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財閥家の末息子 ドラマ最終回ネタバレ|ドジュンを殺したのは誰?

財閥家の末息子 ドラマ最終回ネタバレ|ドジュンを殺したのは誰?

『財閥家の末息子~Reborn Rich~』は、会長の座を目前にしたドジュンが事故に遭い、最終回でヒョヌに戻る展開を迎えます。2022年のJTBCテレビドラマで、全16話です。

殺害を指示したのは、ドジュンの伯父チン・ヨンギ。しかも、過去のユン・ヒョヌ自身が、ドジュンの車を足止めした共犯者だったのです。生還したヒョヌは、その罪を聴聞会で告白し、創業家から経営権を奪うところまで戦います。

ドジュンは、どうやってスニャンを手に入れかけたのか

裏金を回収したヒョヌが、1987年の孫に戻る

ユン・ヒョヌは、財閥スニャングループのオーナー一家に仕える社員です。命令を断らず、疑問を挟まず、自分で判断しない。会社の研修でこの三つを聞いたら、そっと帰りたくなりますね。

ソンジュンの命令で海外に渡り、スニャンマイクロに隠された裏金を回収したヒョヌは、同僚のシン・ギョンミンに裏切られます。崖で銃撃され、海に転落。その後、1987年のチン・ドジュンとして目覚めるのです。

ドジュンは、創業者チン・ヤンチョルの三男チン・ユンギと、イ・ヘインの息子。父が長く本家と距離を置いていたため、孫とはいっても継承争いの中心にいた子ではありません。ヒョヌ時代の記憶と未来の知識を持ったドジュンは、この立場からスニャンを買うための資金を増やし始めます。

投資で勝っても、母の死は変えられなかった

祖父からもらった盆唐の土地が値上がりし、ドジュンは大きな元手を得ます。ニューヨークで投資家オ・セヒョンと出会い、ミラクルインベストメントを通じて投資を進めることに。1997年の通貨危機も、未来を知る彼には予想済みでした。

お金を得たドジュンは、元の人生の母を再び失います。ヒョヌとして暮らした家族を救おうと、経営難のアジン自動車の買収に動き、父の雇用を守ります。ところが、元の人生の母はスニャン生活科学への投資で損失を抱え、再び亡くなってしまうのです。

父の仕事を守れば家族も救えるはずだったのに、母の死を止められなかった。スニャンを動かす一族そのものに、怒りが向くんですね。

祖父にスニャンを買う意志を示したドジュンは、叔母チン・ファヨンの百貨店を狙います。ファヨンは百貨店の株を担保にミラクルから資金を借り、百貨店の公金まで株式投資につぎ込んで大損しました。第10話では、財務担当のイム常務の録音が横領の決め手に。追い詰められたファヨンはドジュン側に株を譲り、ミラクルが百貨店を手に入れるのです。

祖父との事故で浮かぶ、祖母の殺意

ドジュンとヤンチョルの乗る車が狙われるのは、第15話の死亡事故より前にもあります。このときは運転手ハ・インソクの行動によって、二人とも生き延びました。

この最初の事故を企てたのは、ヤンチョルの妻イ・ピルオクです。彼女にとって、夫が別の女性との間にもうけたユンギの息子が、自分の子どもたちを押しのけて後継者になることは許せませんでした。

事故後、ヤンチョルはせん妄の症状を見せるようになります。ドジュンは祖父の弱った姿にも接し、後継者としての期待を受けることに。祖父と孫は会社を奪い合う相手でもあり、互いの商才を誰より認める相手でもあったのです。

祖父の遺言から、ドジュンが会長に選ばれるまで

相続ゼロの裏にあった、ヤンチョルの想い

第13話では、ドジュンが2002年のワールドカップで韓国代表が勝ち進むことを知り、スニャン自動車のアポロの販売に結びつけます。試合結果まで先に知っている孫です。叔父たちには、なかなか厳しい相手ですよね。

売却の危機にあった自動車事業に道をつけますが、ヤンチョルはその後に亡くなります。さらに遺言で、ドジュンに財産が残されていないと判明。会社のために尽くした孫が、相続では何ももらえないのです。

