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デジモンアドベンチャーネタバレ|02の結末でどうなる?

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『デジモンアドベンチャー』の最後といえば、あの電車と、風に飛ぶミミの帽子。「泣いたのは覚えているけれど、02ではみんなどうなったんだっけ?」と記憶が混ざっていませんか。

この記事は、1999年版『デジモンアドベンチャー』(無印)とテレビ版『デジモンアドベンチャー02』の結末までネタバレを含みます。『DIGIMON BEATBREAK』は対象外です。まずは、大輔たちのその後から。

02の結末でどうなる?

夜の部屋で空席がブラウン管の画面に向いている

最後は冒険から25年後。大輔や太一たちは大人になり、自分たちの子どもとパートナーデジモンを連れて、デジタルワールドに集まります。大輔はラーメン店の経営で成功し、賢と京は結婚。太一の隣にはアグモンもいるんです。作中の年でいうと2027年の未来で、この再集合はアニメイトタイムズの最終回紹介とRENOTEのあらすじでも確認できます。

敵を倒したところだけで幕が下りるのではありません。戦いのあと、仕事や家庭を持つところまで進む結末です。あんなに世界の危機を背負った子たちが、今度は自分の子を連れてくる。私は、この「親になった姿」にぐっときます。

大輔・賢・京たちの25年後

02チームの最終回で示される将来
人物25年後の姿
本宮大輔ラーメン店を展開する実業家。アメリカで成功し、世界へ店舗を広げる
一乗寺賢警察官になり、京と結婚する
井ノ上京賢と結婚する
火田伊織弁護士になる
高石タケル小説家になり、デジタルワールドでの冒険を書く
八神ヒカリ幼稚園の先生になる

出典:RENOTEの人物紹介、せつPのテレビ最終回評

大輔の夢は、ラーメン屋をやること。しかも、ラーメンを世界へ広める大成功です! 最終回で急にお腹が空くのは、ちょっと困りますね。

賢の警察官、伊織の弁護士という進路にも目が留まります。過ちを犯した賢と、善悪について悩んだ伊織。その二人が人と向き合う仕事に就くところに、私は冒険後の成長を感じます。

太一・ヤマト・空たちも大人になる

無印から登場する仲間の将来(タケル・ヒカリは上表)
人物02最終回で示される将来
八神太一現実世界とデジタルワールドをつなぐ外交官
石田ヤマト宇宙飛行士になる
武之内空和風ファッションのデザイナーになる
泉光子郎デジタルワールドを研究する
太刀川ミミ料理研究家になる
城戸丈デジモン専門の医師になる

出典:せつPのテレビ最終回評、クカトタイムスの太一・ヤマト紹介、RENOTEの人物紹介、丈の紹介欄

太一が外交官になることについては、シリーズディレクターの角銅博之さんもテレビ最終回の制作意図を説明した文章で触れています。戦う子どもだった太一が、二つの世界をつなぐ仕事へ進む。肩書きだけでも、その変化が伝わってきませんか。

誰と誰が結婚する?

賢と京は結婚し、人物資料ではヤマトと空も将来の夫婦とされています。ヤマトと空の組み合わせは、RENOTEの人物紹介とテレビ最終回に言及する個人レビューで一致しています。

ただし、賢と京のように、テレビ本編で二人の結婚がはっきり語られたわけではありません。この違いは、02の後日談を振り返る感想でも指摘されています。「空は太一と結婚したんだっけ?」と気になったなら、資料上の相手はヤマトなんです。

冒険を語っていたのは、大人になったタケル

小説家になったタケルが、子ども時代の冒険を振り返っていたと分かります。物語を語る声の主に、最後でたどり着くんです。せつPの最終回評と02の後日談を振り返る感想も、このタケルの役割に触れています。

さらに、25年後はすべての人にパートナーデジモンがいる未来です。角銅さんの制作時の説明でも、子どもも大人もパートナーを持つ世界が最終回の到達点として語られています。

