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ドキドキ文芸部ネタバレ|モニカを消した先、結末はどうなる?

ドキドキ文芸部ネタバレ|モニカを消した先、結末はどうなる?

文芸部の部長・モニカと二人きりになった教室で、会話がいつまでも続きます。恋愛ゲームのご褒美にしては、帰るタイミングが難しすぎるんですよね。

※結末までのネタバレと、作中の自殺・自傷に関する記述があります。

『ドキドキ文芸部!』は2017年のゲームで、2021年の『ドキドキ文芸部プラス!』にも本編が収録されています。

モニカの正体は、自分がゲームの登場人物だと知り、データを書き換えられる部長です。彼女が求めている相手は、画面の外で操作しているあなた。ほかの部員を排除して二人きりの世界を作ります。

そして、モニカを削除したあとに三人を復元するのも、モニカ自身です。ただし通常エンドでは、新部長のサヨリもプレイヤーを独占しようとし、モニカが文芸部の世界を消して終わります。スペシャルエンドで待っているのは、サヨリからの感謝と別れ。

第1幕:詩を交換する文芸部で、サヨリに起きること

詩の交換から世界のやり直しと復元への流れ

サヨリに誘われて入部し、詩で距離が縮まる

主人公を文芸部へ連れていくのは、幼なじみのサヨリ。部室には読書好きのユリ、お菓子作りとマンガが好きなナツキ、部長のモニカがいます。最初は乗り気でなかった主人公も、そのまま入部することに。

放課後の活動は、詩を書いて互いに読み合うことです。詩の単語を選ぶ場面では、サヨリ・ユリ・ナツキそれぞれの好みに合わせて、親しくなる相手が変わります。ユリとの読書やナツキとのマンガ談義など、二人の時間も増えていくんですよね。

気になるのが、モニカの立場。ほかの三人には詩を通じて近づけるのに、モニカには同じ恋愛ルートが用意されていません。部長は恋の相談役。本人も恋愛に参加したいとなると、なかなかつらい配置です。

モニカは、文化祭での詩の朗読を提案します。主人公の担当は、ユリかナツキの準備を手伝うこと。放課後の交流から、週末に二人で過ごす時間へ進みます。

サヨリへの返答を変えても、第1幕の最後は同じ

文化祭が近づくと、サヨリの様子が変わります。主人公が自宅を訪ねると、彼女は以前からうつ病を抱えていたことを打ち明けるんです。明るく周囲を気遣っていた幼なじみが、毎朝起きることにも苦しんでいました。

週末、主人公はユリの飾りつけか、ナツキのカップケーキ作りを手伝います。そのあとサヨリと会い、彼女が主人公への恋心を打ち明けるんです。

主人公に幸せになってほしい気持ちと、自分も彼を好きだという気持ち。その間で悩むサヨリに、主人公は恋愛感情を伝えるか、大切な友人だと答えるかを選びます。恋愛を選んだ場合は、抱きしめ合う場面へ。

翌日の文化祭当日、主人公はサヨリの不穏な詩を読み、彼女の家に向かいます。部屋で見つけるのは、首を吊って亡くなったサヨリです。主人公は自分を責め、ゲームは一度終わったようにタイトル画面へ戻ります。

サヨリは、告白にどちらの返答をしても亡くなります。直前の答えを選び直して救いたくなる場面ですが、この出来事は本編を第2幕へ進める転換点。後にモニカが、サヨリのうつを悪化させる改変をしたと明かします。

第2幕:サヨリが消え、ユリとナツキのいる世界が壊れる

同じ入部から始まっても、サヨリの存在が失われている

再び始まる物語では、サヨリが最初から存在しなかったことになっています。以前のセーブも消え、主人公を文芸部へ誘う役はモニカに交代。主人公やほかの部員たちの記憶からも、サヨリが抜け落ちています。

サヨリの死を覚えているプレイヤーは、そのまま部活の日常に戻されるんです。さっきまで一緒にいた人の話を、周りは誰もしない。入部の場面が繰り返されるほど、彼女の不在を重く感じますよね。

