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ブラッドボーンネタバレ|本編のエンディングで狩人はどうなる?

本編の結末



ようやく獣狩りを終えたのに、最後は首を切られる。別の選択では車椅子に座り、さらに別の結末では小さな赤子になる。『ブラッドボーン』(Bloodborne)のラストは、コントローラーを置いてから「ちょっと待って、今のは誰?」となるんですよね。

本編のエンディングは3種類。狩人は「夢から目覚める」「ゲールマンの役目を引き継ぐ」「上位者の赤子になる」のいずれかを迎えます。最後の応答に加え、「3本目のへその緒」を何本使ったかで運命が変わる仕組みです。

ここから本編3エンドの結末ネタバレです。人形の最後の行動や月の魔物との対決まで含みます。扱うのは発売済みの本編で、DLC『古い狩人』の物語は含めません。

結末が分かれるのは、メルゴーの乳母を倒したあとの会話

メルゴーの乳母を倒して狩人の夢へ帰ると、工房が燃えています。人形に案内され、大樹の下で待つゲールマンのもとへ向かう流れですね。何度も戻ってきた拠点が炎に包まれると、いつもの帰還とは違う緊張があります。

月下の石畳を歩くマントの後ろ姿

ゲールマンが申し出るのは、狩人への介錯です。夢の中で命を絶ち、狩人を目覚めさせようとします。「介錯に身を任せる」か「任せない」か。選択肢は短いのに、選んだあとの景色はずいぶん違うんです。

下の表は、メルゴーの乳母を撃破し、最後の会話まで進んだ状態での分岐です。「使用数」は、持ち物の数ではなく、実際に使ったへその緒の本数を指します。

本編3エンドの条件と狩人の着地
エンディングゲールマンへの応答へその緒の使用数会話後の戦闘狩人の結末
ヤーナムの夜明け介錯に身を任せる何本でも到達可能なし夜明けのヤーナムで目覚める
遺志を継ぐ者任せない0〜2本ゲールマン狩人の夢に残り、ゲールマンの代わりになる
幼年期のはじまり任せない3本以上ゲールマン、続いて月の魔物人の姿を離れ、上位者の赤子へ変わる

へその緒を3本使っても、介錯を受け入れると月の魔物とは戦えません。赤子になる結末を狙うなら、アイテムの使用と介錯の拒否、その両方が必要になります。

「ヤーナムの夜明け」では、首を切られた狩人が朝を迎える

夢の中での死が、目覚めにつながる

介錯を受け入れた狩人は、ゲールマンの前でひざまずきます。ゲールマンは鎌を振るい、狩人の首を切りますが、物語はその死で途切れません。続いて映るのは、朝日が差すヤーナム。狩人は夢の外で目を覚ますんです。

最後のボス戦を経ずに、このムービーへ入る分岐ですね。首を切られて朝を迎えるなんて、目覚ましの方法が物騒すぎます。それでも、暗い夜を歩き続けた狩人の前に日が昇る場面には、はっきりと解放の感触があります。

この結末で狩人に起きるのは、狩人の夢からの離脱と、夜明けの目覚めです。「介錯されたから、主人公は死んで終わり」と受け取ると、朝の場面を見落としてしまいます。

人形は夢に残り、墓の前で狩人を見送る

人形は狩人の夢で墓の前から、目覚めた狩人へ別れを告げます。一方、狩人がゲールマンを倒す場面はありません。このルートでは、二人に支えられた狩人が夢を去るところまでが描かれます。

墓が映るので、最初は少しぎょっとしますよね。ただ、すでに狩人はヤーナムで目を覚ましています。墓は、夢を去った狩人を見送る場所として映っているのではないでしょうか。

「遺志を継ぐ者」では、狩人がゲールマンの車椅子に座る

介錯を断ると、ゲールマンとの戦闘が始まります。これまで狩人を導いてきた人物が、最後には倒すべき相手になるんです。ここでへその緒の使用が2本以下なら、ゲールマンへの勝利のあとに「遺志を継ぐ者」へ進みます。

月と暗い水面

ゲールマンに勝っても、月の魔物に捕らえられる

ゲールマンを倒すと、月から異形の存在が降りてきます。それが月の魔物。月の魔物は狩人を抱き寄せます。この分岐には、月の魔物を倒すための戦闘はありません。

次の場面で、人形が押している車椅子には狩人が座っています。狩人は月の魔物に囚われ、ゲールマンに代わって狩人の夢を守る立場になります。勝った相手の席に自分が収まっている。やっと帰れると思ったところで、まさかの引き継ぎです。

