもしれません。
RDR2ですら8年
RDR2は初代RDR(2010)から8年を経て2018年にリリースされました。
仮に「RDR3も同じサイクル」と単純に見積もっても、RDR2から8年後は2026年。
ただ、GTA6のプロジェクトが膨大になっていることを考慮すると、
「8年より長いかも……」
と予想するアナリストやメディアも多いのです。
実際、GTA5→GTA6は10年以上。
さらにゲーム制作のスケールは拡大し続けていますから、RDR3まで10年とか12年とか、それくらいの長期戦になってもあまり驚けないという声も大きいわけですね。
2030年以降説まで
海外サイトでは、
「2030年代まで出ないんじゃないか」
という極端な予想も見受けられます。
最初に聞いたとき、
「え、それはさすがに遠すぎるでしょ……」
と私も思いましたが、Rockstarの開発姿勢とGTA6の例を踏まえればあり得るのかもしれません。
RDR2以上に作り込むとなると、ものすごい時間と人員が必要になりますし、GTA6の運営が軌道に乗ったら乗ったで、オンライン運営がロングスパンになる恐れもあります。
業界事情というのはなかなかシビアです。
Take-Twoの財務戦略
Take-Twoが2025年度の決算で「過去最高の業績を狙う」と言っているのは、ほぼGTA6による収益を指していると考えられています。
するとRDR3が大きく業績に貢献するのは、その次のフェーズ以降になるでしょう。
CEOのゼルニック氏が
「非スポーツタイトルは一作一作を特別なイベントにするため、間隔を空けるのが基本」
とも言っているので、RDR3もまさにその通りの扱いを受けていると考えられます。
静かに寝かせて、話題と需要が高まった頃にドカーンと発表する。
ああ、何年待たされるのか……。
でも待ちすぎて足腰がガタつくほどになっていても、出たら絶対買うんでしょうね、私たち。
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ファンコミュニティの声長期戦でもへこたれない理由
RDR3に関してまるで動きがないのに、ファンコミュニティはとにかく熱い。
RedditやTwitter、YouTubeやDiscordサーバーなどでは
「RDR3はどうなるか」
「舞台は1900年代後半か」
「女性主人公はアリ?」
といった妄想や考察で盛り上がっています。
その背景には、RDR2があまりに衝撃的だったからこそ、「次も信じている」という心理があるわけです。
「何年でも待つ」モード
ある種の諦念や悟りに近い声として、
「RDR2が最高の完成度だったから、またそれ以上を作るには10年かかってもいい」
といった意見が見受けられます。
私の知り合いなんかも
「下手したら息子が中学生になるまでRDR3は出ないかもね」
と笑ってましたが、そこには「でも全然待つよ」というニュアンスが混じっています。
じっくり熟成された西部劇なら文句なし! という姿勢ですね。
RDR Onlineの不振と不安
ただ、一方では『Red Dead Online』(RDO)の扱いを見て不安を訴えるファンもいます。
GTA Onlineほどには伸びなかったRDOは大型アップデートが途絶え、Rockstarがオンライン運営を切り上げたようにも見える状態。
ファンコミュニティで「#SaveRedDeadOnline」という運動が起こるほどでした。
おかげで、
「RockstarがRDRに本腰を入れていないのでは?」
「GTA優先でRDRは後回し?」
という不満が根強いのも事実。
RDR3ではオンラインをどうテコ入れするか、あるいはオフラインストーリーに特化するのか、そうした戦略面にも注目が集まっています。
コミュニティの創造力
とはいえ、この空白期間も無駄ではなく、ファンが勝手にコンセプトアートを描き、ストーリー案を出し合い、架空のトレーラーを作って盛り上がっている点は興味深いところ。
日本の方でも動画サイトなどに“もしRDR3が出たらこんなCMになるのでは?”といった自作動画を投稿して楽しむ人がいます。
こういう二次創作やコミュニティでの交流は、「公式が情報を出さない間の盛り上がり」を持続させるのに一役買っているのかもしれません。
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四つの代表的仮説RDR3のストーリーはどうなるのか?
