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映画「大怪獣のあとしまつ」がつまらない!評判レビューを徹底解説【感想・ネタバレ考察】

はじめに

1. あなたもこんな「モヤモヤ」、抱えていませんか?

満員電車に揺られながらスマホを見ていると、ふと流れてくる過去の話題作のニュース。

特に2022年のあの騒動を思い出して、こんな風に感じてはいませんか?

  • 話題になった「令和のデビルマン」こと『大怪獣のあとしまつ』、
    結局何がそんなに酷かったのか具体的に知りたい
    けれど、今さら2時間もかけて観る勇気も時間もない。
  • 映画を観てしまったけれど、
    ラストの意味が全く分からず、「金と時間を返せ!」という怒りと虚無感
    が消えないまま、誰かにこの気持ちを代弁してほしい。
  • 「怖いもの見たさ」で興味はあるけれど、
    「つまらない」という評判があまりに多すぎて、貴重な週末の夜をドブに捨てることになるのでは
    と躊躇している。

2. なぜ、一流の素材で「巨大な事故」が起きたのか?

映画『大怪獣のあとしまつ』は、松竹と東映という日本映画界の二大巨頭が初めてタッグを組み、山田涼介さんや土屋太鳳さんといった超豪華キャストを起用し、数十億円規模の予算を投じた超大作でした。

 

企画自体も「怪獣の死体処理」という、誰もが膝を打つ素晴らしい着眼点。

それなのに、なぜ公開直後から歴史的な酷評の嵐に見舞われたのでしょうか?

 

実はこの問題、単に

「監督のセンスが合わなかった」

という一言で片付けられるほど単純ではありません。

そこには、私たち日本の組織が抱える構造的な病理や、マーケティングの致命的なミス、そして観客の心理を読み違えた複雑な要因が絡み合っているのです。

 

表面的なレビューだけでは見えてこない、根深い問題がそこには横たわっています。

3. 徹底的なリサーチと主婦のシビアな視点で解剖します

私は普段、フルタイムの会社員として経理の数字と格闘しつつ、帰れば義父母と同居する家で嫁業をこなし、夜な夜な副業でライターとしてキーボードを叩いている40代の主婦です。

 

長崎から上京して早20年、酸いも甘いも噛み分けた生活者としての視点と、エンタメ作品を骨の髄までしゃぶり尽くすオタク気質を活かし、本作に関するネット上の数千件に及ぶレビュー、監督・キャストのインタビュー、興行データなどを徹底的に洗い出しました。

 

「1円の無駄も許さない」主婦の財布の紐の固さと、「面白いものには全力で投資する」エンタメ愛の両方を兼ね備えた私が、忖度なしでこの映画をメスで切り刻みます。

4. この記事で分かること

この記事では、映画『大怪獣のあとしまつ』の全貌を以下のステップで完全解剖します。

  • 完全ネタバレ実況解説
    オープニングから衝撃のラストまで、ツッコミどころ満載のストーリーを詳細に描写します。
    映画を観ていない人も、読んだだけで「観た気」になれます。
  • 評判・レビューの総まとめ
    「令和のデビルマン」と呼ばれた真相や、SNSで大喜利状態になった当時の熱狂を、具体的なデータと共に振り返ります。
  • 失敗の構造分析
    なぜ面白くならなかったのか?
    行動経済学やマーケティングの視点を取り入れつつ、誰にでも分かる言葉でそのメカニズムを解説します。
  • 徹底比較
    『シン・ゴジラ』や『デビルマン』と比較することで、本作の立ち位置を明確にします。

5. この記事を読むメリット

この記事を読み終える頃には、あなたは以下のメリットを手にしているはずです。

  • ネット上の断片的な情報に惑わされることなく、
    「なぜこの映画が失敗したのか」を論理的かつ体系的に理解
    できるようになります。
  • 映画を観る時間とレンタル代(約1900円+2時間)を節約しつつ、
    話題の中心にいた人たちと同じレベルで本作を語れる
    ようになります。
  • 明日、会社や学校、飲み会で
    「あの大怪獣の映画、実はこういう理由でダメだったんだよ」と、誰かに話したくなる鉄板ネタ
    が手に入ります。