人形の言葉が、次の獣狩りを告げる

人形は車椅子のそばで、再び獣狩りの夜が始まることを告げます。「ヤーナムの夜明け」で別れを送った人形が、こちらでは狩人のそばに残るんですね。朝の街へ戻る場面はなく、最後まで舞台は狩人の夢です。

ゲールマンが死んだあとも、彼の役目を担う人物が夢に残ります。その後任が主人公だと分かるので、この結末を知ると、序盤のゲールマンの姿も違って見えるのではないでしょうか。案内してくれる人自身も、夢に囚われていたんです。

「幼年期のはじまり」では、狩人自身が上位者の赤子になる

3本のへその緒を使うと、月の魔物の抱擁を跳ね返す

「3本目のへその緒」を3本以上使い、介錯を拒否してゲールマンを倒すと、もう一つの展開が待っています。月の魔物が狩人を抱くところまでは同じですが、狩人から光が放たれ、その接触を跳ね返します。

車椅子のムービーへ移らず、月の魔物との戦闘に入る分岐です。つまり、最後の拒絶を可能にする条件がへその緒の使用なんですね。ゲールマンに勝つだけでは、月の魔物との関係までは変えられません。

月の魔物を倒したあと、狩人の夢に映るのは、小さく、触手のある赤子です。人形はそれを拾い上げて腕に抱き、狩人として呼びかけます。抱かれている赤子は、主人公が生まれ変わった姿。狩人は上位者の赤子になったのです。

ラストの小さな生き物は、倒した月の魔物の赤子ではない

上位者とは、人間を超えた存在です。この結末では、その上位者として主人公の新しい生が始まります。「知らない生き物が急に出てきた」で終わる映像ではなく、人形がずっと支えてきた狩人を抱き上げる場面なんです。

人の姿を失った狩人と、変わらず世話をする人形。月の魔物を倒す大きな戦いのあとに、最後は抱っこで締まります。人間を卒業して、また赤子から。進化のふり幅が大きすぎます!

結末の名が「幼年期のはじまり」なのも、この再誕と重なります。強大な成体として君臨する場面まで進むのではなく、小さな赤子になったところで幕が下りるんですね。

「3本目のへその緒」は名前で迷う。必要なのは3個の使用

「3本目のへその緒」はアイテム名で、収集した順番を表していません。同じ名前の品を本編で最大4個入手でき、そのうち3個を使えば「幼年期のはじまり」の条件を満たします。4個すべてを集める必要はないんです。

3個を持っているだけでは条件を満たしません。持ち物から実際に使用してください。ゲールマンに話しかける前に3個使っておけば、使用を忘れたまま最後の戦闘へ入ることを防げます。

本編でへその緒を入手できる4か所
入手先入手の方法・時期気をつけたいこと
メルゴーの乳母ボスを倒すと入手本編の終盤で得られる1個
捨てられた古工房工房内で拾うメルゴーの乳母の分と合わせても、まだ2個
ヨセフカの診療所白痴の蜘蛛、ロマの撃破後、診療所の奥にいる人物を倒すロマ撃破前に倒すと、このへその緒を失う
アリアンナの赤子アリアンナをオドン教会へ避難させ、生存させたうえで、ミコラーシュ撃破後に教会の下の部屋にいる赤子を倒す赤子を倒すとアリアンナも死ぬ

診療所の1個には、ロマ撃破前後の違いがある

診療所の奥で会う人物は、ロマを倒したあとに倒せばへその緒を落とします。先に倒してしまうと、この入手先は使えません。探索で会った相手をすぐ倒す前に、進行時期を確かめたいところですね。

取り逃した場合は、アリアンナのイベントが残っているかが問題になります。乳母と古工房の2個に、アリアンナの赤子からの1個を加えれば、必要数の3個です。逆に、アリアンナの入手先を失っても診療所の分が残っていれば、3個をそろえられるんです。

アリアンナの1個は、彼女の命と引き換えになる

生き残っているアリアンナは、ミコラーシュを倒したあと、教会の下の部屋へ移り、異形の赤子のそばにいます。赤子を倒すとへその緒を得られますが、同時にアリアンナも命を落とします。会話だけで受け取るアイテムではありません。

