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マイ・デーモン ネタバレ|最終回で二人はどうなる?黒幕は誰?

マイ・デーモン ネタバレ|最終回で二人はどうなる?黒幕は誰?

手をつなぐ場面の甘さに油断すると、ミレ家の食事会で背筋が冷えます。『マイ・デーモン』の親族席、できれば遠慮したいですね。

『マイ・デーモン』は2023年に放送が始まったSBSの全16話ドラマです。

最終回までのネタバレがあります。悪魔の契約、家族の殺人、前世の悲劇が、ドヒとグウォンの恋につながっていきます。

マイ・デーモンの始まりは、手首に移った十字架

ト・ドヒは、ミレグループ会長チュ・チョンスクに引き取られた養女で、食品会社を率いる経営者です。両親を失った彼女にとって、チョンスクは気を許せる家族でした。

一方のチョン・グウォンは、200年以上生きる悪魔。人間の願いをかなえ、10年後にその魂を受け取る契約を結んでいます。願いが通った日の喜びと、期限が来る日の恐ろしさがセットなんです。

命を狙われたドヒとグウォンが海へ落ちると、彼の力が宿る十字架のタトゥーがドヒの手首へ移ります。それからグウォンが能力を使うには、彼女の手首に触れることが条件になりました。

ドヒには護衛が、グウォンにはタトゥーが欠かせません。そこで彼はドヒのボディーガードを引き受けます。人間を見下していた悪魔が、人間の出勤に付き添うことになるわけです。

チョンスクの死と、結婚が条件の遺言

その矢先、チョンスクが亡くなります。体質上避けていた薬を服用したことが分かり、ドヒは殺人を疑いました。

遺言で後継者に指名されたのはドヒ。ただし相続には、チョンスクの死後1年以内に結婚するという条件が付いています。遺産の話し合いで、いきなり婚姻届の話まで始まる忙しさです。

第6話でドヒはグウォンとの結婚を選び、二人は同居を始めました。事件と相続を乗り切りたいドヒ、能力を取り戻したいグウォン。互いの目的を果たしたら解消する約束で始まった夫婦生活でした。

ところがグウォンが襲撃され重傷を負うと、ドヒは彼をこれ以上危険に巻き込むまいと会長候補を辞退します。その理由を知ったグウォンは、危険を承知で彼女と生きる気持ちを固め、チョンスクの庭でキスを交わしました。第8話で、二人の恋がはっきり動きます。

黒幕はノ・ソクミン!実行犯と息子に罪を押しつける

ソクミンと実行犯、息子の関係

チョンスクを殺し、ドヒへの襲撃を指示した黒幕は、長男ノ・ソクミンです。実行犯キ・グァンチョルに指示を送る際の名が「アブラクサス」でした。

狙いはミレグループの支配です。母の監査とドヒの後継者指名は、その野望を妨げます。身内への穏やかな態度の下で、邪魔になる人間を排除していたんです。

第9話では、ソクミンがグァンチョルを殺して口を封じます。ドヒたちが実行犯に近づくほど、その先にいる人物の冷酷さが浮かんでくる展開でした。

ドギョンの自白と、セラが沈黙を破るまで

ソクミンの息子ノ・ドギョンも、ドヒへの襲撃に加担します。父から暴力と支配を受け、認められようとして追い詰められていく人物です。

ソクミンはドギョンに罪を背負わせ、息子はチョンスクらの殺害を自白して出頭しました。第12話では拘置中に自死し、母キム・セラには、夫の暴力を見過ごしてきた責任が突きつけられます。

やがてセラはグウォンに夫の犯行を打ち明け、証拠を警察へ渡します。家の中で抑え込まれていた彼女の言葉が、ソクミンの逃げ道を塞ぎました。

第14話、グウォンに追い詰められたソクミンは高所から身を投げます。ドヒに残したのは、チョンスクが彼女の両親の死に関わったという告発。殺人事件を追っていたドヒは、自分を育てた人の過去に向き合うことになります。

タトゥーは第10話で戻る。火の中で選んだ救出

事件の捜査と並行して、グウォンの能力は不安定になっていきます。ホームレスの女性の姿をした神から告げられたのは、ドヒが死ねばタトゥーが戻り、グウォンが助かるという残酷な条件でした。