6. 結論:失敗から学ぶ「あとしまつ」の作法

結論として、映画『大怪獣のあとしまつ』は、エンターテインメントとしては確かに厳しい評価を下さざるを得ない作品です。

しかし、その「失敗の仕方」があまりに壮大で興味深いため、反面教師としての価値は計り知れません。

 

この記事を読むことで、モヤモヤしていた感情に整理がつき、笑い話として昇華できるはずです。

それでは、心の準備をして、巨大な死体が転がる現場へと足を踏み入れましょう。

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第1章 2022年の衝撃!「大怪獣のあとしまつ」とは何だったのか?

まずは時計の針を少し戻しましょう。

2022年2月。

まだ世の中がマスク生活に慣れきっていた頃のことです。

 

テレビCMやYouTube広告で、やたらと目にする映画がありました。

それが『大怪獣のあとしまつ』です。

 

「人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が死んだ。じゃあ、その死体は誰が片付けるの?」

 

このキャッチコピーを聞いた時、正直「やられた!」と思いましたよね。

私も思いました。

「その手があったか!」と。

 

ウルトラマンも仮面ライダーも、怪獣を倒したら「シュワッチ!」とか言って空へ帰っていきますけど、残された死体のことなんて誰も気にしていませんでした。

そこに着目するなんて、天才の発想です。

 

しかも、配給は松竹と東映の初タッグ。主演は山田涼介くん。

これはもう、面白くないわけがない。

 

誰もがそう思いました。

2016年の『シン・ゴジラ』が日本の特撮映画のハードルをグンと上げて以来、私たちは「リアルで知的な怪獣映画」に飢えていたんです。

 

「きっと、死体の腐敗ガスとか、解体の予算とか、国際的な所有権争いとか、そういうリアルなシミュレーションが見られるに違いない!」

そんな期待に胸を膨らませて、多くの人が劇場へ足を運びました。

 

しかし、公開初日のTwitter(現X)を見て、私は戦慄しました。

 

「虚無」

「金返せ」

「令和のデビルマン」

 

阿鼻叫喚とはこのこと。期待が高かった分、その落差はジェットコースターの急降下並みだったのです。

一体、スクリーンの中で何が起きていたのか?

次の章から、私が体を張って(DVDをレンタルして)確認した全貌を、詳細な実況形式でお届けします。

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第2章 【実況】ネタバレ全開であらすじを追体験(ツッコミ解説)

ここからは、映画のストーリーを頭からお尻まで、私の心のツッコミと共に解説していきます。

※完全にネタバレしますので、自力で衝撃を受けたいという奇特な方は、ここでブラウザバックしてください。

オープニング:掴みはOK、VFXは最高

映画は、謎の巨大怪獣が突然死するシーンから始まります。

謎の光に包まれてバタリと倒れる怪獣。

その死体造形、めちゃくちゃリアルです。

皮膚の質感とか、巨大感とか、日本のVFX技術ここに極まれりという感じ。

 

「お、これは期待できるかも?」

と、最初の5分間だけは誰もが思ったはずです。

 

政府は怪獣の死体に「希望」という名前を付けます。

皮肉なネーミングですね。

そして、主人公の帯刀アラタ(山田涼介)が登場。

彼は特務隊員で、現場の指揮を任されます。

アラタには

「数年前に行方不明になり、突然帰ってきた」

という謎設定があります。

これも伏線っぽくてワクワクしますよね。

三角関係の勃発:仕事してください

現場に現れたのは、環境大臣秘書官の雨音ユキノ(土屋太鳳)。

彼女はアラタの元カノです。

そして、ユキノの現在の夫であり、同じく秘書官の雨音正彦(濱田岳)も登場。

ここでまさかの「元カレ vs 今夫」の構図が出来上がります。

 

「アラタ、どこに行ってたの?」

と湿っぽい視線を送るユキノ。

「あいつには負けない」

と対抗心を燃やす正彦。

 

……あのですね。

後ろに腐敗しかけの全長380メートルの死体があるんですよ?

ガス爆発したら関東壊滅なんですよ?