彼女を生かしたいなら、ほかの3か所から集める方法があります。手順を選ぶ余地はあるものの、診療所の分をすでに失っていたら、その周回で赤子エンドを目指すための選択は重くなりますね。

注意したいのは、結末への解釈とクリア後の自動周回

考察:夢を出ることと、世界を救うことは別の問い

「どれが一番幸せな結末?」と考えると、私は狩人の望み次第だと思います。夜の恐怖から離れたいなら、朝を迎える結末には救いがありますよね。月の魔物を退けたいなら、上位者へ変わる分岐に強い達成感があるでしょう。

ただ、最後に狩人へ起きた出来事から、街の住人全員の未来までは分かりません。夜明けのあとに獣の病が永久になくなる場面も、上位者になった狩人が成長して街を治める場面も描かれていません。

「遺志を継ぐ者」では、ゲールマンの役目を主人公が引き受け、人形は次の獣狩りを告げます。これを救済と呼ぶか、囚われる相手が交代した悲劇と呼ぶか。私は後者の寂しさを強く感じますが、それは結末に対する受け取り方です。

クリアすると、そのまま次の周回が始まる

エンディングを迎えると、自動で次の周回へ進みます。まだ歩いていない場所があるなら、結末を確定させる前に探索を済ませてください。「明日、残りを回ろう」と思ったままクリアすると、同じ周回の続きには戻れません。

通常の進行では、1周につき迎える結末は一つです。3種類すべてを体験するなら、別の周回で応答やへその緒の使用を変えることになります。夜明けを見たあと、同じ状態からゲールマンと戦い直せる仕組みではないんですね。

狙った結末へ進むなら、会話前に使用数と探索を確かめる

大樹へ向かう前に、残っている探索と、使ったへその緒の数を確かめます。赤子エンドを目指す場合は3個を使用し、ゲールマンへの応答を「任せない」にしてください。倒したあとも月の魔物戦が続くので、武器の強化や回復アイテムの補充も先に済ませておきたいですね。

「遺志を継ぐ者」を体験したい場合は、3個目を使う前に止めます。介錯を断り、ゲールマンに勝利すると、月の魔物に迎えられるラストです。一度3本を使ったあとに、この周回で同じ戦闘ルートを選んでも、車椅子の結末には進めません。

朝のヤーナムへ帰りたいなら、最後の会話で介錯を受け入れます。ただし、話しかける前にゲールマンを攻撃すると、介錯を受ける分岐を選べなくなります。ボタンを押す前に、せめて話だけは聞きたいところです。最後の挨拶がうっかり一撃、は避けましょう。

FAQ

本編のラスボスはゲールマンと月の魔物のどちらですか?

会話で受け入れるか、戦うかによって変わります。戦闘を選んだ場合、へその緒の使用が3本未満ならゲールマンが最後の相手です。3本以上なら、その勝利に続いて月の魔物が待っています。介錯を受けるルートには、会話後のボス戦がありません。

へその緒を4本使うと、別のエンディングが増えますか?

4本目によって第4の結末が出ることはありません。月の魔物との対決に必要な本数は3本なので、すべての入手先を回らなくても挑めます。

3本使ってしまったあとでも、朝に目覚める結末を選べますか?

ゲールマンとの会話で身を任せれば選べます。へその緒の本数が分けるのは、介錯を拒んで彼を倒したあとの展開です。

人形が抱く赤子は、新しい登場人物ですか?

月の魔物を倒した主人公の新たな姿です。人形も狩人として呼びかけており、人間だった主人公が上位者になったラストにつながります。

まとめ

『ブラッドボーン』本編の結末は、帰還、継承、再誕という3つの方向へ分かれます。ヤーナムに朝が差す一方で、夢に残る主人公もいれば、人形の腕に抱かれる主人公もいるんですね。

へその緒の使用と最後の会話は、どちらも狩人の運命に関わります。特に月の魔物を倒す分岐では、ゲールマンに勝った先にも、もう一戦があるんです。

私は、どの姿になっても人形が狩人に向ける気遣いが、このラストの温かさだと感じます。別れを送る、そばで支える、腕に抱く。恐ろしい夜の終わりに、その違いが静かに残る作品です。

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