RDR3の具体的なストーリーに関しては、本当に何もわかりません。
が、ファンの中でよく囁かれるいくつかのパターンを紹介します。
いずれも“そうなったら面白そう!”と想像を掻き立てる材料です。
- さらに過去の前日譚
RDR2は1899年、RDR1は1911年が中心舞台でした。
もしRDR3がさらに10年ほど遡れば、ダッチとホゼアが出会い、ギャングを結成する初期の物語を描ける。
若きアーサー(十代か二十代そこそこの時期)も登場するかもしれません。
無法者全盛期のドラマが展開されるなら、
「RDRらしさの極みが楽しめる」
と期待する人も多いはず。 - ジャック・マーストンの後日談
RDR1のエンディングでジョン・マーストンの息子ジャックが主人公として受け継ぎ、物語を締めくくりました。
その後、彼がどのような道を歩んだかは描かれていません。
もしRDR3がその続きを描くとすれば、舞台は1910年代後半〜1920年代頃。
西部開拓時代をはるかに過ぎた近代アメリカが舞台となり、いわゆる“西部劇”ではなくなってしまう懸念もある。
とはいえ、
「ジャックが大人になる過程を見たい」
という声は一定数存在。 - 完全新主人公・新地域
時代を多少ずらしつつ、過去作品の主人公や主要キャラとはまるで関係ない“第三の視点”を提示する可能性。
あるいは舞台をアメリカ西部だけでなくメキシコやカナダ、あるいは新たな州に大きく拡張する形で、新たな物語を生むというアイデアも考えられます。
ロックスターらしいセンスで“どこかで旧作のキャラがチラッと関わる”程度のファンサービスもあり得るでしょう。 - 女性主人公説
「GTA6で女性主人公が登場するかも」
というリークがあるように、RDR3でも女性主人公を採用してシリーズの新鮮味を出すパターンです。
RDR2にもサディ・アドラーのような強烈な女性キャラクターが登場して大好評を博しました。
もし女性主人公が牛を追い、保安官相手に銃を抜き、荒野を疾走する物語が実現したら、それはまた新しい魅力を引き出すかもしれません。
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他社タイトルとの比較から見るRDR3の可能性
ここで「大ヒットシリーズの続編が長らく出ない」例として、『ファイナルファンタジーVII リメイク』(FF7リメイク)や同じRockstarのGTAシリーズと比較してみるのも一興です。
これらのタイトルを通じて、待たされるファン心理や開発スパンの長さにどう向き合うかを読み解いてみます。
GTA6との兄弟関係
GTAシリーズはRDRシリーズと同じRockstarの大黒柱。
GTA5が世界的な超ヒットを記録し、GTA Onlineが莫大な収益を上げてきたことを考えれば、RockstarとTake-TwoがGTAに重きを置くのは当然とも言えます。
つまり
「GTA6が出るまでRDR3がほぼ凍結状態でもおかしくない」
というのが自然な考え方。
そのGTA6だって10年以上待たされているのですから、RDR3もあと5〜10年はあり得る話です。
FF7リメイクとファンの待機心理
スクウェア・エニックスのFF7リメイクは、オリジナルが1997年発売なのに対し、リメイク発表が2015年、そして第一作目が2020年に発売されました。
20年以上ファンを焦らし続け、やっと出たと思ったら“分作”だったというオチも含め、ファンの忍耐力の高さがうかがえます。
それでも売れたし、次作も期待されている。
RDR3にも同じように、多少の待ち時間や情報小出しにファンは慣れっこになっている面があります。
「Rockstarだから仕方ない」
と受け止めている人も多い印象ですね。
情報公開のタイミング
FF7リメイクは発表から発売までこまめに進捗が公開され、ファンの盛り上がりを持続させました。
一方RockstarはRDR2のときも、初報から発売までさほど長くはなく、数度の延期こそあれど比較的短期決戦でプロモーションを行いました。
RDR3でも同じパターンが予想されます。
つまり
長い沈黙
→ある日突然ティザートレーラー公開
→1〜2年で発売へまっしぐら
という流れです。
待ち時間は長いが、発表されたら怒涛のスピードで出す印象が強いのがRockstarですね。
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次世代ハードとの兼ね合いRDR3はどのプラットフォームで遊べる?
