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あひるの空の最新刊はいつ?連載再開と続編の発売日を超考察【漫画】

2003年末に連載をスタートし、すでに

累計2400万部を突破

する大ヒットバスケットボール漫画「あひるの空」。

作者・日向武史先生の卓越した描写力や骨太なストーリーテリングが魅力で、2019年にはTVアニメ全50話が放送され国内外で注目を集めました。

しかし、2019年6月に発売された第51巻以降、新刊は一切出ていない状態です。

長期休載に入り、続きが読めないまま月日が経過し

「いつ連載再開するのか?」

「52巻の発売日は?」

という声がやまず、多くのファンがやきもきしています。

そこで本記事では、あひるの空の最新刊や休載に至った背景、公式・非公式を含めた現状の情報、そして続編発売の可能性や今後の展開をあらためて徹底考察。

作品のあらすじや魅力を振り返りながら、いつの日か“あの空”がコートへ戻る日を皆さんと一緒に待ち望みつつ、いま知り得る限りの最新事情を深く掘り下げていきたいと思います。

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概要と魅力あひるの空とはどんな作品?

「あひるの空」は、作者・日向武史先生が2003年末から描き始め、2004年頃より講談社『週刊少年マガジン』に連載を本格スタートさせたバスケ漫画です。

大きな特徴は、主人公・車谷空が

身長が低い

という大きなハンデを抱えながらも、廃れかけた高校バスケ部に情熱を取り戻していくプロセスを描いている点。

部員は不良や問題児ばかり、練習環境も整っていない、そんな苦境だらけの“九頭龍高校(通称クズ高)”を舞台に、友情・努力・挫折・成長がリアルに描かれています。

一般的なスポーツ漫画にありがちな“超人的な必殺技”やファンタジックな展開は少なく、競技としてのバスケットボールのリアリティや、チーム内の人間模様・メンタル面を丁寧に描くのが本作の魅力。

一方でテンポが悪くなることもなく、初期は年3~4巻のペースでコミックスを刊行するほど勢いよく進んでいました。

また、本作は幅広い読者層から支持され、2020年6月時点で累計発行部数が2400万部を突破するという大きな成功を収めています。

さらに2019年10月から2020年9月まで4クールにわたりTVアニメ化され、海外のファンにも認知が広がりました。

長期連載作品でありながら、熱心な支持を得てきた一方、2019年以降は休載に入り、いまだ再開がアナウンスされていない――まさに“長い空白”が続いているのです。

発売日は2019年6月17日最新刊は第51巻

まず、「あひるの空」の現時点での最新刊は、第51巻となります。

副題として「THE DAY Part 1」という表記が入り、これが発売されたのは2019年6月17日でした。

この51巻に収録されている物語は、インターハイ準決勝・横浜大栄高校との試合途中まで。

横浜大栄は作中屈指の強豪校であり、クズ高(九頭龍高校)メンバーがどんな作戦や成長を見せるのか、ファンの注目が一気に集まるクライマックス的展開。

しかし、まさに試合が佳境に入るところで本編が止まってしまい、51巻以降のコミックスは発行されていません。

51巻発売当初は

「続きは52巻で描かれるはずだ」

と期待されたものの、同時期に作者が休載に入り、連載自体が止まってしまったためにストックがなく、

次巻を出すこと自体ができない

状況が続いているわけです。

ファンからすれば

なぜこのタイミングで…

と感じる方も多く、クライマックス目前の“中断”に不満や嘆きを漏らす声が絶えません。

それだけ物語が盛り上がりを見せていた、という証左でもあります。

公式発表は「作者の体調不良」長期休載の理由

2019年5月頃、あひるの空が掲載される週刊少年マガジン誌面にて

しばらくの間休載

という告知が出ました。

当初は「短期休載」とのアナウンスでしたが、

復帰時期が示されないまま丸4年以上が経ち、完全に無期限休載状態に入った

と言わざるを得ません。

講談社およびマガジン編集部からは、休載の理由を

作者の日向武史先生の体調不良

と説明しています。

実際、日向先生は2013年頃にも体調を崩し、約1年近い長期休載をとった前例がありました。

その時も

  • 腕や手の不調
  • 創作上の疲労・ストレス

などが原因とみられていましたが、いずれにせよ具体的な病状は伏せられています。

ネット上では

「アニメ化に対する不満で描く気を失ったのでは?」

という推測や、

「編集部と揉めた結果ボイコットした」

「作者のメンタルが限界に達した」

といったさまざまな噂が飛び交っています。

しかし、

式にはあくまで“健康上の理由”

