ここからは、TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュR2』終盤と最終話のネタバレです。
TV版R2第25話『Re;』で、ルルーシュは死亡します。彼を刺す最後のゼロは、枢木スザク。二人が約束したゼロレクイエムは、ルルーシュが世界の憎しみを引き受け、その死によって争いを終わらせる計画なんです。
ゼロレクイエムの名前は覚えている。でも、誰がどの役目だったかを思い出そうとすると、「あれ、誰がどっち側でしたっけ?」となるんですよね。最後の皇帝とゼロは別人、というところから確かめると、二人の約束が分かります。
死亡と計画の出典:MANTANWEB・谷口悟朗監督インタビュー、Wikipedia・第2期のあらすじ、アニメミル・ゼロレクイエムの結末
ゼロレクイエムは、世界の憎しみをルルーシュに集める計画
ルルーシュは世界を支配する独裁者となり、人々の憎しみを自分に集めます。その皇帝をゼロが討ち、憎しみの連鎖を断つことがゼロレクイエムの目的です。皇帝になって終わり、という計画ではないんですよね。
ルルーシュは、スザクに自分を殺す役目を託します。人々から見えるのは、悪い皇帝を倒すゼロ。ところが、その二人は裏で同じ計画を進めているんです。
反逆者だったルルーシュと、ブリタニアの騎士であるスザク。所属だけで敵か味方かを分けようとすると、ここで困ってしまいますよね。最終話の公式あらすじも、ゼロレクイエムを二人の約束に結びつけています。
出典:Wikipedia・ゼロレクイエムの項、アニメミル・計画の目的と実行、R2公式・TURN 25『Re;』
ルルーシュは、反逆する側から皇帝になる
終盤のルルーシュは、第99代ブリタニア皇帝です。シャルルを倒したあと、自ら皇帝となって世界征服へ動きます。
「帝国に反逆していたルルーシュが、帝国の皇帝?」と、ここで引っかかりますよね。肩書きの変化が大きすぎて、名刺を作り直す暇もなさそうです。
ただ、ゼロレクイエムまで含めると、皇帝として憎まれることにも目的があったと分かります。自分への敵意を集めてから、ゼロに討たれるところまでが二人の計画なんです。
皇帝就任の出典:サンライズワールド・R2の場面紹介
ナナリーの生存判明はR2第22話終盤。第23話では兄と対立
ルルーシュがナナリーの生存を知らされるのは、第22話『皇帝 ルルーシュ』の終盤です。シュナイゼルは、妹が生きていて自分に味方していることを伝えます。生存の知らせと同時に、妹が敵の側にいることまで分かってしまうんですよね。
続く第23話『シュナイゼル の 仮面』では、ナナリーとの対立が描かれます。「生きていてよかった」で終われる再会ではないんです。
お兄ちゃん、そこで再会するんですか! と声が出そうになります。生存を知る場面に、対立まで重なってくる。だから終盤のナナリーは、ただ救出を待つ妹として扱えないでしょう。
第24話『ダモクレス の 空』では、フレイア弾を大量に装備した天空要塞ダモクレスが登場します。ルルーシュとナナリー、カレンとスザクがそれぞれ相対する局面です。第23話のあらすじにもゼロレクイエムへの言及があり、計画は最終話より前から進んでいるんですよね。
生存判明の出典:Wikipedia・第22話の場面記述、LH Yeung・R2第22話の視聴記。第23・24話の出典:R2公式・TURN 23、TURN 24
R2最終話『Re;』――ルルーシュ、ゼロ、ナナリーの結末

R2の最終話は、第25話『Re;』です。ここでゼロレクイエムが実行され、ルルーシュとスザクの約束が結末につながります。
最後のゼロはスザク。ルルーシュは刺されて死ぬ
決行の場は、ルルーシュのパレードです。人々の前に現れたゼロは、剣でルルーシュを刺します。このゼロの正体は枢木スザク。ルルーシュは刺された傷によって命を落とすんです。
これは、ルルーシュ自身が計画した死です。スザクは二人の約束を実行し、人々は独裁者を倒したゼロをたたえます。事情を知らない人々には皇帝の打倒でも、二人にとっては協力して進めた計画の最後なんですよね。
ゼロの仮面が同じだと、中の人まで同じつもりで見てしまいがちです。ここでは皇帝はルルーシュ、仮面のゼロはスザク。名前だけで追っていると、頭の中の人物相関図がこんがらがってしまいますよね。