RDR2はPS4/Xbox One世代で登場し、PC版が後発でリリースされましたが、PS5やXbox Series X|S向けのネイティブ版は出ていません。
そこで気になるのが
「RDR3が出る頃には次世代機が当たり前になっているのでは?」
という問題です。
PS6世代に突入?
仮にRDR3が2028〜2030年に発売されるとすれば、PS5やXbox Series X|Sは世代の後期もしくは次々世代のハードが出始めるタイミングかもしれません。
PS4→PS5のように、世代跨ぎのタイトルがどう扱われるかは各社で事情が異なります。
RockstarはGTA5をPS3/360からPS4/Xbox One、さらにPS5/XSX|Sへと何度もリマスターしてきましたが、RDR2については新世代アップグレードが行われずに放置されています。
これがRDR3でも同じ流れになるのか、あるいは最初から次世代専用に作るのかは全くの未知数です。
PC版は同時発売か後発か
RDR2のPC版は約1年遅れで発売されました。
Rockstarは過去作でもPC版を後発にすることが多く、今度もそうなるのでは?と見る向きが強いです。
ただ、PCゲーム市場の拡大が加速している中で、次作はコンソールと同時リリースする可能性もゼロではないかもしれません。
まあとにかく、PCユーザーとしてはまた“後出し”を食らう覚悟をしておいたほうが精神衛生上いいのかなという印象ですね。
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RDRシリーズはどれほどのビッグタイトルか売上と評価
過去作品の数値
- 『Red Dead Revolver』(2004):初代にあたる作品で、まだカプコン企画の名残があったもの。大ヒットではなかったが西部劇アクションとして一定の評価。
- 『Red Dead Redemption』(2010):PS3/Xbox 360向けにリリースされ、累計2300万本以上を売ったとされる。
- 『Red Dead Redemption 2』(2018):6000万本以上との推計もあり、メタスコアは90点台後半で軒並み高いレビューを受けた。
こうして見ると、『RDR2』の爆発力はシリーズの地位を完全に不動のものにしました。
Take-Twoとしては、このフランチャイズを潰す手は絶対にないでしょう。
私としても、RDR2を手がけたRockstarが次に西部劇を描いたらどうなるのか——それだけでも興味が絶えません。
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RDR1リマスター版(2023年移植)の動き
2023年には初代RDRの移植版がPS4/Nintendo Switch向けに発売されました。
グラフィックの大幅リマスターではなく、ほぼオリジナルを動くようにした程度で、価格設定はやや高め。
ファンの間では賛否が割れましたが、
「携帯機でRDRが遊べるとは!」
と喜ぶ人もいれば、
「フルリメイクを期待していたのに」
と残念がる人もいるようです。
この動きは
「Rockstar内部でRDR1のリマスター計画があったが、何らかの事情で縮小された結果ではないか」
という見方もあります。
もしRDR3が企画段階に入っているとすれば、あえて大規模なリマスターに投資するより、新作へ開発リソースを回す可能性があるのかもしれません。
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Rockstar流のマーケティングとRDR3発表の“瞬間”
Rockstarは
沈黙を貫き、完成度が高まってきたら突然情報を放出
というやり方を好みます。
RDR2の発表時も、公式SNSが謎の赤いロゴを投稿してファンが大騒ぎ→トレーラー公開→延期の末に発売、という流れでした。
ティザートレーラーがすべてを変える
RDR3でも「いよいよか?」と思わせる日は、RockstarのSNSが唐突に“西部劇感あふれるアイコン”に変わる瞬間かもしれません。
そこから数日のうちにティザートレーラーが解禁され、ゲーム専門メディアが一斉に報じ、YouTubeの再生回数が数千万を突破する——きっとそんな絵が目に浮かびますよね。
実際にその時が来たら、SNSでは“#RDR3”が世界のトレンドをかっさらうでしょう。
発表から発売まで短期決戦
RDR2は当初2017年末の予定でしたが延期を繰り返し、実際には2018年10月に発売されました。
ただ、それでも“初報から発売まで約2年弱”と、他の大作RPGに比べれば短いスパンです。
RDR3でも発表されたら比較的スピーディにリリースされる公算が高く、「え、もう出るのか!」と驚くユーザーが続出する可能性があります。
その瞬間に備え、貯金をしておくのも悪くないかもしれません。
私などは、“息子がちょうど中学生になってスマホを欲しがる時期とかぶったら大変だな……”と、本気で思案しています。
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オンライン要素と今後の課題
Rockstarがオンラインマルチプレイを成功させた代表例は『GTA Online』です。
これが未だに莫大な収益を生み続けています。
一方、RDR2に付属していた『Red Dead Online』はGTAOほどの成功を収められず、2021年以降ほとんど大型アップデートが行われなくなってしまいました。
RDR3はオンラインをどう強化する?