がメインだとされ、アニメ不満説や編集トラブル説はあっても二次的要因である可能性が高いです。

少なくとも出版社側は打ち切りとは断定せず、“休載中”として作品をリストに残し続けています。

2019年に何が起こった?アニメ放送と重なる年

2019年10月、TVアニメ「あひるの空」が放送開始となりました。

深夜帯ながら4クール・全50話という長期間にわたる大型企画であり、多くのファンが

「アニメ2期、3期と続くのかも?」

と期待していた時期でもあります。

ただし、同じ年に作者本人は体調を崩し長期休載突入。

アニメ放送は進んでいるのに、原作は止まっているという事態になったのです。

TwitterなどのSNSで日向先生が

「(アニメ制作側に)自分の要望が思ったように伝わらない」

とぼやいていたとの情報もあり、一部では

「アニメに対する不満が休載を長引かせたのでは?」

と言われます。

しかし、決定的なソースがあるわけでもなく、作者が本来望んでいた演出が実現しなかったストレスはあれど、あくまで決め手になったのは

執筆困難に陥るほどの健康上の問題だ

と見るのが妥当です。

アニメが放送される中、原作が動いていない状況はファンのもどかしさを募らせ、

「これだけ注目度が高まっているのに新刊が出ないのか……」

という嘆きが広がりました。

結局、アニメは2020年9月まで放送され、作品として知名度がさらに高まったものの、その勢いを連載再開へとつなげられない状態が今日まで続いています。

最終章突入の告知まさかの一番盛り上がるところで休載

2019年1月頃、

あひるの空がいよいよ最終章へ突入

という報が誌面やインタビューで示唆されていました。

それまで数多くの試合をくぐり抜け、インターハイ出場を果たしたクズ高メンバー。

準決勝で当たった横浜大栄高校は、まさに頂点クラスの強豪校。

ここを乗り越えると、いよいよ決勝戦、さらには物語の大団円へ向かうと期待されていたわけです。

言うなればクライマックスの入り口ともいえるタイミング。

しかし、そのタイミングで作者が筆を休めざるを得ない状況になり、2019年6月を最後に休載が継続。

これはファンにとって非常に歯がゆい事態でした。

完結まで読みたい思いが強いのに、実際には

まだ終わっていない。ただし続きが出る予定は未定

という何とも微妙な状態。

それが長く続いているため、世間的には

「もう完結したのでは?」

とか

「打ち切りになった?」

といった誤解も広がっています。

作者死亡説やクズ呼ばわりなど、ネットに広がるデマの数々

長期休載作品にはよくある話ですが、ネット上で根も葉もない噂が飛び交っています。

特に「あひるの空」休載中は:

  • 作者はもう死去しているのではないか?
  • 「作者が編集部とケンカし、連載放棄した(性格がクズ)」
  • 「アニメ制作と大揉めして、そのまま創作意欲を失った」

というような、極端な憶測・デマが多数見られました。

実際に2020年前後、Yahoo知恵袋などのQ&AサイトやSNS上で

「作者は亡くなったらしい」

と真に受けた発言も一時的に広まったようです。

ところが、これらは

完全に誤情報

であることが2024年末の作者SNS更新によってハッキリしました。

作者が実際に投稿をしており、少なくとも存命であることが確認されたのです。

また、講談社側が連載終了や打ち切りとアナウンスしていない以上、作品が投げ出された可能性は低いといえます。

もちろん作者の性格を断定できるわけではありませんが、いずれにせよ確証を欠く“ネットの噂話”に振り回されないことが重要です。

そのときはどう復帰した?2013~2014年にも長期休載があった

実はあひるの空は今回が初の長期休載ではありません。

2013年に作者急病のため「無期限休載」となり、週刊少年マガジン本誌からもしばらく姿を消しました。

結果、38巻(2013年7月発売)~39巻(2014年12月発売)の間が約1年5か月も空いており、当時も

「もう再開しないのか?」

と心配されていたのです。

しかし、そのときは見事に連載へ戻り、しばらくのペースダウンはあったものの、2015~2018年あたりまでコンスタントに刊行を重ね、2019年に51巻を出すまで続きました。

