広告 電話を使った詐欺

国際電話詐欺の手口を事例解説!仕組みと対策をチェック!

最近は、国を超えてのやり取りもすっかり簡単になりましたね。

とても喜ばしいことです。

 

でも、便利な技術を悪用する人が出てくるのも、世の常。

国際電話を使った詐欺を行う人たちがいるのです。

 

それが『国際電話詐欺』。

 

キョウカ
キョウカ
国際電話詐欺って、外国語が話せる人が狙われるんでしょう?

いえいえ、外国語が話せなくても、

電話を使う人なら、誰でも狙われる可能性があるんですよ!

しかも、高額の被害に遭った事例もあります。

 

では、『国際電話詐欺』とは、一体どんな手口なのでしょうか?

 

この記事では、

  • 国際電話詐欺の手口と仕組み
  • 国際電話詐欺を防ぐための対策

について解説します。

ぜひ最後まで読んでくださいね!

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国際電話詐欺の手口とその仕組み

えっ、海外から着信!?何だろう?

『国際電話詐欺』の手口とは?

『国際電話詐欺』は、『国際電話でかかって来るワン切り電話』を入り口にした詐欺のことです。

『国際ワン切り詐欺』とも呼ばれます。

 

国際電話詐欺の手口は

  1. 海外の電話番号から電話がかかって来るが、すぐに切れてしまう
  2. ターゲットが『何だろう?』と思って折り返しの電話をかける
  3. 反応しない、自動音声で待機を指示するなどの方法で、通話時間を延ばす
  4. ターゲットが払った国際電話の通話料の一部が、詐欺業者の手に渡る

という内容です。

 

この手口は、『通話時間を延ばすこと』が重要です。

  • 『そのままお待ちください』など、待機を促す音声を流す
  • 『あなたの家族(友人・親族)が待っています。このまま待機してください』といったアナウンスを流す
  • 『呼び出し音の設定をする』と騙って、電話のボタンで音楽を切り替えるようにし、音楽を流す

といった方法を使って、通話時間を延ばそうとします。

 

デンタ
デンタ
通話時間を延ばされるだけ?それで詐欺なの?

他の詐欺のように、お金の話をしたり脅したりしないため、詐欺っぽく見えないかもしれませんね。

でも、被害者は『通話料』としてお金を取られます。

そして詐欺業者には、しっかりお金が入るのです。

 

メモ

国際電話詐欺は、固定電話よりもスマホや携帯電話にかかって来ることが多いです。

でも、固定電話にかかるケースもあるため、固定電話でも警戒が必要です。

国際電話詐欺の仕組みはどうなってる?

『ワン切りの国際電話に折り返させる』という方法で、どのように詐欺業者にお金が入るのかは、まだはっきりと解明されているわけではありません。

なので、ここでは、2020年7月時点で有力視されている見解に基づいて解説します。

詐欺業者が『ワン切りの国際電話』で収入を得る仕組み

国際ワン切り詐欺の仕組みは、

  1. 詐欺業者が海外の通信会社と契約する
  2. 詐欺業者が、不特定多数の電話番号にワン切り電話をかける
  3. 被害者が折り返しの電話をかけると、通話料が発生する
  4. 相手国の電話会社の中に不正をして利益を得ようとする職員がいて、通話料の一部が、通信会社から詐欺業者に渡る

という仕組みと考えられています。

 

キョウカ
キョウカ
えっ、でも日本にいる被害者が通話料を払うのは、日本の電話会社でしょ?

そうです。

でも国際電話ですから、日本の電話会社を通して相手国の電話会社にもお金が払われます。

その一部が、詐欺業者に渡っている可能性が高いのです。

国際ワン切り詐欺は本当に詐欺業者の収入源になるのか?

デンタ
デンタ
『通話料の一部』がもらえるくらいじゃ、たいした儲けにならないんじゃない?