文字化けや人物の画像の乱れが増え、ユリの主人公への執着と自傷も激しくなります。ナツキは父親による虐待や食事を十分に与えられない生活を抱え、文芸部を家より居心地のよい場所として求めているんです。

ユリとナツキの対立も険しくなり、主人公が選ぼうとする相手と、実際に進む場面がずれていきます。文化祭準備の担当を決める場面で、選べるのはモニカだけ。詩で誰かと仲よくなろうとしていた頃の手応えが、どんどん失われるんですよね。

ユリの告白、教室で過ぎる週末、二人の削除

ユリはモニカとナツキを教室から追い出し、主人公に告白します。返答は承諾と拒否の二つですが、どちらを選んでもユリはナイフで自分を刺し、死亡する。この返答も、彼女を救う分岐にはつながりません。

壊れた進行によって、主人公はユリの遺体がある教室に留まり、週末を過ごします。意味の取れない文字が流れ、時間だけが進む。自分で物語を動かしていた感覚が、ここでほとんど奪われます。

月曜日、部室に来たナツキはユリの遺体を見て、吐いて逃げ出します。続いて現れたモニカは状況を受け止めると、ユリとナツキのキャラクターファイルを削除。世界に残るヒロインは、モニカだけになります。

ナツキの本編での末路は、教室から逃げたあとにモニカに削除されることです。

第3幕:モニカの正体と、プレイヤーを独り占めした理由

モニカが好きになったのは、画面の外のあなた

第3幕は、異様な空間に残った教室で、モニカと向かい合うところから始まります。彼女は、自分がゲームの中にいることも、ゲームのデータに手を加えられることも理解している。ここで、それまでの改変を本人が明かします。

モニカは、自分に恋愛ルートが用意されず、ほかの部員ばかりが主人公と近づくことに苦しんでいました。そこでサヨリのうつやユリの執着などを強め、プレイヤーが彼女たちから離れて自分を選ぶように仕向けます。

ところが、改変後もほかの部員との物語は進み、サヨリとユリは自殺に至ります。第2幕の最後にはユリとナツキを直接削除して、モニカは二人きりの状態を作りました。性質の改変と、ファイルの削除が、彼女のしたことです。

モニカは、プレイヤーに現実とのつながりを求めています。彼女の恋愛相手は、ゲームを操作する現実の人間なんです。主人公を通じた恋愛が進んでいた文芸部で、彼女はゲームの外にいる相手を好きになりました。

主人公とプレイヤーの違いを、モニカは知っています。画面のこちら側に話しかけられると、ただ会話を読んでいたつもりでも妙に落ち着かない。マウスを握る手まで意識してしまいます。

モニカを削除すると、怒りのあとに復元が始まる

二人きりになったあと、モニカはさまざまな話を続けます。そのまま待っている間は、この対話が続く状態。恋愛ルートの到着点としては、ずいぶん長いおしゃべりです。

物語を動かすのは、プレイヤーによるmonika.chrの削除。モニカがほかの部員に使ったファイル操作を、今度はプレイヤーが彼女に行うことになります。

削除されたモニカは、最初はプレイヤーを責めます。それでも好きだという気持ちが残り、友人たちにひどいことをした自分を振り返る。そこでモニカは、自分がいない状態のゲームと、サヨリ・ユリ・ナツキを復元します。

この場面には、少し息をつきたくなりますよね。サヨリたちが帰ってきた! ただ、文芸部の部長という立場が、今度はサヨリに渡ります。

第4幕の結末:通常エンドとスペシャルエンドはどう違う?