特別な冒険が、みんなの暮らしにつながっていく。この広がりがあるから、大輔たちの子どもが走り出す場面も、ただの記念写真には見えません。

無印の結末は、世界を救ったあとの別れ

夜の机に置かれた画面の消えた古いゲーム機

1999年版の最終回、第54話「新たな世界」では、太一たちとパートナーが最後の敵アポカリモンを倒します。アポカリモンは自爆で世界を巻き込もうとしますが、デジヴァイスの力が爆発を封じ、デジタルワールドは守られるんです。(出典:第54話のあらすじ・感想、アポカリモンのキャラクター資料)

ところが、勝った喜びのあとに帰還の時間が迫ります。人間の世界へ戻るゲートが閉じる前に帰らなければならず、子どもたちはパートナーと別れることに。「もう少し一緒にいたい」がかなわない終わり方です。

無印の最後で、太一たちのパートナーは生きています。現実世界へ帰る子どもたちと、デジタルワールドに残るデジモンたち。あの涙は、離れ離れになる別れの涙なんです。

ミミが電車の窓から手を振ると、帽子が風に飛び、「Butter-Fly」が流れます。あの場面です。電車での別れと帽子の演出は、BANDAI SPIRITSのメモリアルグッズの説明にも紹介されています。帽子一つで、あんなに胸が詰まるなんて。

敵を倒したからと、ティッシュを片付けるのはまだ早いです! 戦闘のあとに、あんな別れが待っているなんて。無印だけなら再会への余韻が残り、02まで進むと、パートナーと一緒に大人になった未来が見えるんですよね。

02の最後の敵は誰?及川は助かる?

ベリアルヴァンデモンが敗れ、二つの世界が救われる

02の最後の敵は、ベリアルヴァンデモンです。無印で倒されたヴァンデモンのデータが及川悠紀夫に取りつき、彼を利用して復活します。デジモンカイザーだった賢は改心して仲間に加わっており、最後まで敵というわけではありません。

終盤では世界中の選ばれし子どもたちとパートナーが力を合わせ、デジヴァイスの光が闇を弱めます。暗黒の種を植えられた子どもたちも、大輔たちに励まされ、自分の夢へ向き合うとパートナーが現れるんです。

弱まったベリアルヴァンデモンには、インペリアルドラモンがとどめを刺します。この勝敗と復活の経緯は、RENOTEの終盤のあらすじとキャラクター資料のベリアルヴァンデモン欄で確認できます。

強い技を出せるデジモンだけが世界を救うのではなく、夢を口にする子どもたちの存在も勝利につながる。そのあとに大輔のラーメン店が出てくると、夢を持つ話が暮らしの話まで続いていると感じます。

及川は夢をかなえるが、命を落とす

及川は生還しません。自分のパートナーデジモンに会ったあと、最後の命を使って荒れたデジタルワールドを再生させます。光る蝶のような姿になって消えていく最期です。(出典:RENOTEの及川の紹介、及川悠紀夫の人物資料)

及川がずっと望んでいたのは、デジタルワールドへ行くこと。伊織に支えられ、ようやくパートナーと出会うのに、一緒に生きる時間は残っていません。だから02は、すべての人物が無傷で幸せになる結末ではないんです。

子どもたちの明るい未来と、夢に届きながら亡くなる及川。その両方がある最終回だと思うと、最後の集合場面も少し違って見えませんか。

映画2本は、テレビ本編のどの時期?

『ぼくらのウォーゲーム!』と『ディアボロモンの逆襲』は、いずれも無印・02の人物につながる映画です。ややこしいのは、映画の公開時期と、物語の中で起きた時期。公開された年と、太一たちが冒険している年が違うんです。

テレビ本編と映画の作中時期
作品・場面物語の中の位置
無印のテレビ本編1999年の夏の冒険
ぼくらのウォーゲーム!2000年の春。無印の冒険から帰ったあと、02本編が始まる前
02のテレビ本編・最後の戦い2002年。無印の冒険から3年後
ディアボロモンの逆襲2003年の春。02の最後の戦いのあと、25年後の場面より前
02最終回の大人たち2027年。大輔たちの冒険から25年後