ところが、ドジュンは祖父の映像から本心を知ります。ヤンチョルは、自分にいちばん似た孫を認めていました。祖父への同情を捨て、自分を踏み台にしてでもスニャンを守る経営者になってほしい。その厳しい期待が、あの扱いの裏にあったんですね。

ドジュンは映像を見て涙を流します。ここは、株の持ち分より祖父の言葉にぐっと来てしまう場面です。同時に、隠された資産とスニャンマイクロにつながる資料も手にし、遺言の一文だけでは分からなかった祖父の考えを受け取ります。

カード会社と株の取引で、最後の逆転へ

祖父が亡くなった後も、ドジュンの勝利は一直線には進みません。株主総会では、祖父の弱った姿を守ろうとして映像を消した行動まで不利に使われます。金融持株会社の代表に選ばれたのは、イ・ハンジェでした。

また、祖母ピルオクは持っていた株をドジュンに渡し、彼の助けで海外へ逃亡します。それを知ったミニョンは、ドジュンとの関係を断ちました。財閥を手に入れたいという野心は、恋人からの信頼まで削ってしまうんですね。

その後、スニャンカードの経営危機と、ヨンギ・ドンギ兄弟の株をめぐる争いが起きます。長男ヨンギは、弟ドンギが返済できなくなれば担保のスニャン物産株を得られると考えますが、ドジュンがカード会社の危機を処理。イ・ハンジェの持つ株も得て、スニャン物産の筆頭株主に上り詰めるのです。

一方、不法な政治資金をめぐってドジュンも捜査を受け、検事のソ・ミニョンと向き合います。捜査が叔父たちへ広がると、ヨンギと息子ソンジュンの間にも、責任を押しつけ合う亀裂が生まれました。

ドジュンは祖父の隠された相続財産を寄付し、株主総会で次期会長に選ばれます。ミニョンとの関係も結び直し、彼女に会いに向かうところまで来たのに。第15話の事故は、ドジュンが次期会長に選ばれた直後に起きます。勝利と恋人との未来が同時に届きそうな瞬間の、あの衝突でした。

第15話の死亡事故と、第16話で戻ってきたヒョヌ

ドジュンの死亡事故とヒョヌの生還

ドジュンが最後に見た男は、過去のヒョヌだった

ドジュンの車は、前方をふさぐトラックのために足止めされます。そこへ別のトラックが追突し、事故が起きました。瀕死のドジュンが車の外に見たのは、若い頃のヒョヌです。

前方のトラックを停めていたのが、そのヒョヌでした。上司キム・ジュリョンの指示で車を止めたとき、彼は殺害計画の全体を知りません。事故後にドジュンを見て、初めて自分が殺人に加担したと知るのです。

だからといって、ヒョヌが何も知らないまま一生を送ったわけではありません。ジュリョンから口止めと引き換えにスニャンでの職を差し出され、貧しさから抜け出したいヒョヌは受け入れました。事故に巻き込まれた後、真相を知りながら黙ったことも、ヒョヌ自身の選択です。

トルコの病院で生還しても、会社は守ってくれない

第16話で目覚めるのは、ドジュンではなくヒョヌの身体です。海外で銃撃されたヒョヌは、ミニョンに救出され、トルコの病院で生き延びていました。

昏睡していた間にヒョヌは、ドジュンとして17年を生きた記憶を得ています。ドジュンの死も、自分が事故に関わっていたことも知ったまま、元の人生に戻るんです。

ミニョンはスニャンの不法承継を追い、ヒョヌに証言を求めます。それでもヒョヌは、最初はオーナー家を裏切れないと拒否。あれほどの時間を生き直しても、長年の服従はヒョヌの中に残っていたんですね。

しかし、韓国に帰ると空港で横領容疑をかけられます。逃れたヒョヌがジュリョンを訪ねて分かったのは、自分に裏金の責任をかぶせ、オーナー家を守ろうとしていることでした。さらにジュリョンが呼んだ警備員からも逃げなければなりません。

裏金を回収するために忠実に働いた社員が、その裏金を横領した犯人にされる。ヒョヌはミニョンのもとへ行き、スニャンマイクロの資料を渡します。ようやく、従う相手を守るより、自分の意思で戦う方を選んだのです。

