『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ)は、2025年10月2日(木)にPS5で発売済みです。
開発は『Ghost of Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ)を手がけたサッカーパンチ・プロダクションズ。刀を携えて旅する舞台が、今度は北の大地へ移りました。
| ジャンル | オープンワールド時代劇アクションアドベンチャー |
|---|---|
| 発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
| ゲーム本編のプレイ人数 | 1人 |
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篤が帰るのは、1603年の蝦夷地

本作の舞台は、1603年の蝦夷地(えぞち)、現在の北海道。『Ghost of Tsushima』の物語から300年以上が過ぎた時代を描いています。
前作の主人公・境井仁から、新たな主人公・篤(あつ)へ。
鎌倉時代の対馬から、江戸時代初めの蝦夷地へ
前作は、蒙古軍が襲来する1274年の対馬を舞台にしていました。本作の年代は、史実で徳川家康が江戸幕府を開いた年に当たります。
「北海道」という名前が付いたのは、史実では1869年(明治2年)のことでした。
タイトルの「ヨウテイ」は実在する羊蹄山
「ヨウテイ」は、北海道にそびえる羊蹄山(ようていざん)を指します。標高1,898メートルの、美しい円すい形をした山です。
ゲームでは、羊蹄山の周辺に広がる草原や森林、雪深い山々を旅できます。剣を抜く前から、景色に目を奪われそうです!
ただ、篤と羊蹄六人衆をめぐる復讐劇は、実在の土地をもとに作られた創作の物語です。
家族を奪われた篤、16年後の帰郷
篤は幼いころ、「羊蹄六人衆」と呼ばれるならず者たちに家族を殺され、自身も深い傷を負いました。生き延びた彼女は故郷を離れ、戦い方や狩りを身につけます。
そして事件から16年後、六人衆への復讐を胸に蝦夷地へ戻ってきました。帰郷した篤が手にするのは、かつて自分を銀杏の木にはりつけにした刀です。
生家で触れる、家族と過ごした日々
篤の生家では回想に入り、幼少期の彼女として周辺を歩けます。家族との会話もあり、かつての暮らしをたどれる仕組みです。
大人の篤が抱える怒りと、幼い彼女の何気ない日常。その間にある時間の長さを思うと、胸が詰まりますね。
仇の手掛かりを集める旅
篤は土地の人々に話を聞き、戦いで生き残った敵を問い詰めながら、仇の居場所を探ります。目的地まで走る途中にも、人との出会いが待つ旅になっています。
賞金首を追って銭を稼ぐことや、武器の達人から新たな技を学ぶことも可能です。野営では焚き火を囲み、旅の途中で休息を取れます。
目的地の方角は風が示し、鳥を追うと温泉などが見つかります。馬で花の咲いた場所を通ると、走る速度が上がるんです。
そのため、花の道をなぞったほうが、一直線に進むより早く目的地へ着く場合もあります。地図の最短ルートを信じたくなる私には、なかなか悩ましい仕掛けですね。
仇討ちを急ぎたい気持ちと、あの山の向こうを見たい気持ち。広い景色を前にすると、寄り道の誘惑に負けそうです。
篤の最後の選択は、結末ネタバレありの『ゴースト・オブ・ヨウテイ』記事にまとめています。
北海道を選んだ決め手は、美しさと熊の爪痕

サッカーパンチの開発チームは、資料を集めるために北海道を2回訪れました。知床国立公園では、断崖に波が打ち寄せる景色を眺め、熊が木に残した爪痕を目にしています。
その体験から生まれたのが、自然の美しさと、すぐそばにある危険を一緒に感じる世界でした。私なら景色より先に周りの茂みが気になります。
復讐にとらわれ、怨霊のように恐れられる篤。その物語を支える土地として、北海道の自然が選ばれたんですね。
羊蹄山に重なる、故郷と家族の記憶
現地で出会った羊蹄山は、開発チームにとって北海道の象徴になりました。篤にとっては、失われた故郷と家族を象徴する山として物語に結び付いています。
山菜採りで学んだ、北海道の暮らし
文化の調査では、アイヌ文化のアドバイザーに紹介された家族と山菜採りを体験しました。写真を撮っていた開発スタッフたちも、足元の植物を探して手を動かしたんです。
その晩に決まったのが、ゲームにも採集を取り入れることでした。二風谷アイヌ文化博物館では、展示を見ながら道具とその使い方も学んでいます。
東京のプレイステーションのスタッフからも助言をもらい、本州では江戸の文化を学びました。
「蝦夷地の怨霊」トレーラーで感じる北の大地
PlayStation Japan公式が公開した、『Ghost of Yōtei』の「蝦夷地の怨霊」トレーラーです。
よくある質問
前作を遊ばずに始められる?
はい。前作とは独立したストーリーを楽しめます。
前作の対馬を歩いてみたい人には、『Ghost of Tsushima』があります。
対象年齢は?
CERO Z(18歳以上のみ対象)のゲームです。刀や火縄銃などを使う戦いがあり、暴力表現を含みます。
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まとめ
家族の記憶を抱えて帰る人と、変わらずそびえる山。そんな組み合わせに引かれる一本です。