「RDR3ではオンラインをもっと充実させるのか?」
「RDR2のオンラインのように尻すぼみになるのか?」
ここは注目の焦点です。
GTAのように車やヘリコプター、派手な強盗ミッションなどがない分、西部劇オンラインの遊び方は若干地味になりがちという指摘もあります。
荒野でのロールプレイやギャング抗争などをどう盛り上げるかは、Rockstarの腕の見せ所かもしれません。
今度は充実のカスタマイズ要素や定期イベントなどを用意して、GTAOに負けないぐらいの存在感を目指すのか、それともオンライン自体を軽めにしてオフラインに注力するのか——まだ見ぬRDR3の選択は誰にもわかりません。
#SaveRedDeadOnlineを経て
2022年頃には、ファンが「#SaveRedDeadOnline」というハッシュタグを掲げて、Rockstarに大型アップデートを求める運動を展開しました。
しかしRockstarはあまり反応せず、代わりにGTA6を優先するアナウンスを示唆したと言われています。
この経緯からして、RDRシリーズにおけるオンラインは、GTAほどの金脈にはなっていないというのが現実なのでしょう。
RDR3では、同じ失敗を繰り返すのか、あるいは画期的な方針転換で一発逆転を狙うのか、興味津々です。
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“荒野の停滞期”の過ごし方ファンは今何をすればいい?
RDR3がいつ出るかわからないと嘆いていても仕方ありません。
ファンとしては、今のうちにできることがいくつかあります。
私自身、息子を寝かしつけてからコツコツ進めていることも多いので、いくつか紹介しましょう。
RDR2をやり込む
RDR2は周回プレイでも新たな発見があるほど作り込まれています。
サブイベントをすべて網羅するだけでも、馬に乗ってアメリカ南部から西部を縦横無尽に旅する楽しみが尽きません。
ハチャメチャに暴れるプレイスタイルや、逆に徹底して善人を貫くスタイルなど、ロールプレイ次第でストーリーの味わい方が少しずつ変わる部分があります。
また、PC版ならMOD導入でさらなるカスタム体験が可能。
グラフィックを強化したり、新しい服装や武器を追加したりと、RDR3が出るまでの長い道のりを退屈させない工夫はいくらでもあります。
RDR1リマスター版(PS4/Switch)をやる
2023年にリリースされた移植版で、初代RDRをもう一度遊ぶのもいいでしょう。
大きな追加要素はなく、値段設定に文句を言う人もいますが、携帯機でRDRを楽しめるというのはちょっとした衝撃です。
ジョン・マーストンのドラマを再確認しておくことで、RDR2のストーリーとの繋がりも再発見でき、RDR3へのモチベーションがさらに高まるはず。
夜中、夫と子どもが寝静まったあとに、Switchをコソコソ起動して遊ぶ背徳感もなかなか乙です(やりすぎると翌朝寝坊しそうですが)。
他の西部劇ゲームを開拓する
「RDRシリーズ以外に、西部劇を題材にしたゲームはあるの?」
という方もいるでしょう。
規模はやや小さいですが、『Call of Juarez』シリーズや『Desperados』など、シングルもマルチもさまざま。
トップクラスの完成度かどうかはともかく、雰囲気を味わうには悪くない選択かもしれません。
一般のオープンワールドゲームを研究する
あえてRDRから離れて、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『エルデンリング』『サイバーパンク2077』『アサシンクリード ヴァルハラ』など、多種多様なオープンワールドゲームを遊ぶのも一手。
RDR2と比較することで、Rockstarのこだわりや他社の長所が見えてきます。
西部劇の枠を飛び越えて、「未来的なオープンワールド」「ファンタジー系」などに触れると、その違いもまた楽しめるものです。
そうしているうちに、きっとRDR3の話題が浮上する(……かもしれない)。