聴聞会で暴かれた殺害の指示者と、ヒョヌの告白

ドジュン死亡事件の指示者と加担者

セヒョンとミニョンを味方につける

ミニョンのもとで拘束を免れたヒョヌは、樹木園で暮らすセヒョンを訪ねます。ドジュンの死後、スニャンと縁を切り、投資の第一線から退いていた相手です。

ヒョヌはドジュンの記憶を使い、かつて相棒が口にした言葉でセヒョンを動かします。再び組む二人が狙うのは、一族の経営権。セヒョンはドジュンの母ヘインに議決権の協力を求め、小口の株主にも働きかけます。

ヘインは、息子の死を置き去りにして本家に戻ろうとする夫ユンギを責めていました。彼女にとって、会社の持ち分だけで家族を元通りにはできません。息子を失った母の怒りも、一族に対する戦いの中に残っているのです。

ミニョンは、スニャンにかかる疑惑を国会の聴聞会へ持ち込みます。そこでヒョヌは、自分への殺害指示はソンジュンから出たと証言しました。裏金、不法承継、ヒョヌの殺害未遂、過去のドジュンの死亡事件が、国会の聴聞会で問われることになるのです。

インソクの証言が崩れても、ヒョヌは逃げなかった

当初、ヒョヌの救出に関わった国情院の要員が証人となる予定でしたが、出席が取り消されます。続いて証言台に立ったのは、ドジュンの運転手だったインソクです。

インソクは、事故現場にヒョヌがいたことを指摘し、この場に共犯者がいると訴えます。しかし、アルコール性の認知症を患っていたことが分かり、証言の信用を崩されてしまいました。

ヒョヌ自身は、インソクの指摘が正しいと知っています。彼は自分がドジュンの車を足止めしたこと、事件後にスニャンの職を得て沈黙したことを認めました。ここで初めて、ヒョヌは被害者として会社を訴えながら、自分の加害まで人前で認めるのです。

録音が明かすのは、父ヨンギの指示だった

ヒョヌは、事故当時に残していた音声を聴聞会で再生します。そこには、ジュリョンとヨンギのやり取りが残っていました。ドジュンの殺害を命じたのは、ヤンチョルの長男チン・ヨンギだったと明らかになります。

ヨンギは、ドジュンに経営権を奪われることを恐れていました。さらに息子ソンジュンを犯人扱いし、その弱みを利用して経営権を握ります。父に罪を着せられたソンジュンも、父が指示者だと知りながら真相を隠していたのです。

一族がソンジュンを疑っていた場面だけを覚えていると、ここは混同しやすいですよね。最終回で明かされる役割は、次のようになります。

人物ドジュンの死亡事件での役割
チン・ヨンギ経営権を守るため、殺害を指示した伯父。
キム・ジュリョンヒョヌに現場での足止めを命じ、事故後の口止めも行った上司。
ユン・ヒョヌトラックで進路をふさぎ、真相を知った後も就職と引き換えに黙った人物。
チン・ソンジュン父が殺害を指示した事実を知り、隠していた息子。

録音で状況が変わると、ソンジュンは怒りをあらわにしてヒョヌに向かい、会場から連れ出されます。従順だった社員の告白が、一族の隠してきた犯罪を表に出した瞬間でした。

ヒョヌ、ミニョン、スニャン一族の最後はどうなる?

ヒョヌ、ミニョン、ヨンギと一族の結末

創業家は経営から退き、ヒョヌはミラクルへ

事件が明るみに出た後、スニャン製品への不買運動が起こります。創業家は経営から退き、株主たちは専門家に会社の経営を託しました。ヨンギは病院で亡くなります。

スニャンという会社自体は続きます。ただ、家族だからという理由で一族が支配し続ける体制は終わったのです。ヒョヌはスニャンの株を持たずに、その経営権を一族から奪う結果を出しました。

本人の新しい職場は、セヒョンのいるミラクルインベストメント。ドジュンとして欲しかった会長席をヒョヌが引き継ぐ結末にはなりません。ヒョヌはミラクルで働き、一族による支配を終わらせた側として人生を再出発します。そこまでやりました!

考察:ミニョンとの再会は、新しい恋の始まり?

