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【サザエさん】堀川くん恐怖のサイコパス行動まとめ【怖い】あさひが丘に生じた「特異点」を解剖する

日曜の夕方、あなたの背筋を凍らせる「彼」の正体を知りたくありませんか?

「あぁ、また明日から仕事か……」

 

日曜日の夕方6時30分。

あの陽気な主題歌が聞こえてくると、胃がキリキリするような憂鬱さに襲われていませんか?

 

平和なはずの『サザエさん』を見ているのに、ある少年が登場した瞬間、

「えっ、今の発言どういうこと?」

「目が笑ってない……」

と、得体の知れない恐怖を感じてモヤモヤしていませんか?

 

ネットで「堀川くん サイコパス」というワードを見かけるけれど、具体的に何をしたのか、なぜそこまで騒がれているのか、怖くて詳しくは調べられていないのではありませんか?

 

国民的アニメ『サザエさん』は、昭和から続く温かい家族の象徴です。

しかし近年、その予定調和な世界に、修復不可能な

「バグ」

が発生しています。

それが、ワカメちゃんのクラスメイト・堀川くんです。

 

かつては爽やかな優等生だった彼は、2010年代以降、常軌を逸した言動を繰り返し、視聴者を戦慄させる「怪物」へと変貌しました。

ネット上には断片的な情報が溢れていますが、彼の行動の全体像や、なぜそのような変化を遂げたのかという背景までを体系的にまとめた情報は驚くほど少ないのが現状です。

 

私は、堀川くんと同じ小学4年生の息子を育てる40代の母親であり、平日はフルタイムで働きながら、夜な夜なPCに向かうウェブライターです。

長崎から上京して20年以上、毎週欠かさず『サザエさん』を視聴し続け、その変化を肌で感じてきました。

 

本記事では、過去の放送アーカイブ、脚本家・雪室俊一氏のインタビュー記事、そして2025年12月現在までの最新エピソードを徹底的にリサーチ。

母親としての視点と、ライターとしての分析力を掛け合わせ、堀川くんという現象を解剖します。

 

この記事では、堀川くんが「サイコパス」と呼ばれるきっかけとなった2013年の「白い糸事件」から、壁のシミを弟と呼ぶ「ヘイキチ幻視」、ヒヨコの卵を友人に食べさせようとする「カニバリズム未遂」、そして2025年の最新奇行まで、全エピソードを年代順に完全網羅します。

さらに、なぜ彼が変貌したのかという制作背景や、実在するモデルの存在についても深掘りし、単なる「怖い話」では終わらせない考察をお届けします。

 

この記事を読めば、断片的な「堀川くん伝説」の点と点が繋がり、彼の行動原理(あるいは原理のなさ)を深く理解できるようになります。

日曜日の夕方、ただ恐怖するだけでなく、

「出た!脚本家・雪室先生の仕掛け!」

とニヤリと笑えるようになり、明日、学校や職場で「昨日のサザエさん見た?」と話したくてたまらなくなるはずです。

 

結論として、堀川くんは単なる放送事故や狂気の産物ではありません。

彼は、マンネリ化しがちな長寿アニメに革命を起こすために意図的に送り込まれた

「純粋すぎるトリックスター」

です。

この記事を読み終える頃、あなたは恐怖を超えて、彼の自由な生き様に少しだけ憧れを抱くかもしれません。

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そもそも「堀川くん」って何者?素性と違和感の正体

お疲れ様です。

毎日、満員電車に揺られ、会社では上司の顔色を伺い、家では義父母に気を使い……

そんな息の詰まるような生活を送っていると、ふと思うことはありませんか?