 

会社で例えるなら、決算発表当日にサーバーがダウンして全員走り回ってるのに、給湯室で不倫の痴話喧嘩してるようなもんです。

「いま! それどころじゃ! ないでしょう!」

私の主婦センサーが警報を鳴らし始めます。

ギャグシーンの連打:劇場が凍りついた瞬間

そして舞台は官邸へ。

総理大臣(西田敏行)を中心とした閣僚会議が始まります。

ここからが地獄の始まりでした。

 

「この死体は可燃ゴミか不燃ゴミか?」

という議論はまだいいです。

風刺としてギリギリ成立しています。

しかし、議論に行き詰まった総理が放った一言。

 

「上着、脱いだらどうだ?」

閣僚たち「ドッ(爆笑)」

総理「うるさいですよ(真顔)」

 

……えっ?

今の、笑うところ?

三木聡監督特有の「脱力系ギャグ」なんですが、緊迫したVFX映像との相性が最悪すぎて、見ていて共感性羞恥で身悶えしそうになります。

 

極め付けは「キノコ」と「パンチラ」です。

 

怪獣の死体から謎のキノコが生えてくるんですが、それを見た総理が

「これは……キノコか?」

と、明らかに男性器を連想させるニュアンスで言います。

さらに、環境大臣(ふせえり)が死体の上を視察中に転倒し、スカートがめくれてパンツ丸見えに。

周囲の男たちが「あ……」となる演出。

 

昭和か!

 

今は令和ですよ?

小学生の息子でも「それはアウトだよ」って言いますよ。

1900円払って、おじさんのセクハラギャグを見せられる徒労感。

この辺りで、観客の心は完全に離れていきました。

作戦失敗の連続:徒労感のマシマシ

物語中盤は、政府が立案した処理作戦がことごとく失敗する様子が描かれます。

 

まずは「冷却作戦」。

『シン・ゴジラ』のパクリ……

いえ、オマージュですね。

失敗します。

次に「ダム決壊作戦」。

ダムの水を放流して死体を海まで押し流そうという、小学生男子が考えそうな作戦。

案の定、水圧で死体が動くわけもなく、ただ水浸しになって終了。

 

失敗しても、誰も責任を取りません。

被害状況も詳しく描かれません。

ただ「ダメでしたー、次!」という感じで進んでいきます。

 

これ、見てる方はしんどいんです。

「徒労感」を疑似体験させられるわけですから。

しかも、アラタたち現場の人間も、具体的な解決策を出さずに右往左往するだけ。

プロフェッショナル感が皆無なんです。

衝撃のラスト:デウス・エクス・マキナの発動

そして運命のクライマックス。

ガス爆発のカウントダウンが迫ります。

ミサイル攻撃も失敗し、もう打つ手なし。

絶体絶命!

 

その時、主人公アラタが動きます。

彼は怪獣の死体に近づき、何かを念じ始めます。

すると……

 

カッ!!

 

アラタが光に包まれ、巨大化! 銀色の巨人に変身しました!

 

「えっ……ウルトラマン?」

 

そうです。

アラタは実はウルトラマン(的な存在)だったのです。

巨大化したアラタは、怪獣の死体をひょいと持ち上げ、そのまま空の彼方、宇宙空間へと飛び去っていきました。

残された人々は空を見上げ、物語は終了。

 

……。

…………。

 

「最初からそうしろよ!!!!!!!!」

 

日本中のツッコミがシンクロした瞬間でした。

これまでの会議は?

ダムの水は?

私たちの2時間は?

すべて無駄。

 

これを演劇用語で

「デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)」

と言います。

収拾がつかなくなった物語を、神様みたいな超越的存在が無理やり終わらせることです。

 