たしかに、1つ1つの通話ではたいした儲けにはなりません。

でも、膨大な数のワン切り電話をかければ、それなりの金額になります。

 

この詐欺を行う詐欺業者は、

自動的に電話をかけてワン切りをするシステム

を使って、大量に電話をかけていると考えられています。

そして、まさに『ちりも積もれば山となる』方式で、多くのお金を手に入れるのです。

そのため、国際電話詐欺を『ちりつも詐欺』と呼ぶ人もいるくらいです。

 

メモ

国際電話詐欺ではありませんが、アメリカでは自動的に電話をかける『ロボコール』というシステムを使い、

3か月で1億回

という詐欺電話の発信をしたケースがありました。

それを考えると、国際電話詐欺でも、かなりの数の電話をかけている可能性があります。

被害額が大きい事例もある

キョウカ
キョウカ
『ちりつも式の詐欺』なら、1人1人の被害額は、そんなに多くないんだね。

たしかに、オレオレ詐欺や投資詐欺のように、一度に何百万もだまし取られることは、まずありません。

 

でも、中には、

23万円もの通話料

を取られてしまった事例もあるのです。

 

なぜそんな額になってしまったかというと、

被害者がスマホの操作に慣れていない高齢者だったため、通話終了のボタンをタップし損ねて、電話が切れていないことに気付ないまま放置してしまった

ということが原因です。

 

高齢者でなくても、『たまたま電話を切り損ねる』ということは、誰にでもあり得ますよね。

だから、高額の被害に遭ってもおかしくないのです。

 

それに電話を切り損ねなかったとしても、ワン切りに折り返した分の電話代は、本来なら使わなくて済んだはずの金額です。

たとえ数百円から千円くらいだったとしても、もったいない金額ですよ。

国際電話詐欺は、どんな国からかかって来る?

国際電話詐欺は、どんな国の電話番号でかかってくるかというと、

  • ベルギー
  • ギニア
  • アセンション島
  • パプアニューギニア
  • カメルーン
  • ラトビア
  • チュニジア
  • モーリタニア
  • カナダ

と、様々です。

どちらかというと、日本では話題にならない小さな国や島の番号でかかることが多いです。

 

キョウカ
キョウカ
しかし、詐欺師もわざわざ海外へ行ってまで詐欺をやるとはね…。

そう思いますよね。

実は、詐欺師は、海外にいるとは限りません。

 

国際電話詐欺は『IP電話』という、インターネットを使った電話回線で行われます。

そのシステムを悪用して

日本に居ながらにして、他の国の電話番号で電話をかけている可能性もあります。

国際電話詐欺の通話料以外の被害

国際電話詐欺の被害は、単に『国際電話の高い通話料を払わされる』だけではありません。

 

  • 『この番号の人はかけ直してくれる』とみなされ、カモリストに載せられる
  • 何度も国際ワン切り電話がかかって来る
  • カモリストに載せられることで、他の詐欺電話もかかってくる

という被害に遭う可能性があります。

 

デンタ
デンタ
そっか…。大金を取られなければいいっていう話じゃないんだね。

その通り!

ですからやはり、被害に遭わないようにすることがとても大切です。

 

国際電話詐欺にはどんな対策が有効?

国際電話詐欺から身を守るには!?

国際電話詐欺の対策

国際電話詐欺は、まだ手口の全容が見えていません。

ですから今のところ、被害を防ぐためには、

『多くの人が手口を知り、みんなで注意して被害に遭わないように警戒する』

ということが、重要です。

 

でも、きちんと対策をすれば、かなりの割合で被害を防げる詐欺です。

その対策について、見ていきましょう。

国際電話詐欺を防ぐための基本的な対策

国際電話詐欺の基本的な対策は

  • 『+』から始まる海外の電話番号には出ない
  • 『+』で始まる海外の電話番号から着信があっても、かけ直さない

これが鉄則です!

 

さらに、

  • 何度も同じ番号から国際電話がかかってくるなら、着信拒否をする
  • 間違えて発信しないように、履歴から消去する

という対策も、おすすめです。

国際電話をよく利用する人向けの対策

国際電話を普段から使っている人や、海外のショッピングサイトなどを利用する人は、

  • よくやり取りをする電話番号は、電話機に登録しておく
  • 見覚えのない国際電話の番号で着信があったら、必ず検索して、迷惑電話でないか確認する

という対策をしてください。

国外の電話番号を検索できるサイト

知らない番号の国際電話がかかってきた時のために、国外の電話番号を検索できるサイトを紹介しましょう。

tellows 誰からかかってきた?