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RDR3は遠からず、でもすごく近いわけでもない記事の結論
以上の情報を総合すると、RDR3は
「今すぐ出るわけではないが、いずれ出るのはほぼ確実」
と言えそうです。
GTA6に全力投球中のRockstarが、ふと余裕を見せるまで待たねばなりません。
そこで辛抱強く待ち続けるか、諦めてシリーズから離れるかは人それぞれ。
でも、RDR2の衝撃を味わった人たちが、そう簡単に熱を失うとは思えませんし、何年先であろうが必ず手に取るだろうと私は思います。
要点まとめ
- RDR3の公式発表は現時点で皆無。
- Take-Two CEOの発言やRDR2の成功から見て、シリーズ継続は極めて自然。
- リーク情報は豊富だが、発売時期や中身に具体的根拠は薄い。
- GTA6との開発スケジュールの兼ね合いから、2028~2030年以降が大きな目安。
- ファンコミュニティは長期戦を覚悟しており、独自の考察や創作で盛り上がっている。
- ストーリーはさらに過去か後日談か、あるいは全く新しい展開か、まったく読めない。
- 技術的には次世代機対応やオンライン要素の進化が期待される反面、どう転がるかはRockstarのみぞ知る。
もしRDR3が2030年になってようやくリリースされても、そのとききっと大歓声とともに数千万本を売り上げるに違いありません。
荒野には、まだ見ぬドラマがいっぱい詰まっています。
ダッチやアーサーが紡いだ伝説を受け継ぐ形でもいいし、新たなガンマン(あるいはガンウーマン)が活躍する舞台でも大歓迎。
荒野が広がる限り、そこに熱狂的なファンは生まれ、次の物語を待ち焦がれ続けるでしょう。
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気長に待ちながら“西部愛”を温めよう最後に
毎日忙しく過ごしていると、あっという間に月日が過ぎていきます。
子どもの学校行事だとか、会社の人間関係だとか、義父母との同居生活とか、いろいろあって加速度的に時間が流れていく。
気づいたら2025年ももう終わりそう……
となったときに
「おっ、そろそろGTA6の発売だって?じゃあRDR3はまだ先かな?」
くらいの感覚でいるのがちょうどいいのかもしれません。
RDR3が発表されるその時は、Rockstarがお得意の“突然のビッグニュース”で世界を揺るがすことでしょう。
もうそれを想像すると、ごはんの支度も忘れてワクワクしてしまいそうです。
まあ実際には、家族にはお腹いっぱい食べさせなきゃいけないし、自分も会社に行かなきゃいけません。
それでも、一日の終わりにふと布団に入ったとき、頭の中で
「RDR3が来たらどんな旅が始まるんだろう?」
と空想するのも悪くない。
西部劇とは、過酷だけどロマンに満ちた世界。
私たちはいつでも、その荒野に思いを馳せることができるんです。
RDR3が日の目を見るその瞬間まで、どうか楽しく妄想を膨らませてください。
RDR2を遊んでいれば、荒野の風と馬の蹄の音が心の奥底から呼びかけてくるはず。
もし子どもに
「ママ、また馬乗ってんの?」
なんて呆れられたら、こう答えてやりましょう。
「大丈夫、そのうち君も大きくなったら、この世界の素晴らしさがわかるようになるよ」と。
私たちの旅はきっと長いけれど、きっと最高のゴールへ繋がっている……そう信じて、時々アーサーやジョンの姿を思い浮かべながら暮らしていきたいと思います。
結局、一行に公式の続報は出ないまま、今日も荒野の日差しがギラついています。
でもその日は必ず来るはず。
もし2030年をとうに過ぎていても、我々は馬の世話をしながら笑顔で「ようやくかい」とRDR3を迎えに行くでしょう。
そんな悠長な、でも熱い愛をこめて、この記事を結びとします。
あなたも、どうぞ気長にお待ちあれ。
何年先になろうと、荒野は私たちを裏切らない——それが『レッド・デッド・リデンプション』シリーズの本質なのです。