ミニョンが黒いスーツを着続けていたのは、亡くなったドジュンへの哀悼からでした。事故の黒幕を追ってもスニャンに阻まれ、彼女はその後もグループの捜査を続けていたのです。

終盤、黒いスーツを脱いだミニョンはヒョヌに会います。ヒョヌが服を褒めると、ミニョンはかつてドジュンから言われた言葉を思い出します。ヒョヌはその場を離れていきました。

ドジュンが生きてミニョンに会い、二人で未来へ進むところまで見届けたかった。そういう気持ちは残りますよね。私は、この再会にはミニョンが長い喪の時間から歩き出す余韻を感じます。

ドラマ版の結末と、最後の「懺悔」

この結末は、2022年JTBCテレビドラマの第16話です。原作ウェブ小説はドラマと結末が異なり、ウェブトゥーンも小説とは別の版。ドラマで描かれた生還や告白は、テレビ版のヒョヌの結末です。

考察:最後の「懺悔」は、何を変えたのか

最後の独白で、ヒョヌはドジュンとして生きた時間を「懺悔」だったと語ります。ドジュンに対して、そして自分自身に対しての懺悔です。

一方、二人の時間がどうつながるのかという仕組みは、詳しく説明されません。目覚めたヒョヌには、ドジュンとして過ごした年月の記憶が残っています。「全部夢だった」とひと言で片づけると、その記憶を使ってセヒョンを説得し、自分の過去を告白する展開が抜け落ちてしまうんですね。

私は、ヒョヌが自分の加害を被害者の側から経験し直したことが、あの独白の意味だと感じます。会社の命令に従えば暮らしを守れる。その考えで黙っていた人が、今度は命令に人生を奪われるドジュンとして生き、最後には沈黙を破ったのです。

未来の知識で投資に勝っても、ドジュンを生き延びさせることはできませんでした。ヒョヌに残されたのは、過去の自分が伏せた真相を、今度こそ話す機会だったのでしょう。財閥の孫としての成功をずっと見てきたぶん、この着地は苦い。でも、社員だったヒョヌの責任へ戻る結末としては、納得できるものがあります。

もう一度確かめたい場面は、第1話と第15・16話

結末を知ってから再視聴すると、第1話のヒョヌの働き方と、第15話の事故、第16話の聴聞会を見比べられます。命令を疑わない社員と、自分の罪まで認める証人。同じ人物が何を選び直したのかが、はっきり見えてきます。

祖父と孫の関係が気になった人には、第13・14話の遺言と映像もおすすめです。

作品の設定を映像で振り返る

Lemino公式の『財閥家の末息子~Reborn Rich~』作品紹介映像です。

FAQ

ドジュンは死亡したままですか?

はい。第15話で受けた衝突によって命を落とし、その死が第16話の追及につながります。病院で意識を取り戻す人物はヒョヌで、ドジュンが救われる展開にはなりません。

ヒョヌが自分でトラックをぶつけたのですか?

ヒョヌが担ったのは、前に車を停めてドジュンを待たせる役目です。衝突したのは別の車。ただし、事件の真相を知った後も口止めを受け入れたため、彼にも加担の責任が残ります。

最終的にヒョヌはスニャンの会長になりますか?

会長には就任せず、セヒョンの投資会社に入ります。会社を動かすのは創業家に代わって選ばれた経営の専門家で、ヒョヌの勝利は一家から支配する力を奪ったことでした。

原作小説や漫画も、同じラストですか?

ウェブ小説の終幕とテレビドラマのラストには違いがあります。漫画版に当たるウェブトゥーンも独立した版で、ヒョヌに戻る第16話はドラマの結末です。

まとめ

ドジュンの命を奪う指示を出したのはヨンギで、ソンジュンはその秘密を抱えていました。そして、被害者だったはずのヒョヌにも、足止めと口止めという消せない過去があるのです。

最終回の逆転を決めたのは、ヒョヌが人前で罪を認めたこと。スニャン一家の支配が終わり、彼はセヒョンと働く新しい日常へ進みます。ドジュンとミニョンの未来が失われた痛みを残しながらも、命令だけに従っていた人生から抜け出す最後でした。

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