映画2本の位置は、ACTの時系列年表と公開年と作中年を比較した記事の一致を確認しています。2027年という最終回の年は、最終回紹介にも明記されています。

つまり、『ディアボロモンの逆襲』は、大人になった大輔たちの集合場面よりも手前の出来事。02最終回に未来の場面があるからといって、映画もその25年後に置くと話がずれてしまいます。

なお、『ぼくらのウォーゲーム!』の公開日は2000年3月4日で、無印のテレビ最終回は同月26日。『ディアボロモンの逆襲』は2001年3月3日公開、02のテレビ最終回は同月25日です。映画がテレビの最終回より先に公開されていても、作中では冒険後の話なんですね。

tri.と『絆』は、テレビ本編のその後?

公式の紹介では、『デジモンアドベンチャー tri.』は無印の冒険から6年後の太一たちを描きます。『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』は2010年の物語。どちらも、太一たちの後年の物語として案内されている作品です。時期はtri.の公式ストーリーと『絆』の公式ストーリーを参照しています。

『絆』の制作陣も、アニメ!アニメ!のインタビューで、02最終回の大人の姿を意識した人物造形について答えています。テレビの人物を引き継ぐ続編という位置づけです。

ただし、アニギャラ☆REWの批評には、テレビ最終回と後年の映画の設定が食い違うという指摘もあります。公式の続編という案内と、設定の整合性への評価には差があるんですよね。「すべてが矛盾なくつながる」とも「公式に別時間軸と決まっている」とも、ひとまとめにはできません。

02のテレビ最終回で描かれるのは、先ほどの、子どももパートナーも一緒にいる未来です。映画の結末に関する説明を、テレビ最終回の出来事として読み替えないようにしたいところ。

大人になった太一たちの雰囲気が分かる、東映映画チャンネルの『LAST EVOLUTION 絆』公式予告です。

2020年版『デジモンアドベンチャー:』は、今回の1999年版とは別の新作です。太一とアグモンが登場しても、同じ最終回ではありません。タイトル末尾の「:」を見落とさないでください。新作としての位置づけはバンダイナムコの発表でも確認できます。

結末を本編で確かめるなら、この2話

無印の別れと02の未来を自分の目で確かめたいときは、次の最終回の話数とタイトルを照らし合わせてください。

「54話を探したのに思っていた場面と違う」というときは、作品名に「:」が付いていないかも確認しましょう。最終回をもう一度と思ったのに、別の太一だった。名前が同じだけに、うっかりしますよね。

FAQ

無印の最後でアグモンたちは死にますか?

太一たちのパートナーは、最後の戦いを生き延びます。ラストは子どもたちの現実世界への帰還と、デジモンとの別れです。アグモンたちはデジタルワールドに残ります。

02の25年後にも、パートナーデジモンはいますか?

はい。大人になった太一や大輔たちのそばにパートナーがいます。自分たちの子どもも連れて集まる未来なんです。制作側の説明でも、すべての人がパートナーを持つ世界が示されています。

『ディアボロモンの逆襲』は、大人になった大輔たちの話ですか?

いいえ。作中では2003年の春で、02の戦いのあとに起きた出来事です。最終回の25年後の場面は2027年なので、それよりずっと前の大輔たちになります。

無印と02は、それぞれ何話で終わりますか?

1999年版の無印は全54話で、テレビ最終回は2000年3月26日。02は全50話、最終回は2001年3月25日です。上の公式エピソードページに、各最終話の話数・タイトル・放送日が載っています。

まとめ

02は、ベリアルヴァンデモンを倒したあと、25年後の未来まで描きます。大輔はラーメン店で成功し、賢と京は結婚。太一たちも仕事や家庭を持ち、子どもとパートナーを連れて集まる結末です。

無印の最後は、世界を救ってからの別れ。及川は02で命を落としますが、子どもたちの未来にはデジモンがいます。二つのテレビ最終回を思い返すと、私は、あの電車の別れの先に日常が続いたことがうれしくなるんです。

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