つまり一度体調不良で長期休載になった後も復活している前例があるわけで、今回も同様のカムバックを期待する声は根強いのです。

前回は約1年ほどで戻ってきましたが、今回は2019年から数えて4年以上が経過し、前回以上の長期化を辿っています。

ただ、過去に復帰実績がある以上、「絶対に未完で終わる」というわけではない、と楽観的に見るファンが多いのも事実です。

業界に見る類似ケース休載→復活はそこまで珍しくない

近年の漫画業界では、作者のコンディションや執筆ペースを優先し、連載を長期休止しても見守る流れが顕著に見られます。

とくにジャンプ系では「HUNTER×HUNTER」(冨樫義博先生)がしばしば年単位の休載を挟んでおり、2022年に一時復帰したものの、その後再び休みに入るなど不定期連載を繰り返しています。

それでも「連載終了」ではなく、「休載中」という扱いで枠を残しているため、再開号が出るたびに大きく話題になります。

これはファンにとって「待つのが当たり前」になってしまった例ですが、長期休載=打ち切りではない好例と言えます。

他にも「D.Gray-man」(星野桂先生)や「REAL」(井上雄彦先生)、さらには「青の祓魔師」(加藤和恵先生)など、さまざまなヒット作が数カ月~数年のブランクを経て再開しています。

出版市場としても、無理に週刊連載を継続させて作者の健康を犠牲にするより、不定期でも続けてくれたほうが完結まで漕ぎつけやすい、という見方が定着しつつあるのです。

「あひるの空」も講談社では看板タイトルの1つ。

累計2400万部超という売上実績があるため、出版社としては休載に入ったとしても簡単には打ち切らないはずだ、と推測できます。

読者としては焦らず待つのがいちばん、といえるかもしれません。

SNSでの動き2024年末、作者が突然投稿を再開

2024年12月7日、作者・日向武史先生の公式Twitter(現在はX)アカウントに約3年半ぶりの新規投稿がありました。

そこでは「おめでとう。お幸せに。」というメッセージ付きのイラストが掲載され、ファンを驚かせました。

イラストは結婚式を思わせるもので、詳細は不明ながら作中キャラを連想させるタッチだったと言われます。

実際に漫画のストーリーと関係あるのか、作者の個人的な祝い事なのかは一切わからないままですが、とにかく日向先生が存命で絵を描く余力があることが確認され、「死亡説」は完全に否定されました。

投稿後、Twitterや5chなどでは

「これは復活フラグでは?」

「近いうちにあひるの空連載再開くるかも」

と一気に盛り上がりましたが、2025年2月現在まで連載再開の正式告知はなく、続報も出ていません。

ただ、多くのファンが

「先生は元気そうだし、少しずつ回復しているのでは」

とポジティブに捉えており、いつか復帰する可能性への期待は以前より高まりました。

ネット検索の現状完結疑惑や作者デマが溢れる

検索エンジンで「あひるの空」と入力すると、「あひるの空 完結」「あひるの空 連載終了」といったキーワードがサジェスト表示されます。

これは大勢の人が

「もう終わっているのか?」

と疑問に思って調べているからにほかなりません。

また、

「あひるの空 作者 死亡」

「あひるの空 作者 クズ」

「あひるの空 52巻 発売日 未定」

などのネガティブあるいは具体的な巻数検索も多く、その背景には長期休載に関する混乱や憶測、続きの刊行を待つ焦燥感があるのでしょう。

実際、Googleなどの検索結果を見ても、

「あひるの空は打ち切り?」

「作者は本当に亡くなっていないか調べてみた」

というタイトルの記事が多数存在し、“誤情報を否定”するコンテンツがよく読まれている状況です。

ファンが最新情報を求めて検索し続けているとも言え、もし連載再開が正式に発表されれば、間違いなくニュースやSNSを中心に大きくバズるはずです。

発売日の見通しは?第52巻はいつ出るのか?