このサイトで検索すると、かかってきた国際電話の発信元を、ある程度確認できます。

ただし、すべての番号が登録されているわけではありません。

ですから、このサイトで十分な情報を得られないこともあります。

 

なお、日本国内の電話番号は、Googleなどで検索したほうが早いです。

 

国際電話にせよ国内からの電話にせよ、

『知らない番号の着信は、必ず発信元を調べる』

ということが重要です。

ぜひ習慣にしてくださいね。

必ずしておきたい、電話の防犯対策

ぜひ実践してほしい、電話の防犯対策があります。

 

それは

スマホ

⇒迷惑電話をブロックできるアプリを入れる

固定電話

⇒防犯機能付きの電話を使うか、詐欺電話防止装置を使う

スマホ・固定電話共通

⇒普段電話をやり取りする人や利用しているお店の番号は電話帳に登録しておき、知らない番号からの電話には出ない

という対策です。

 

この3つで、国際電話詐欺だけでなく、他の詐欺や悪徳業者からの電話をかなりの確率でブロックできます。

筆者も、この方法を取るようにして以来、迷惑電話が激減しました。

 

さらに、知らない番号から電話が来た場合は、

  • 電話が切れてから、発信元番号を検索して相手を確認し、留守電のメッセージがあったら確認する
  • 発信元が安全な相手で、メッセージから『折り返しの電話をかける必要がある』と判断した時だけ折り返す
  • 電話でコンタクトしてきた知らない業者には、折り返さない

これが安全な対応の仕方です。

 

ちょっと手間がかかるように見えるかもしれませんね。

でも、詐欺師や迷惑な業者とやり取りするよりは、ずっと手間がかかりませんよ!

子どもや高齢者などへの注意

国際電話詐欺の電話は、年齢性別を問わず、誰にでもかかって来る可能性があります。

ですから、

  • 子ども
  • 高齢者
  • スマホに慣れていない人や、機械の操作が不得意な人

といった人が身近にいるなら、ぜひ

『相手の分からない電話には出てはいけない』ということを、よく伝えてください。

迷惑電話ブロックアプリを入れてあげるのも、おすすめです。

 

また、子どもがスマホを使う場合には、発着信の制限ができるフィルタリングもぜひ活用してください。

 

子どもは好奇心が強いですから、

「『+』で始まる電話は海外からの電話だから、着信があってもかけちゃいけないよ。」

と言われたら逆に、好奇心に負けてかけてしまいかねません。

子どもの頃の筆者なら、やると思います(笑)

そういった形での発信を防ぐためにも、フィルタリングも上手に使ってくださいね。

 

自分を守るための対策をするとともに、周りの人の対策にも、ぜひ目を配ってあげて下さい。

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まとめ

国際電話詐欺は、

  • 国際電話でワン切りの電話をかける
  • ターゲットがワン切りの電話に折り返して来たら、通話を引き伸ばす
  • ターゲットが払った国際電話料金の一部が、詐欺業者の懐に入る

という手口の詐欺です。

 

1回の電話で詐欺業者が得られる収入は、多くありません。

でも、この詐欺電話を大量にかけることで、詐欺業者は多くの収入を得ることができるのです。

 

国際電話詐欺を防ぐにためは

  • 『+』で始まる国際電話の着信があっても、電話に出ない・かけ直さない
  • 普段電話でやり取りをする相手の番号を登録しておき、登録していない番号からの電話には出ない
  • 迷惑電話ブロックアプリや防犯機能付きの電話機、詐欺電話防止装置などを使う

という対策があります。

 

この詐欺に遭ってしまうと、高い国際電話料金を払わされてしまいます。

また、カモリストに載せられて、さらなる詐欺に遭う可能性もあります。

ぜひ、しっかり対策をしてくださいね!