通常エンドとスペシャルエンドの結末の違い

通常エンドは、サヨリの独占をモニカが止める

復元された文芸部には、部長のサヨリと、ユリ、ナツキがいます。主人公が入部を決め、部員たちと穏やかに過ごす。モニカのいない世界で、ようやく普通の部活動が始まりそうに見えるんです。

ところが通常エンドのサヨリは、プレイヤーがモニカを消したことまで知っています。部長になったことでゲームの実態を知り、モニカと同じようにプレイヤーと二人きりになることを望むんです。

その瞬間、削除されたはずのモニカが介入します。サヨリがプレイヤーを傷つけるのを止め、サヨリを削除。文芸部では幸せを得られないと考え、世界を終わらせます。

スタッフロールでは、モニカがピアノと歌で別れを告げ、ゲームのデータが削除されていきます。最後に残るのは、文芸部を解散したことと、参加してくれたプレイヤーへの感謝をつづったモニカの手紙です。

通常エンドの着地は、モニカを消したあとも繰り返される独占を、モニカ自身が世界ごと終わらせること。救い直したサヨリたちとの日常は短く、最後の別れまで彼女が担います。

スペシャルエンドは、サヨリが全員への思いを受け取る

本編の必要なイベントCGをすべて見た状態で進むと、最後のサヨリの反応が変わります。CGは、登場人物と親しくなった場面などで出る、一枚絵のことです。

このサヨリも、プレイヤーがゲームの外にいることや、それまでの出来事を理解しています。そのうえで、皆と過ごし、つらいときに支えようとしてくれたプレイヤーに感謝するんです。

サヨリは、皆がプレイヤーを好きだと伝え、涙ながらに別れを告げます。スペシャルエンドのサヨリが選ぶのは、プレイヤーへの感謝です。皆を思ってくれた時間を受け取って、お礼を言うんですよね。

その後はモニカの歌とスタッフロールが流れ、最後に制作者ダン・サルバトのメッセージが届きます。通常エンドの解散の手紙と比べ、こちらは遊びきった人への感謝で締まる結末です。

スペシャルエンドも、第1幕のサヨリの死、第2幕のユリの死と二人の削除、第3幕のモニカとの対話を経て到達します。最後に変わるのは、サヨリがプレイヤーの行動をどう受け止め、どんな別れを選ぶかなんですよね。

結末最後のサヨリスタッフロール後
通常エンド二人きりを望み、モニカの介入で削除されるモニカによる文芸部解散の手紙
スペシャルエンド部員全員を支えたプレイヤーに礼を言い、別れを告げるダン・サルバトからのメッセージ

考察:モニカが自分を外して部員を戻したこと

私は、モニカが自分を復元から外す場面に、彼女の変化がいちばん出ていると感じます。それまで欲しかったのは、自分が選ばれる世界。削除されたあとには、プレイヤーと友人たちが過ごせる世界を作り直します。

通常エンドではサヨリの独占を見て、文芸部を終わらせるところまで進む。そんなモニカが最後に歌うので、怖さに加えて、かなり寂しさも残るんですよね。二人きりの教室にいたときと、別れのときでは、彼女が相手に求めるものが変わったように感じます。

注意:最初にモニカを消すと、サヨリの早期エンドへ

物語を始める前にモニカのファイルを消すと、通常・スペシャルとは別の早期終了になります。第3幕まで進めたあとに削除する場合と、結果が違うんです。

この分岐では、サヨリが部長としてゲームの実態に気づき、混乱してゲームを終了させます。再起動後には、首を吊ったサヨリと終了の表示が現れ、しばらく待つと、これで皆が幸せになれるという言葉が出ます。

サヨリの死を避けたい気持ちで先にモニカを消しても、たどり着くのはこの早期エンド。モニカを削除する時点が、物語の進み方を変えます。

スペシャルエンドを目指すなら、詩を作る前のセーブから

セーブとロードで必要な本編CGをそろえる手順

スペシャルエンドの条件は、必要な本編CGをすべて見たうえで最後まで進むことです。一人との場面だけを追うプレイから、サヨリ・ユリ・ナツキそれぞれとの時間を重ねるプレイへ。最初の詩を作る前のセーブが、そのやり直しに使えます。