あひるの空は51巻が2019年6月に刊行されて以降、新刊が一切出ていません。

52巻が発売されるためには連載が再開されないといけない

というのが現状で、単行本は通常、雑誌連載で数話~十数話を貯めてからまとめる形式が一般的。

週刊連載なら数か月あれば1巻分が溜まりますが、休載中ではそもそも原稿が生まれず、出すに出せないのです。

仮に2025年中に週刊少年マガジンでの連載が復活した場合、スムーズに掲載が進めば最短で半年以内に52巻をリリースする可能性もあります。

しかし、作者が無理をしないペース(月刊や不定期)で連載する場合は、それ以上に時間がかかり、1年ほど待つことも十分あり得るでしょう。

一方で、休載中に作者が描き溜めているシナリオや原稿があるかもしれません。

その場合は連載復帰と同時に何話分か一気にストックを放出し、思いのほか早く52巻が刊行されるパターンも想定できます。

ただ、これらはすべて推測に過ぎず、現段階で公式アナウンスがない以上、

発売日は完全に未定です。

あひるの空ってもう完結した?よく勘違いされる理由

ネット上には「あひるの空 完結」という文言が散見されます。

これは、休載が長期化して事実上止まっている作品を見て「もう終わったんだろう」と勝手に思い込む人がいるため。

また、アニメ全50話もやりきったため

「テレビシリーズは一旦終わったから原作も完結?」

と混同する向きもあります。

実情としては、

まだ未完であり、物語は最終章の大事なところ

で止まっているまま。

続きが描かれていないだけで完結ではありませんし、作者や出版社が終了を宣言した事実もありません。

そのため、いざ「続きが読みたい」と思って調べた人が

「あれ?完結って書いてあるブログが出てきたけど?」

と混乱し、誤情報がさらに広がるという悪循環が生まれているとも言えます。

クズ高 vs 横浜大栄インターハイ準決勝の行方が最大の注目点

51巻までのあらすじを簡単におさらいしてみると、クズ高バスケ部は紆余曲折を経てインターハイに出場し、様々な強豪校を相手に力を伸ばしてきました。

特に横浜大栄戦は、それまでの積み上げを一気に試される場面であり、メンバー1人ひとりの過去や個性がいっそう際立つ対決。

「あひるの空」はコメディ要素や超人的スーパープレイこそ少なめなものの、細かな戦術・キャラ同士の連携・精神面での成長を描くことで読者を惹き込みます。

インターハイの準決勝に到達した時点で、これまで積み上げてきた要素が爆発的に盛り上がる状態だったため、

「ここから一体どう決着をつけるのか?」

に期待が大きいのです。

それゆえに

「ぜひ最後まで読みたい」

「中途半端に終わるなんて最悪」

という声が絶えません。

最終章と銘打たれただけに、作者もラストまでの構想を練っているはずですが、それを具体的に形にするためには、やはり体調回復という不可欠な条件をクリアする必要があります。

ストーリーの魅力車谷空の存在感と仲間たちの成長

あひるの空がこれほど多くの読者を魅了した大きな要因の1つは、主人公・車谷空の純粋なキャラクター性と、周囲を動かす影響力です。

身長150cm台というバスケ選手としては致命的ともいえるハンデを抱えながらも、空はバスケを愛する気持ちで周りの人間を引っ張っていきます。

いわゆる“努力・友情・勝利”の王道構成に加え、クズ高の面々がバラバラだった初期と比べると、それぞれが少しずつ絆を深め、“チーム”としてまとまっていく過程がファンの心を掴みます。