ミステリー映画だと思って見ていたら、最後に犯人が

「実は宇宙人でした」

って言われるようなものです。

ポカーンとするしかありません。

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第3章 ネットの評判レビューを総ざらい

この衝撃の結末を受けて、ネット上はどうなったか。

当然、大炎上です。

ここでは、当時の熱狂をデータと共に振り返ります。

酷評の嵐:数字は嘘をつかない

主要な映画レビューサイトのスコアを見てみましょう(公開当時の概算値)。

  • Yahoo!映画:2.1点 / 5点満点
  • Filmarks:2.4点 / 5点満点
  • 映画.com:2.2点 / 5点満点

これは……

学校のテストで言えば赤点ギリギリ、いや補習確定レベルです。

レビュー内容も辛辣極まりないものでした。

「予告編詐欺。シン・ゴジラの続編だと思って見に行ったら、とんだ茶番を見せられた」

「下ネタが不快すぎる。親子で見に行って気まずくなった」

「ラストの投げっぱなし感が酷い。考察する気も起きない」

「虚無。ただただ虚無」

特に多かったのが、「脚本の整合性のなさ」と「笑いのセンスの古さ」への指摘でした。

「令和のデビルマン」論争

SNSでは「#大怪獣のあとしまつ」というハッシュタグと共に、

「令和のデビルマン」

というワードがトレンド入りしました。

2004年の実写版『デビルマン』といえば、邦画史に残る伝説の駄作として有名です。

それに匹敵するということです。

 

ただ、個人的にはこの比較はちょっと違うかなと思います。

 

『デビルマン』は、技術も演技も脚本も全部が未熟で、一生懸命やったけどダメだったという「愛嬌」がありました。

でも『大怪獣のあとしまつ』は違います。

VFXも演技も一流なんです。

素材は最高級。

 

なのに、脚本と演出でわざと「外して」スベっている。

「確信犯的なスベり」

なんです。

だからこそ、観客の怒りは『デビルマン』よりも深かったのかもしれません。

SNSでの大喜利状態

一方で、Twitter(現X)では、この酷評を楽しむ「大喜利」状態になっていました。

「いかにこの映画が酷いかを語る」ことが一種のエンタメになったんですね。

 

「逆に見たくなってきた」

「怖いもの見たさで行ってくる」

という勇者たちが続出し、鑑賞後の報告会(通称:反省会)が深夜まで盛り上がりました。

ある意味、この映画が一番輝いていたのは、スクリーンの中ではなく、Twitterのタイムライン上だったのかもしれません。

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第4章 なぜ「つまらない」のか?失敗の構造を主婦が解剖

さて、ここからは少し真面目な話をしましょう。

なぜ、一流のプロたちが集まって、こんな「事故」が起きてしまったのか。

私が副業で培ったライティングスキルと、日々の節約生活で磨いたシビアな視点、そしてちょっとかじった行動経済学の知識を総動員して分析します。

1. マーケティングの「見切り品詐欺」

一番の罪は、宣伝の仕方にありました。

先ほども言いましたが、予告編が完全に『シン・ゴジラ』路線のシリアスなものだったんです。

 

これを行動経済学で「アンカリング効果」と言います。

最初に「シリアスな大作」という基準(アンカー)を観客に植え付けてしまった。

だから、中身が「ナンセンスコメディ」だと分かった瞬間、そのギャップがすべて「マイナス評価」になったんです。

 

もし最初から、

「三木聡監督最新作! 脱力系怪獣コメディ!」

と宣伝していれば、

「まあ、こういうノリだよね」

と受け入れられたかもしれません。

 

スーパーで「高級メロン」だと思って買ったら「カボチャ」だった。

そりゃ怒りますよ。

カボチャだって煮物にすれば美味しいけど、今はメロンの口なんだから。

2. 脚本の「消化不良」:ピーク・エンドの法則の崩壊

映画の満足度は、一番盛り上がったところ(ピーク)と、終わり方(エンド)で決まると言われています(ピーク・エンドの法則)。

 

この映画、ピークがないんです。

ずっと平坦に会議して失敗してるだけ。

そしてエンドは、あの「丸投げウルトラマン」。

 

終わりよければ全てよし、という言葉がありますが、終わりが最悪なら全て最悪なんです。

料理番組で、散々苦労して下ごしらえした食材を、最後に全部ゴミ箱に捨てて

「ハイ、出前を取りましょう!」

って言われたらどう思います?