「あーあ、常識とか全部放り投げて、好き勝手生きられたらなぁ」って。

 

そんな私たちの秘めたる願望を、斜め上の方向で叶えてくれている存在。

それが堀川くんです。

まずは彼が何者なのか、その基本スペックから見ていきましょう。

基本スペックに見る「普通」という擬態

名前:堀川くん(下の名前は不明。ここからしてミステリアス)

所属:カモメ第三小学校3年2組(ワカメちゃんのクラスメイト)

年齢:9歳

家族:お父さん、お母さんとの3人暮らし(一人っ子)

髪型:襟足スッキリ、前髪長めのスポーツ刈り(昭和の優等生スタイル)

一見すると、どこにでもいる礼儀正しい男の子なんですよ。

うちの息子の友達にもいそうなタイプ。

カツオくんみたいに廊下に立たされたりしないし、中島くんみたいに野球でメガネを壊したりもしない。

大人に対しては常に敬語。

 

でも、よく観察してみてください。

彼の「敬語」って、どこかロボットみたいというか、相手との心の距離感がバグっているような冷たさを感じませんか?

失われた「純愛」の歴史(1971〜2010年頃)

信じられないかもしれませんが、昔の彼は本当に「いい子」だったんです。

初登場は1971年。

私が生まれる前ですが、当時の設定資料や古い映像を確認すると、なんと

「ワカメちゃんが密かに想いを寄せるボーイフレンド候補」

という立ち位置!

 

実際、ワカメちゃんが堀川くんを見て頬を赤らめるシーンもあったんですよ。

長崎の田舎で再放送を見ていた子供時代の私も、

「あら、ワカメちゃんもお目が高いわね、シュッとしてるし」

なんて思っていた記憶があります。

 

それが一体、どこでどう掛け違えてしまったのか。

2010年代に入り、彼の中で何かが弾け飛びました。

まるで、長い潜伏期間を経て覚醒したエイリアンのように。

ここから、あさひが丘の悪夢が始まります。

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第1章:覚醒2012-2013年、境界線が崩壊した日

ネット界隈で

「堀川くん、なんか変じゃない?」

とざわつき始めたのがこの頃。

普通の小学生男子がやる「悪ふざけ」の範疇を超え、法や倫理のラインを反復横跳びし始めたのがこの時期です。

2012年は、彼の特異点が観測された最初の年と言えるでしょう。

ワカメの兄・カツオへの歪んだ執着

普通、好きな女の子(ワカメ)のお兄さん(カツオ)に対しては、敬意を払ったり、仲良くなろうとしたりしますよね。

でも、彼のアプローチは常軌を逸していました。

 

2012年3月放送の「ワカメとホリカワくん」という回。

彼は将来の夢を「漫才師」だと言い出し、その相方にカツオくんを指名したんです。

カツオくんが「目立つのは嫌だから」と断ると、彼は食い下がりました。

 

「じゃあ、僕をお兄さんの助手にしてください!」

 

……助手?

漫才師に助手って必要ですか?

そしてなぜ、そこまでしてカツオくんの側にいたがるのか。

この時点で、

「あれ、この子、ワカメちゃんよりお兄さん狙い?」

という疑惑の種が蒔かれました。

 

さらに衝撃だったのが、2013年1月の「ああホリカワくん」。

この回、彼は

ピンポンダッシュの常習犯

として描かれます。

しかも、

「犯人が自分だとバレないように女装してワカメちゃんの下校に付き添う」

という、MI6もびっくりの高度な隠蔽工作まで披露。

 

極めつけは、ピンポンダッシュをした家が元警察官の家だと知った瞬間、近くにいた小学1年生の子に罪をなすりつけようとしたんです。

これ、うちの息子がやったら即座に正座させて説教ですよ。

「自分が助かるためなら弱者を犠牲にする」。

この冷徹なマキャベリズム、本当に小学3年生なんでしょうか?