また、試合展開も基本的に“泥臭い”リアル路線。

相手に圧勝する展開ばかりではなく、敗北や挫折、個々人の葛藤が丁寧に描かれるため、多くの読者が「自分たちにも通じる」と共感しやすいです。

それだけにインターハイ準決勝でどんな化学反応が起こるのか、どんな作戦やドラマが生まれるのかは、ストーリー的に最重要ポイントといっても過言ではありません。

だからこそ一部で“これを描かずに終わられると困る!”という叫び声が出るわけです。

ファンコミュニティの反応苛立ちの声と愛ゆえの応援

長期休載中の作品には珍しくありませんが、SNSや掲示板をのぞくと以下のような意見が混在しています:

  • 「もう4年も待ってるのに何の続報もない。正直イライラする」
  • 「ハッキリ打ち切りならそう言ってくれ。中途半端なのが困る」
  • 「いやいや、健康第一でしょ。作者が戻れるならいつまでも待つよ!」
  • 「ここまで愛着あるキャラたちを未完のままにしてほしくない」

中には「作者は性格が~」と罵倒めいた書き込みもありますが、それすら「続きを本気で読みたいのに読めない」という歯がゆさの裏返し。

2024年末の作者SNS投稿時は、

「先生が生きてて良かった」

「ほんの少しでも動きがあるだけで嬉しい」

とSNSが盛り上がり、ファンの期待の火が再点火した形です。

また海外のコミュニティ(Redditなど)でも、アニメを視聴して原作に入った人が

「これって完結してないの?」

「いつ続きが出るの?」

と質問を繰り返しています。

長期休載という点では「HUNTER×HUNTER」を彷彿とさせるとして、“これは数年かかってでも必ず戻るだろう”と気長に応援する声も少なくありません。

売上・評価データから見る作品の価値

コミックス累計2400万部という数字は、2000年代以降のバスケ漫画としては非常に高い部類に入ります。

アニメ版も4クール・全50話という大規模展開を実現しており、一見すると大成功を収めた作品です。

実際に海外のアニメ評価サイト「MyAnimeList」では

7.2~7.3前後のスコア

がついており、可もなく不可もなく、しかし一定の好意的評価を獲得している状況。

原作漫画のほうは読者レビューで

「とても熱い」

「リアル系バスケ漫画として最高」

と評される一方、

「試合展開が遅め」

と言われることもあります。

ただし、そこまで大きく荒れることなく、

「復活を待ち望む」

という意見が多いのは、その安定したファン基盤の賜物でしょう。

ある程度の部数が見込める以上、出版社としても焦って連載終了や打ち切りを宣告する必要がないわけです。

可能性は十分に残されている連載再開はあるのか?

結論から言えば、あひるの空は未完であり、講談社が「終了」と明言していない以上、

連載再開の可能性は十分ある

といえます。

事実、週刊少年マガジンの連載作品リストにも、あひるの空は“休載中”として名前が残されています。

仮に完全終了としてしまうなら、それ相応のアナウンス(最終回扱い)があるはずですが、それがありません。

さらに、過去に休載から復活した事例は多数ありますし、作者ご本人が2024年末にSNSを更新したという事実も

「まだ筆を折っていないのでは?」

と推察できる理由になっています。

あくまで問題は「いつになるのか」であり、作者の体調次第という点はどうしてもファンの力ではどうにもできません。

再開が告知されたらどうなる?

もし近い将来、「〇月〇日発売の週刊少年マガジンであひるの空が連載復活!」と告知された場合、かなり大きなニュースになるでしょう。

とくに最終章の真っただ中で止まっていることもあり、待ち望んでいた読者の熱量は相当高いと考えられます。

今までSNSやファンコミュニティで鬱積していた苛立ちが一気に歓喜へ転じ、

「買い支えるぞ!」

「ようやく続きを読める!」

と盛り上がるのは目に見えています。

さらに編集部が巻頭カラーや特集記事などを組む可能性も高く、単行本の新刊が出れば大きな売上増が見込めるでしょう。

インターハイ準決勝・横浜大栄戦の結末、そして決勝へ進むか否か、主人公・車谷空のこれまでの努力がどのように実を結ぶのか――数年分の期待が一挙に爆発し、ファンにとっては号泣必至の展開が待ち受けているかもしれません。

物語の完結後に続編やスピンオフはある?