  1. 第1幕で、最初の詩の単語を選ぶ前にセーブ。三人との交流が分かれる前の状態を残します。
  2. 一人の好みに合わせて詩を書き、イベントCGを見る。ナツキとユリは、それぞれを手伝う文化祭準備の場面もあります。サヨリは恋愛感情を伝えたあとの抱擁も対象です。
  3. サヨリの死亡場面に進む前に、最初のセーブへ戻る。残る部員との場面も同じようにたどります。第1幕の終わりまで進むと、以前のセーブは失われます。
  4. 三人との必要な場面を見たら、第2幕、第3幕へ進む。モニカと向かい合うCGも見たあとに、彼女のファイルを削除します。その先が、第4幕のサヨリとの再会です。

最後のお礼につながるのは、部員それぞれと過ごした記録。誰か一人に一直線だった人ほど、別の部員の穏やかな場面も見たくなると思います。

原作PC版でモニカの削除対象になるのは、ゲームの保存先にあるcharactersフォルダのmonika.chrです。Plus版では、ゲーム内の仮想デスクトップで同じファイルを削除します。Plus版の操作場所は、ゲーム内のデスクトップです!文芸部でファイル管理まで担当することになるなんて、仕事が増えるのが早いですね。

クリア後に最初からやり直す方法も版ごとに違います。原作PC版はgameフォルダのfirstrunを削除し、再起動時に以前のデータを消す選択へ。Plus版は仮想デスクトップのファイルにあるreset.shを実行すると、本編を初期化できます。

プラス版のサイドストーリーで会える、友情を育てる四人

発売元Serenity Forgeの公式ローンチトレーラーです。

『ドキドキ文芸部プラス!』には、本編に加えて、部員同士の出会いと友情をたどるサイドストーリーが収録されています。二人ずつの関係を描く六つの物語に、四人の友情を扱う短い「平等(Equals)」が加わります。

サイドストーリーは、原作本編とは別の時系列にある物語です。モニカたちは互いの苦手なことや不安に向き合い、相手の気持ちを知りながら親しくなります。文芸部が、皆の好きなものを持ち寄れる場所になっていくんです。

本編では、相手を選ぶことや排除することが関係を壊しました。こちらで育つのは、違いがあっても友達として付き合っていく関係。詩やマンガの話をしている四人に会うと、「こういう放課後を続けてほしかったな」と思いますよね。

本編を終えて、部員同士がもっと仲よくなる時間に会いたい人には、この友情の物語があります。モニカも一人の部員として友人たちと向き合うので、彼女の別の表情も楽しめます。

よくある質問(FAQ)

モニカはゲームに入り込んだ本物の人間?

モニカは、自分の世界がゲームだと認識した登場人物です。現実にいるプレイヤーへ恋愛感情を持ち、世界のデータを変える力を使います。彼女は、ゲーム内から現実の人間に話しかけているんです。

サヨリに「好き」と答えたら、スペシャルエンドになる?

サヨリとの抱擁は条件の一部です。ほかの部員との必要CGと、第3幕のモニカのCGもそろって、最後の分岐が変わります。恋愛の返答を選んだ場合も、第1幕の最後はサヨリの死なんです。

ナツキはユリのあとに自殺する?

ナツキはユリの遺体を発見して部室から逃げ、その後モニカに存在を消されます。第4幕で彼女が戻る場所は、サヨリが部長を務める文芸部です。

モニカと話し続けると、いつかエンディングになる?

第3幕は、モニカのファイルが残っている間、対話が続きます。彼女の削除が、三人の復元と最後の文芸部へ進むきっかけです。もう一話だけ、のつもりがなかなか終われない時間ですね。

まとめ

『ドキドキ文芸部!』は、モニカが現実のプレイヤーとの関係を求め、ほかの部員とゲームを変えていく物語です。サヨリの死から世界がやり直され、ユリの死とナツキの削除を経て、モニカとの対話にたどり着きます。

プレイヤーがモニカを消すと、三人が戻り、サヨリが部長になります。通常エンドは独占の再発と文芸部の解散へ。全員との必要CGをそろえたスペシャルエンドは、サヨリの感謝と制作者からのメッセージへ進みます。

第3幕でモニカを消すと、皆が帰ってくる。その先で問われるのが、誰と、どれだけ時間を過ごしてきたかです。最後にサヨリから届く言葉まで含めて、部員たちと過ごした放課後が残ります。

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