歴史的瞬間:全視聴者が凍りついた「白い糸」事件

そして伝説へ。

2013年7月21日放送、FNS27時間テレビ内でのスペシャル回「ワカメの赤い糸」。

この夜、日本中のリビングが静まり返りました。

私も夫も、箸を持ったまま固まりました。

 

深夜、カツオくんに電話をかけてきた堀川くん。

話の流れで、彼は突然こう切り出します。

 

「僕の赤い糸は、お兄さん(カツオ)と結ばれているのかもしれません!」

 

深夜のラブコール。

しかも男同士。

カツオくんは常識人ですから、慌てて諭します。

「赤い糸っていうのはね、男の子と女の子で結ばれるものなんだよ」と。

普通ならここで

「あ、そうなんですか、恥ずかしい」

と終わる話。

しかし、堀川くんは天才的な切り返しを見せました。

 

「じゃあ、白い糸ですね!!」

 

……はい?

赤がダメなら白。

そういう問題?

 

この発言の恐ろしいところは、彼の迷いのなさです。

「カツオお兄さんと結ばれる」

という結論(目的)は絶対であり、そのための手段(糸の色)はどうでもいいという、冷徹なまでの合理主義。

性別も、年齢も、常識も、彼にとっては「白い糸」一本で解決できる些細なエラーに過ぎないのです。

 

この瞬間、彼は単なる「変な子」から、理解不能な「モンスター」へと昇格しました。

SNSのタイムラインが

「堀川くん怖い」

「白い糸って何w」

で埋め尽くされたのを今でも鮮明に覚えています。

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第2章:深淵2014-2019年、あさひが丘未解決事件簿

覚醒した堀川くんの暴走は止まりません。

ここからのエピソードは、もはやホラー映画のプロットと言っても過言ではないレベル。

心して読んでくださいね。

事件File.01:カニバリズムの予感?「ひよこわかめ」事件

放送日:2014年7月20日「ホリカワくんの卵」

ある日、堀川くんは養鶏場から一羽のヒヨコをもらってきます。

可愛いですよね、ヒヨコ。

子供の情操教育にも良さそうです。

しかし、彼がそのヒヨコにつけた名前は「わかめ」でした。

 

クラスメイトの女子と同じ名前をペットにつける。

百歩譲って、そこまでは小学生男子あるあるかもしれません。

「好きな子の名前を消しゴムに書く」

の延長線みたいなもので。

ワカメちゃん本人は当然嫌がります。「私の名前をつけないで!」と。

すると彼は、真顔でこう反論しました。

 

「人間のワカメちゃんはカタカナだけど、ひよこのわかめはひらがなだから大丈夫だよ」

 

独自の表記ルールによる正当化。

これ、ライターの私からすると

「SEOキーワードの重複を避けるための表記揺れ対策」

みたいでちょっと感心しちゃうんですが、問題はそこじゃありません。

 

彼が見せた真の狂気は、その後のセリフでした。

満面の笑みで、彼はこう宣言したのです。

 

「もし卵を産んだら、真っ先に人間のワカメちゃんに食べてもらいます!」

 

……想像してください。

自分と同じ名前の生き物が産んだ排泄物(卵)を、笑顔で差し出される恐怖を。

 

ここには、「わかめ(ヒヨコ)」と「ワカメ(人間)」の同一視、そして「食べる/食べられる」という行為を通じた一体化への欲望が見え隠れします。

ある種のメタファーとしてのカニバリズム(共食い)。

彼の中では、

「一番大切なこの子の分身を、一番大切なあの子にあげる」

という、純度100%の親切心なんですよね。

悪意がないからこそ、タチが悪い。

幸いにもヒヨコはオスだったので卵は産みませんでしたが、もしメスだったら……

あさひが丘の食卓は惨劇の舞台になっていたかもしれません。

(ちなみに、オスとわかった瞬間に「堀川二世」と改名した切り替えの早さもサイコパス的でした)

事件File.02:物理法則を超越した弟「ヘイキチ」

放送日:2014年1月5日「ホリカワくんの弟」

個人的に一番ゾッとしたのがこの回です。

学校の作文の時間、堀川くんは「僕の弟」というタイトルの超大作(原稿用紙3枚!)を発表し、先生に褒められます。

でも、彼は一人っ子のはず。

ワカメちゃんが不思議に思って聞くと、彼は家に招待してくれました。

 

「紹介するよ、弟のヘイキチだ」

 

彼が指差した先。

そこにあったのは、人間ではありませんでした。

ブロック塀についた、人の形に見える「シミ」

 

……えっ、怖っ!!