グウォンはドヒの生存と能力の回復を両方かなえると、神に賭けを持ちかけます。第10話、二人はタトゥーが移った満月の夜を再現しようと、海辺へ向かいました。

そこでドギョンの車が、ドヒのいる店に突っ込み、火災が起きます。グウォンは炎の中へ入り、彼女を助けようとしました。

燃える店内で二人の手が触れると、タトゥーはグウォンへ戻り、彼はドヒを抱えて脱出します。彼女も生還し、神との賭けはグウォンの勝ちになりました。

この救出にはぐっときます。普段の余裕ぶった態度が消え、彼女のもとへ必死に進む姿がいい。手をつなぐという甘い仕草に、命を預ける重さが加わるんですよね。

前世のグウォンはソ・イソン。ウォルシムを失った夜

第12話で明かされる人間時代のグウォンの名は、ソ・イソンです。裕福な家の息子だった彼は、刀を使って舞う妓生、芸で客をもてなす女性ウォルシムに恋をしました。ウォルシムはドヒの前世にあたります。

二人の間には身分の差がありました。イソンは人を平等に見るカトリックの教えに希望を見いだし、ウォルシムも信仰を持つようになります。

イソンが町を離れている間に宗教への迫害が起こり、ウォルシムが捕らえられます。十字架の首飾りについて問われた彼女はイソンを守り、処刑されました。

帰ってきたイソンは、ウォルシムを犠牲にした人々を殺し、自ら命を絶ちます。神と人間への憎しみを抱えた彼は、悪魔として生きることになりました。

グウォンが恐れるのは、ドヒまで再び不幸にすることです。過去を聞いたドヒは、それでも彼と一緒にいると決めます。二人の間では、愛する相手を守るための選択が、時代を越えて続いていたんですね。

ドヒの両親はなぜ死んだ?事故と契約の期限が重なった

ドヒの母の事故死と父の契約満了

ドヒの両親は、チョンスクの会社による不正を公表しようとしていました。従業員の安全に関わる問題を追及され、チョンスクは二人の車を追います。

追走の末に車が事故を起こし、ドヒの母は命を落としました。同じ夜、父の前へ現れたのがグウォンです。

父はその10年前、グウォンと契約していました。事故直後も意識はありましたが、契約の期限が来て心臓発作で亡くなり、魂を回収されます。母の死は交通事故、父の死は悪魔との契約満了によるものです。

チョンスクは現場で悪魔を目撃し、その後は罪悪感を抱えながらドヒを育てました。恩人である彼女にも、ドヒが失った家族につながる罪があった。ドヒにとって、信じていた思い出まで揺らぐ真相です。

第14話でこの経緯を知ったドヒは苦しみます。グウォンも自分が彼女の痛みの原因になっていたと悟り、身を引くことを選びました。相手の幸せを願う気持ちが、ここでは別離を招いてしまいます。

第15話の銃撃と消滅。グウォンは何を代償にした?

離れた後も、グウォンはドヒを気にかけ、眠る彼女をベッドへ運び、傷を治していました。ドヒは彼の部屋を訪れ、グウォンの部下ボッキュから十字架の首飾りを受け取ります。

首飾りを身に付けて眠った彼女は前世の記憶を取り戻し、ウォルシムだった自分とイソンの思いを知りました。グウォンのもとへ向かおうとしたところで、ソクミンに拉致されます。

転落を生き延びたソクミンは、顔で相手を捜すグウォンの能力から逃れるため、自分の顔を焼いて姿を変えていたんです。ドヒを傷つけ、彼を呼び出そうとします。

救出に来たグウォンは怒りに駆られてソクミンを殺しかけますが、ドヒが止めます。悪魔には、人を殺すことと、死者をよみがえらせることが禁じられ、破れば消滅するという掟がありました。

直後、ソクミンがグウォンへ銃を向け、かばったドヒが撃たれて死亡します。グウォンは彼女に口づけし、蘇生させました。

ドヒが息を吹き返した代償に、グウォンの体は燃え、彼女の目の前で消滅します。彼は掟を承知で、愛する人の命を選んだんです。

助かった彼女が、助けてくれた人を抱き留められない。第15話の最後は、ここまで積み重ねた二人の関係があるぶん、つらい場面でした。

最終回の再会は、神が賭けの約束を果たしたから

賭けの勝利からグウォン復活まで

第16話、残されたドヒは深く落ち込み、秘書のシン・ダジョンや親族のチュ・ソクフンに支えられて入院します。クリスマスには思い出の海へ向かい、グウォンに戻ってきてほしいと願いました。

その願いに神が応じ、グウォンが再び現れます。二人は海辺で抱き合い、ようやく一緒にクリスマスを過ごせることになりました。ここでやっと息をつけます!