それと同じことをされたんです。

3. 製作現場の「もったいない精神」:サンクコストの呪縛

実はこの映画、コロナ禍で撮影が一度ストップしているそうです。

監督もインタビューで

「時間が空いて、当初のコメディ路線から少し変わってしまった」

みたいなことを言っています。

 

ここで「止める」勇気がなかったんでしょうね。

「せっかくセット作ったし」

「お金かけちゃったし」

 

これを「サンクコスト(埋没費用)効果」と言います。

パチンコで負けが込んでるのに、

「あと少しで出るかも」

とつぎ込んじゃうあれです。

 

さらに「製作委員会方式」という日本のシステム。

たくさんの会社が出資しているから、誰も

「これ、つまらなくないですか?」

と言い出せない。

「集団浅慮(グループシンク)」ってやつです。

 

義実家の食卓で、お義母さんの味付けが激薄でも、夫も義父も私も誰も何も言わずに黙々と食べるあの空気。

あれが数十億規模で発生したと思うと、震えが止まりません。

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第5章 徹底比較!シン・ゴジラとデビルマンと私

この映画を語る上で外せない2つの作品と比較してみましょう。

比較することで、本作の立ち位置(迷子具合)がより鮮明になります。

vs 『シン・ゴジラ』:リアリティの欠如

比較項目シン・ゴジラ大怪獣のあとしまつ
テーマ現実(ニッポン)対 虚構(ゴジラ)虚構(変な政治家)対 虚構(怪獣)
解決方法知恵と結束と科学(ヤシオリ作戦)奇跡と丸投げ(ウルトラマン化)
観客への態度信頼(難解な用語も説明しない)突き放し(分かる奴だけ笑え)

『シン・ゴジラ』は、観客を大人として扱い、知的な興奮を提供しました。

一方『大怪獣のあとしまつ』は、観客をどこか小馬鹿にしたような、内輪ウケのノリが抜けませんでした。

この差は決定的です。

vs 『デビルマン』:愛嬌の欠如

『デビルマン』は

「下手くそすぎて笑える」

という奇跡のバランスで成り立っています。

役者さんの棒読み加減とか、プレステ2みたいなCGとか、ツッコミどころが「可愛げ」に繋がっているんです。

 

でも『大怪獣のあとしまつ』は、技術レベルが高い分、「わざとやってる感」が鼻につきます。

「ほら、こういうシュールなの面白いでしょ?」

と押し付けられている感じ。

 

飲み会で、上司がつまらない自慢話を延々としていて、愛想笑いしなきゃいけないあの苦痛。

あれに近いものがあります。

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第6章 まとめこの映画をどう「あとしまつ」するか

長々と語ってきましたが、そろそろまとめに入りましょう。

映画『大怪獣のあとしまつ』は、確かにエンターテインメントとしては失敗作だったかもしれません。

 

しかし、その失敗の裏側には、マーケティングのミス、組織の硬直化、クリエイティブの迷走など、現代社会に通じる教訓がたくさん詰まっていました。

記事のポイントまとめ

  • 期待値のコントロールミス
    『シン・ゴジラ』路線の宣伝が、最大の敗因だった。
  • 脚本の迷走
    「あとしまつ」という最高のテーマを、三角関係と下ネタで台無しにした。
  • ラストの衝撃
    「最初からそうしろよ」というデウス・エクス・マキナは、観客への裏切り行為だった。
  • 反面教師としての価値
    仕事でも家事でも、「サンクコスト」に囚われず、ダメな時は引き返す勇気が大事。

最後に:これから観る勇者たちへ

もし、この記事を読んで「逆に観たくなった」という方がいれば、止めはしません。

むしろ、推奨します。

 

ただし、ハードルは地面に埋めるくらい低く設定してください。

そして、一人で観るのではなく、家族や友人とお酒でも飲みながら、

「なんでやねん!」

とツッコミを入れながら観ることをお勧めします。

 

そうすれば、この映画は「つまらない映画」から、「最高のコミュニケーションツール」に変わるかもしれません。

「失敗」も使いようによっては「資源」になる。

これぞ、主婦の知恵が生み出す究極の「あとしまつ」です。

 

さて、私もそろそろ夕飯の支度に戻らなきゃ。

今日のメニューはキノコ料理……

はやめておきましょうかね。

なんとなく。

伝説の映画『“それ”がいる森』はなぜ「つまらない」の向こう側へ到達したのか?徹底考察と全ネタバレ解説

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