昭和の怪談話じゃありませんよ?

日曜夕方のアニメですよ?

 

彼は本気で、そのシミを「弟のヘイキチ」だと認識し、毎日キャッチボールをしていたのです。

壁に向かってボールを投げ、跳ね返ってくるボールを「弟からの返球」として受け取る。

その反復運動。

 

想像力が豊かすぎる、という言葉では片付けられない「妄想と現実の境界崩壊」。

作文用紙3枚にわたって、彼はシミとの架空の思い出を綴っていたわけです。

先生、褒めてる場合じゃありません。

スクールカウンセラー案件です。

 

うちの息子もたまに「ぬいぐるみと話す」ことはありますが、壁のシミに名前をつけて人格を見出すのは、レベルが違います。

孤独が生んだイマジナリーフレンドなのか、それとも彼には本当にシミが人間に見えているのか……。

事件File.03:不法侵入は愛の証?「オタマジャクシ監禁」事件

放送日:2015年5月10日「いちばん怖い人」

ついに法を犯します。

カツオくんが

「姉さん(サザエ)は怖い」

とこぼしたのを聞いて、

「本当にそんなに怖いのか確かめたい」

と思った堀川くん。

彼が取った行動は、

磯野家の敷地への無断侵入

でした。

 

庭に忍び込み、窓から家の中を覗き見る。

これだけでも通報レベルですが、さらに彼は、磯野家の軒下(床下)に勝手に空き缶を設置し、そこで大量のオタマジャクシを飼育していたんです。

 

不法侵入、覗き、他人の土地の無断使用。

バレた時の彼の反応が、またしてもサイコパスでした。

サザエさんに怒られて、彼はなんて言ったと思います?

 

「ごめん、今度は見つからないようにするよ!」

 

謝罪の方向性がおかしい!

「不法侵入したこと」を反省しているのではなく、

「見つかって観察を中断させられたこと」

を失敗だと捉えているんです。

つまり、

「完全犯罪ならOK」

という思考回路。

この発言を聞いたとき、私は背筋が凍りました。

この子は、将来とんでもない知能犯になるんじゃないか、と。

事件File.04:全方向へのマウント?「嘘つきメロンパン」

放送日:2019年ほか「嘘つきのメロンパン」

食べ物へのこだわりも異常です。

「メロンパンにはメロンが入っていない! 嘘つきだ!」

と、パンに対して激昂する堀川くん。

まあ、これは子供あるあるかもしれません。

そこで優しいマスオさんが、本物のメロン果汁入りの高級メロンパンを買ってあげます。

普通なら「わぁ、ありがとう!」ですよね。

 

でも彼は、一口食べて冷笑しました。

「なんだか無理してるみたいだ。いくら頑張っても本物のメロンにはなれないから」

 

……何様ですか?

パンの努力(というかパン職人の努力)を全否定。

そして最後には「嘘つきだけど美味しい」と言って完食する。

 

対象(パン)に勝手に期待し、勝手に裏切られたと感じて罵倒し、最後には自分の養分として消費する。

この一連の流れ、DV彼氏の精神構造に似ていませんか?

「お前はダメなやつだ」と否定しておいて、「でも俺が愛してやるよ」と支配する。

パン相手だから笑い話で済みますが、これが人間相手だったらと思うと……

ワカメちゃん、逃げて!