復活の理由は、火災の際にグウォンが勝った賭けです。神はその約束を果たし、ドヒの願いをかなえます。

グウォンは、今度はドヒが魂を差し出したのかと心配して神を訪ねます。復活の代価は神が負けた賭けで支払われており、ドヒが新たに魂を差し出す負担はゼロです。安心するために、本人が確認に行くところもいいですね。

父が契約でかなえた願いを、ドヒが受け止める

再会後、ドヒは父が何を願ったのかをグウォンに尋ねます。答えは、事故で危険な状態にあった妊娠中の妻と、お腹の中のドヒを救うことでした。

父は妻と娘の命を守り、その代わりに10年後の自分の魂を約束していたんです。ドヒは、自分が生まれる前にもグウォンに命を救われたと知り、感謝を伝えました。

父を失った痛みの中から、父がどれほど自分を大切にしたかも見えてくる。ここでようやく、ドヒはあの契約を自分の言葉で受け止めます。

グウォンは悪魔、ドヒは人間のまま夫婦で暮らす

復活したグウォンは悪魔として魂を回収する仕事に戻り、契約相手を選ぶ姿も見せます。ドヒと暮らす彼には、人間への感じ方の変化が残っていました。

一方、ドヒの時間は人間の速さで進みます。彼女の寿命を気にするグウォンに対し、ドヒは一緒に過ごせる今を大切にする気持ちを示しました。

最後は、公園で待つグウォンにドヒが駆け寄り、キスをする場面です。お互いに触れられる距離で笑っている、その安心感がうれしい。日常の何でもない約束を、特別に感じるラストでした。

ソクミンとミレ家、周囲の人々はどこへ着地する?

ソクミンとミレ家、周囲の人々の結末

ソクミンには死刑判決。ソクフンがグループを率いる

逮捕されたソクミンは、グウォンを消し去れたと思っていました。面会に来たドヒが復活を告げると激しく取り乱し、独房では母チョンスクの幻におびえます。最終的に下るのは死刑判決です。

ミレグループの新しいトップにはチュ・ソクフンが就きます。ドヒはチョンスクの遺産で会長になる道を選ばず、自分の仕事を続けました。ソクフンも彼女の幸せを認め、会社を立て直す役目を担います。

セラとガヨンは、傷つけられる子どもを守る側へ

セラは、ドギョンが自分を父の暴力から守ろうとしていたことを思い返します。息子への後悔を抱え、虐待を受ける子どもたちを支える施設をつくると決めました。

グウォンに思いを寄せていたチン・ガヨンは、イギリスへ発つつもりで、かつて住んだ家を訪れます。そこで父親から虐待を受ける少女に出会い、警察へ通報して救いました。

自分も幼い頃にグウォンに救われたガヨンは、少女を支えるため韓国に残る道を選びます。誰かに救ってもらった経験を、今度は自分が手を差し伸べる力に変えたんですね。

秘書たちは交際を公表。チョンスクの病も明らかに

シン・ダジョン秘書とパク・ボッキュは、職場で恋人同士だと宣言します。ところが同僚たちはすでに気づいていて、大きく驚きませんでした。極秘恋愛のつもりが、周囲には通常営業。こういう二人、ちょっと好きです。

また、チョンスクは末期の膵臓がんを患っていたことが判明します。急いでドヒを結婚させたかったのは、自分の死後、彼女が一人になることを案じていたからでした。

視聴前の注意と、Netflixで本編を観るには?

華やかなラブコメの中に、家庭内暴力、自死、宗教的迫害、銃撃の場面があります。痛みの強い内容が苦手な日は、視聴を一休みする選択もできます。

Netflix Japanが公開した『マイ・デーモン』の公式予告編です。

本編は、Netflixの『マイ・デーモン』作品ページから視聴できます。

FAQ

ドヒとグウォン、神を演じるのは誰?

ドヒ役はキム・ユジョン、グウォン役はソン・ガンです。神を演じているのはチャ・チョンファで、気ままな振る舞いと底の知れなさが印象に残ります。

韓国で最終回が放送された日は?

SBSでの最終回放送日は、2024年1月20日でした。前年11月24日の放送開始から、年をまたいでの完結です。

まとめ

命がけの恋をした二人にも、結婚生活の愚痴はあります。結婚の話をこぼしていたグウォンが、ドヒの登場に慌てる場面には笑ってしまいました。

あれほど必死に守りたかった日々には、こういう小さなけんかも入っているんですね。私には、きれいな約束を交わす瞬間と同じくらい、この遠慮のない夫婦の顔がうれしい結末です。

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