本作は「いよいよ最終章へ」という段階で休載に入っているので、再開後はラストに向けて一気に駆け抜けると考えられます。

もし物語が無事完結した場合、新たなスピンオフやキャラクターの番外編などが生まれる可能性はゼロではありません。

人気のあるスポーツ漫画では完結後に外伝が描かれたり、アニメ2期・映画化といった流れも少なくありません。

ただし、最終章すらまだ未完なので、そこから先の新シリーズを論じるのはさすがに時期尚早。

まずはインターハイの決着をしっかり描き、作品を締めくくることこそが今の最優先でしょう。

完結してから余力があれば、ファンの要望に応えてスピンオフなどを手掛けてくれるかもしれません。

あひるの空の意義と魅力を再度確認なぜここまで続きが待たれるのか?

読者がこれほど休載にやきもきするのは、

バスケ漫画としての地に足のついた面白さ”と、“キャラクターの成長を見守りたくなるドラマ性

に強く惹かれているからだと考えられます。

スラムダンクや黒子のバスケといった名作バスケ漫画が存在する中で、あひるの空は身長の低い主人公がチームを鼓舞し、チームメイトたちもそれぞれの事情や悩みを抱えながら少しずつ変わっていくという、いわば“弱者が成長していくサクセスストーリー”が際立っています。

さらに描写のリアルさゆえ、

「実際にバスケをやっている人から見ても納得できる戦術や動きが多い」

との声もあり、スポーツ漫画にありがちな“ファンタジー化”に拒否感を覚える層にも支持されてきました。

だからこそ未完で終わるのは惜しすぎる、と感じる読者が多いのです。

作品愛の裏返し作者への批判や苛立ち

匿名掲示板やSNSを見ていると、

「日向武史はクズだ」

「出版社を裏切っている」

「もう描く気がないなら辞めろ」

といった物騒な投稿が散見されます。

これは休載が長期化するときによく起こる現象で、ハンターハンターなど他の作品にも似たような流れがあります。

しかし、その背景には

「好きだからこそ続きが読みたい」

「こんなに面白い作品を途中で終わらせてほしくないのに、連載してくれないのはなぜ?」

というファン心理があり、

愛があるからこその苛立ち

とも言えます。

実際、作者がSNSを更新した際には

「やっぱり生きてた!」

「本当に嬉しい、無理しないで」

と暖かく迎えるコメントが多かったわけで、一方的に悪感情ばかりが向けられているわけではありません。

いずれにせよ、長期休載の場合はそうした温度差が生じやすくなり、デマや中傷も出てくる点は注意が必要です。

作者の健康を最優先に無理のない形で戻ってきてほしい

漫画家という職業は、ネーム・下描き・ペン入れ・仕上げなど膨大な作業を締め切りに合わせてこなさねばならず、特に週刊誌はかなりの過密スケジュールになります。

手や腕に負担がかかるのはもちろん、精神的ストレスが大きくなりがちです。

日向武史先生が連載を続けられないほどの体調不良に陥った以上、焦って復帰しても再び倒れてしまうリスクがあります。

したがって、講談社や編集部としても簡単に「早く描いてください」というわけにはいかず、休載状態でひたすら待つしかないのが現状でしょう。

ファンにとっても1日でも早い再開を望む気持ちはやまやまですが、無理をして駄作になるよりは、作者が納得のいく状態になって戻ってきてくれた方が作品のためでもあります。