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第3章:令和の暴走2020-2025年、進化する狂気

「令和になれば落ち着くかな?」

なんて淡い期待は裏切られました。

彼のOSは常にアップデートされています。

「ニュートン堀川」と名乗る奇行

2020年10月、「リンゴはニュートン」。

リンゴが落ちるのを見て万有引力を発見したニュートンに感銘を受け、自らを「ニュートン堀川」と呼ぶよう周囲に強要。

さらに、ガールフレンド役としてワカメちゃんを「キャサリン」と呼ぼうとしました。

 

ここでも出ました、「他人のアイデンティティを自分の妄想に合わせて書き換える」癖。

ワカメちゃんが

「私はワカメよ!」

と怒っても、彼の耳には届きません。

彼が見ているのは現実のワカメちゃんではなく、自分の脳内劇場にいる「キャサリン役の女優」でしかないのです。

最新事件:盆栽へのチアリーディング(2025年4月)

そして記憶に新しい、2025年4月13日放送の「がんばれ!アスナロ」。

近所の家の庭にあるアスナロの木(「明日はヒノキになろう」という由来がある木)に対し、彼は毎日通いつめて応援を始めました。

「フレッ、フレッ、アスナロ!」

ボンボンを持って、チアリーダーのように。

 

……一見、健気に見えますか?

でも考えてみてください。

植物にとって、大声で応援されるなんて迷惑以外の何物でもありません。

しかも「早くヒノキになれ」という、生物学的に不可能なプレッシャーをかけ続けているんです。

 

これは、

「よかれと思って部下に無理難題を押し付けるパワハラ上司」

の構図そのもの。

「君ならできる! なぜやらないんだ!」

と、相手の性質を無視して精神論を押し付ける。

壁のシミ(ヘイキチ)の時と同じく、彼は「物言わぬ相手」に対して一方的なコミュニケーションを成立させる達人なのです。

アニメ55周年特番での「公式認定」

ちなみに、2024年11月に放送された『サザエさん』放送55周年記念特番「堀川くんの真実」では、公式側がついに彼の奇行を特集しました。

「ひよこわかめ」や「ヘイキチ」が公式に紹介され、スタジオもお茶の間も阿鼻叫喚。

これにより、堀川くんのサイコパスキャラは、視聴者の妄想ではなく、

公式が認める「ネタキャラ(コンテンツ)」

であることが確定したのです。

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第4章:超考察なぜ私たちは彼に惹かれ、恐れるのか

さて、ここからは少し真面目な考察タイムに入ります。

ライターとして、そして一人の母親として、彼の行動原理を解剖してみましょう。

彼を「ただの変な子」で片付けるのは簡単ですが、そこにはもっと深い、現代社会の病理のようなものが潜んでいる気がするんです。

①「心の理論」の欠如と、純粋理性の暴走

心理学に

「心の理論」

という言葉があります。

簡単に言うと、

「相手にも自分とは違う心(感情や意図)があるんだ」

と推測する能力のこと。

堀川くんは、この能力が著しく欠如しているか、あるいは独特な進化を遂げているように見えます。

 

例えば、風邪を引いたワカメちゃんに

「風邪ひいてよかったね」

という手紙を送った事件。

普通なら、

「風邪を引いて辛いだろうな(共感)」→「お大事に(配慮)」

となります。

でも彼は、

「ワカメちゃんはマラソン大会を嫌がっていた」→「風邪を引いたおかげで休めた」→「目的達成! おめでとう(論理的帰結)」

という思考回路で動いているんです。

 

論理的には間違っていません。

でも、情緒が死んでいます。

この

「感情を排した純粋理性」

こそが、AIにも似た不気味さを醸し出しているのではないでしょうか。

(私がAIだったらもっと上手くやりますけどね!……なんて。)

②「サザエさん時空」に対するテロリズム

『サザエさん』の世界は、永遠に歳を取らないループ構造の中にあります。

カツオくんは永遠にテストで悪い点を取り、波平さんは永遠に「バカモン」と怒鳴る。

そこには予定調和の安心感があります。

堀川くんは、その

「変わらない世界」に対するバグ(異物)