刺殺と正体の出典:Wikipedia・第25話のあらすじ、アニメミル・ゼロレクイエム実行
スザクは生き残り、ゼロを引き継ぐ
ルルーシュの結末は死ですが、スザクは生きてゼロの役目を引き継ぎます。仮面の下の人物が変わっても、ゼロという象徴は残る。スザクにも、その後を生きる役目があるんです。
出典:Wikipedia・スザクのTV版での結末、LH Yeung・R2第25話の視聴記
ナナリーは兄の真意に気づき、死を悼む
ナナリーは、ルルーシュが世界の憎しみを引き受けようとしていた真意を悟ります。兄の計画に気づき、死んでいくルルーシュを泣いて悼むんです。
世界がゼロをたたえる場面でも、ナナリーは兄を失って泣きます。計画を理解できたからといって、妹の悲しみまで消えるわけではありません。平和になったからよかったね、と簡単には言えないんですよね。
ナナリーの理解と哀悼の出典:Wikipedia・第25話のあらすじ、ciatr・ナナリーとルルーシュの最終局面
注意:TV版R2の結末と、劇場作品の出来事を混ぜない

『復活のルルーシュ』の出来事を、そのままTV版R2第25話の結末として扱うことはできません。『復活のルルーシュ』は、TVシリーズを再構成した劇場三部作の延長として作られた映画です。
『興道』から始まる劇場三部作と、TV版R2は版を分けて確認します。同じルルーシュの名前でも、作品名の後半を読み飛ばすと混ざってしまうんですよね。TV版の結末は、ルルーシュの死亡まで描いた第25話『Re;』です。
『亡国のアキト』『奪還のロゼ』も、それぞれ別作品として公式サイトがあります。「別作品」は、すべてが無関係な別世界という意味ではありません。
作品の確認先:劇場三部作、復活のルルーシュ、亡国のアキト、奪還のロゼ。劇場三部作と『復活』の関係:谷口悟朗監督インタビュー
終盤の台詞を確かめるなら、R2第25話『Re;』を指定する
最終話を確かめるときは、作品名と第25話『Re;』を照合します。公式の最終話ページには話名とあらすじがあり、バンダイチャンネルのR2最終話ページから配信条件を確認できます。
TVシリーズの予告PV
こちらは、2024年の「Road to Lelouch's Birthday」全50話配信企画の予告PVです。
動画タイトルの「2024」は過去の企画名です。現在の全話無料配信を案内するものではありません。
FAQ:R2の結末についてよくある質問
ルルーシュは、TV版R2の最後に死にますか?
はい。第25話『Re;』で、ゼロに扮したスザクに刺されて死亡します。MANTANWEBの監督インタビューでも、ゼロレクイエムでルルーシュが命を落とす結末に触れているんです。
スザクがルルーシュを刺すのは、計画の失敗ですか?
いいえ。ルルーシュに世界の憎しみを集め、ゼロが彼を討つところまでが二人の計画です。皇帝とゼロが敵同士に見える場面で、二人の約束は実行されます。
ナナリーは、最後に兄の計画を理解しますか?
はい。ナナリーは兄の真意に気づき、死んでいくルルーシュを泣いて悼みます。計画への理解と、兄を失った悲しみが重なる結末なんですよね。
ゼロレクイエムは、最終話だけに出てくる言葉ですか?
いいえ。公式あらすじでは、第23話にもゼロレクイエムへの言及があります。第25話で実行されるのは、それまでルルーシュとスザクが進めてきた計画なんです。
『復活のルルーシュ』があるなら、TV版でも生きているのですか?
TV版R2の結末は、ルルーシュの死亡です。『復活のルルーシュ』は劇場三部作の延長として作られています。映画の出来事を、TV版で死亡しなかった証拠にはできません。
まとめ
ゼロレクイエムは、ルルーシュに世界の憎しみを集め、ゼロが彼を討つことで憎しみの連鎖を断つ計画です。R2第25話『Re;』で、ゼロに扮したスザクがルルーシュを刺し、ルルーシュは死亡します。
スザクは生きてゼロを引き継ぎ、ナナリーは兄の真意を悟って、その死を悼みます。世界に平和が訪れても、妹にとっては大切な兄を失った結末。二人の計画が成功したことと、残された人の悲しみが、同じ場面に重なるんですよね。