休載期間が長引くほど売り上げ的には痛いかもしれませんが、それでも大ヒット作ゆえ続きさえ出れば一気に注目が集まるという強みがあるのです。

もし2025年内に再開が発表されたら具体的なシナリオ

仮に2025年内に「◯月◯日発売の週刊少年マガジンで連載を再開します」と公になれば、まず最初に誌面や公式サイトで特集・インタビューなどを組むはずです。

作者のコメントなども掲載され、「読者の皆様にはお待たせしてしまいましたが、これから最終章を描き切ります」といったメッセージが想定されます。

そこから数話~十数話分が連載され、インターハイ準決勝の決着まで一気に盛り上がるでしょう。

そして早ければ数か月後に「第52巻」が発売決定となり、多くのファンが書店に走る……という流れが考えられます。

もちろん、作者が休載中に原稿を準備できているかどうか、また以前のように週刊ペースで連載できるのか、月刊誌へ移行するのかなど、不確定な要素は多々あります。

しかし、ファンが思い描く理想像としては、「しっかり完結まで一気に読ませてほしい」というものでしょう。

連載再開を待つ間の楽しみ方過去巻再読とアニメ視聴

長い中断期間に突入している今、ファンができることの1つは「過去の単行本をもう一度読み返す」ことです。

初期の頃のクズ高メンバーがいかに荒んでいたか、車谷空がいかに周囲を変えていったか、合宿や試合のたびにどう成長したかをあらためて振り返ると、作品の味わいが深まります。

特に試合ごとの戦術的な視点やキャラクター同士の関係性を整理しておくと、最終章が再開した際、スムーズに内容を思い出せて楽しめるはず。

「このキャラがこんな風に変化していた」

「インターハイまでにこんな伏線があった」

など再発見も多いでしょう。

また、アニメ版全50話も配信などで視聴可能です。

原作の序盤~中盤をアニメとして一気に楽しむことで、ある意味“ストーリーのおさらい”ができます。

アニメから入った新規読者も多いので、ファン同士で感想を共有すれば、少しは退屈しないかもしれません。

ファンのさまざまな予想どう結末を迎えるのか?

インターハイ準決勝で横浜大栄に勝つのか負けるのか、そこから先の決勝はどうなるのか、車谷空が

“最終的にどんな結末を迎えるのか”

など、ファンの考察・妄想は尽きません。

あひるの空の作風から言って、必ずしも勧善懲悪の大勝利が待っているとは限らず、泥臭いリアルさがオチとして用意されているかもしれないとも考えられます。

同時に

「空の母親の遺志はどう回収されるのか?」

「各キャラクターの将来は描かれるのか?」

といった部分も注目点です。

最終章ゆえにきれいに締めるのか、それともある程度余韻を残して終わるのか。

作者が描きたいバスケの終着点がどこなのかは、連載が再開されない限り永遠の謎です。

この“想像力を刺激される期間”とも言えますが、あまりにも長いとファンも待ちくたびれてしまう。

だからこそ早く答えを知りたいという声が強まっているのです。

あひるの空は未完、いつかきっと戻る“希望”を捨てずにまとめ

ここまで紹介した通り、あひるの空は2019年6月を最後に第51巻から先が発売されておらず、作者の長期休載により連載が止まっています。

休載の主因は「作者の体調不良」であり、アニメ不満説や編集トラブル説はあくまで副次的な憶測。

作品自体は休載扱いであり、

打ち切りではなく、完結もしていない

というのが現時点の答えです。

しかし、過去にも1年ほど休載したあと復活した実績があり、近年の漫画業界でも長期休載→復帰→完結を迎えるパターンは珍しくありません。

さらに2024年末に日向先生がSNSを更新し、健在ぶりを示唆したことで、

「いつか再び続きを描いてくれる」

という期待は以前にも増して高まっています。

そして何より「あひるの空」はインターハイ準決勝という“大詰め”まできており、ここからどんなドラマが生まれるのかを知りたいファンが世界中に存在します。

連載が再始動すれば確実に大きな話題になり、単行本も再び売れるでしょうから、出版社も作者の戻ってくるタイミングを根気強く待っているのでしょう。

読者としては焦らず、作者の健康回復が最優先と割り切りつつ、これまでの51巻を読み返したり、アニメを見たり、コミュニティで語り合ったりしながら、あひるの空の“再来日”を待つしかありません。

長期休載が長引いたからといって、物語が必ずしも放棄されるわけではない、というのはほかの人気作品でも証明されてきました。

ファンの思いが絶えず続く限り、あひるの空という作品もきっとその熱に応えてくれることでしょう。

いつの日か空たちがコートに舞い戻り、インターハイの頂点を目指して走るラストスパート

が拝めると信じて、今は静かにエールを送り続けたいですね。

-その他