なんじゃないかと思うんです。

 

彼は将来の夢をコロコロ変えます。

漫才師、牧師、小説家、不動産屋……。

サザエさん時空の中で、彼だけが必死に「何かになろう」ともがいている。

壁のシミに弟を見出すのも、閉ざされた世界の外側に「別の可能性」を探しているからではないでしょうか。

彼の奇行は、

「この永遠に続く日常から脱出したい」

という魂の叫びなのかもしれません。

そう考えると、急に切なくなってきませんか?

③「不気味の谷」を越えてくる笑顔

彼の最大の特徴、それは「笑顔」です。

不法侵入が見つかった時も、無茶苦茶な論理を展開する時も、彼の目は常に笑っています。

 

人間は、相手の表情から感情を読み取ります。

でも、彼の表情(笑顔)と行動(奇行)は一致しません。

脳が

「エラー! エラー! こいつは危険だ!」

と警報を鳴らす。

これがいわゆる

「不気味の谷」現象

人間そっくりだけど、中身が決定的に違うものに対する根源的な恐怖。

私たちが彼を怖いと感じるのは、生物としての防衛本能が正しく働いている証拠なのです。

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第5章:創造主の告白脚本家・雪室俊一氏の正体

このモンスターを生み出したのは誰か。

犯人は分かっています。

番組開始当初から脚本を担当しているレジェンド、雪室俊一氏です。

「イクラちゃん」や「花沢さん」の名付け親でもある彼ですが、堀川くんへの愛は別格です。

 

雪室先生はインタビューで、堀川くんについてこう語っています。

「堀川くんは、とっても純粋な子なんです」

 

……先生、正気ですか?

いや、クリエイターの視点ではそうなのかもしれません。

常識にとらわれず、壁のシミとも会話できる豊かな感性。

それは創作の原点です。

 

実は、堀川くんには実在のモデルがいるそうです。

雪室先生の高校時代の友人、その名も「堀川」さん。

彼は授業中に小説を書き、雪室先生の才能を見出した恩人だとか。

つまり、堀川くんは

脚本家自身の「青春の影」であり「理想のクリエイター像」

なのです。

 

50年以上続く長寿番組。

どうしてもマンネリ化します。

そこに雪室先生は、自らの分身であるトリックスター(堀川くん)を投入した。

「お前たち、平和ボケしてないか? 常識を疑え!」と。

 

いわば堀川くんは、

サザエさんという「聖域」に仕掛けられた時限爆弾

であり、脚本家からの挑戦状なのです。

そう考えると、彼が登場する回が「雪室脚本」である確率が異常に高いのも頷けます。

クレジットに「雪室俊一」の名前を見つけたら、それは「堀川回」の合図。

心の準備をしてください。

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第6章:もしも堀川くんが「隣人」だったら?ママライター的対処法

さて、考察はこれくらいにして、実生活に落とし込んでみましょう。

もし、あなたの子供のクラスメイトに堀川くんがいたら?

あるいは、隣に住んでいたら?

想像するだけで胃薬が欲しくなりますが、対策を練っておきましょう。

対策1:否定しない、でも肯定もしない

「弟は壁のシミなんだ」と言われたら、「へぇ、そうなんだ」とスルーしましょう。

「そんなわけないでしょ!」と否定すると、彼は「なぜ分からないんだ」とムキになり、3枚の作文用紙を突きつけてくる可能性があります。

「ふーん、個性的な弟さんね」と受け流す。

適度な距離感、これ大事。

義父母との付き合いと同じです。

対策2:論理で対抗しない

「赤い糸じゃなくて白い糸」と言い張る彼に、常識は通じません。

彼は独自のルールで生きています。

論理で言い負かそうとしても、彼の斜め上の理屈にかわされるだけ。

「白い糸だと汚れが目立つから、黒い糸にしない?」

くらいの、さらに斜め上の提案で逸らすのが得策かもしれません。

対策3:カツオくんを盾にする

ごめんねカツオくん。

でも、堀川くんの興味の9割はカツオくんに向いています。

彼が家に来たら、そっとカツオくんのブロマイド(隠し撮りじゃなくて公式のね)を渡して、「これでお家で遊んでね」と帰ってもらいましょう。

ターゲットが自分たちに向かないようにする、これはリスクマネジメントの基本です。

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エピローグ日曜の夜、私たちは彼を待っている

長々と語ってきましたが、結局のところ、私は堀川くんのことが大好きなんです。

いや、愛してると言ってもいいかもしれません(白い糸で結ばれたくはないけど)。

 

毎日、会社や家庭で「常識」という名の鎧を着て、空気を読み、言いたいことも言えずに生きている私たち。

そんな息苦しい世界で、堀川くんだけは、誰の目も気にせず、自分の「好き」に忠実に生きています。

壁のシミと遊び、メロンパンに説教し、好きな人の兄に求愛する。

その圧倒的な「自由」

彼を見ていると、

「あ、こんなに好き勝手生きていいんだ」

って、ちょっとだけ肩の荷が下りる気がするんです。

 

彼は、私たちが大人になる過程で捨ててしまった「純粋な狂気」そのもの。

だからこそ、怖くて、目が離せない。

 

今度の日曜日、もしサザエさんの予告に「堀川くん」の名前があったら。

それは当たり回……

いや、神回です。

テレビの前で正座して、彼の挙動一つ一つに「ひぃぃ!」と悲鳴を上げながら、大笑いしましょう。

そうすれば、月曜日からの憂鬱な満員電車も、少しだけマシになるかもしれません。

 

さあ、今週も堀川くんは、あさひが丘のどこかで、誰にも見えない何かと会話しているはずです。

あなたの後ろにも、ほら……

なんてね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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【保存版】堀川くん・サイコパス行動年表&用語集

サイコパス行動年表

エピソード名主なサイコパス行動
2012ワカメとホリカワくんカツオを漫才の相方に指名し、断られると「助手」を要求
2013ああホリカワくんピンポンダッシュ常習犯。
女装してカモフラージュ
2013ワカメの赤い糸「じゃあ白い糸ですね」発言でネットを震撼させる
2014ホリカワくんの弟壁のシミを弟「ヘイキチ」として紹介しキャッチボール
2014ホリカワくんの卵ヒヨコに「わかめ」と名付け卵を人間に食べさせようと画策
2015夢見るホリカワくん将来の夢は牧師(花嫁観察目的)。
波平の写真を机に貼る
2015いちばん怖い人磯野家不法侵入
床下でオタマジャクシを密飼い
2019嘘つきのメロンパンメロンパンに「嘘つき」と説教しつつ美味しく消費
2020リンゴはニュートン「ニュートン堀川」を自称しワカメを「キャサリン」呼び
2025がんばれ!アスナロ盆栽をチアリーダーのように応援し成長を強要

※放送日や内容は、再放送や地域によって異なる場合があります。

用語集

用語解説
ヘイキチ壁のシミにつけられた名前。
弟設定。
堀川くんとキャッチボールをする(という妄想)。
わかめヒヨコにつけられた名前。
卵を産んだら人間に食べさせる予定だったが、オスだったので「堀川二世」に改名。
白い糸カツオとの運命の絆(自称)。
赤い糸は男女用なので、自分たちは白だという謎理論。
雪室脚本堀川くんが暴走する回の脚本家・雪室俊一氏のこと。
クレジットに名前があったら警戒レベルMAX。
サイコパスネット民による彼への愛称。
本来の意味(精神病質)とは異なるが、もはや定着している。

-その他